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佐野駅は、群馬県、埼玉県、茨城県と接する栃木県南部の中心都市で、JR線と東武線が乗り入れている交通の重要な駅です。富岡製糸場や足利、桐生など観光地への起点になります。そんな、佐野駅を利用する前に調べておきたい5個の基礎知識をまとめました。佐野駅とは?
佐野駅は、栃木県佐野市若松町にあるJR東日本と東武鉄道の駅で、地上駅(橋上駅舎)です。JR佐野駅は1888年に両毛鉄道の駅として開業し、日本鉄道に譲渡されたのちに旧国鉄の駅となりました。東武鉄道の佐野駅は1890年に安蘇馬車鉄道の駅として開業し、佐野鉄道を経て東武鉄道の駅となりました。その後、東武鉄道が佐野線に乗り入れ接続駅となり、栃木県南部の中心駅となっています。
乗り入れる路線
佐野駅には、JR東日本の両毛線と東武鉄道の佐野線が乗り入れていて、接続駅になっています。JRと東部の乗換改札口はありません。一旦改札口を出て隣合わせになっている相互の会社の改札口を利用します。2014年3月に東部の駅で自動改札機が設置されましたので、PASMO・Suicaの利用ができるようになり、乗換が便利になりました。
時刻表
JR東日本の佐野駅は両毛線の高崎~小山間の普通列車が停車します。また、下りは一日に一本の黒磯行きと宇都宮行きが停車します。東部佐野駅は普通列車と一日一本の特急「りょうもう」が停車します。
各路線の時刻表詳細
JR佐野駅 http://www.jreast-timetable.jp/timetable/list0752.html
東部佐野駅 http://railway.tobu.co.jp/guide/station/info/2406.html
1日の駅利用者数
佐野駅の一日の平均乗車客数はJR・東部ともに、過去10年間で微増減はあるもののほとんど変化はありません。平成13年度の一日の平均乗車客数は、JR東日本が3,542人、東武鉄道は3,199人となっています。
周辺観光スポット
旧街道めぐり
佐野駅近くには、かつての日光例幣使街道と江戸街道が交差する交通の要所でした。佐野駅を出発して、殿町通り~例幣使街道~安蘇の河原~江戸街道~鋳物師街並みを巡って佐野駅まで戻るコースが「旧街道めぐり」です。江戸の面影を残す町並みや、民家や商家など当時の建造物、史跡を訪ねる旅は、歴史好きにはたまらなく郷愁を誘うスポットです。関東菊花競技大会
毎年11月1日から11月23日に開催される、菊の祭典です。開催場所の佐野厄除け大師は色とりどりの菊の花の鮮やかさと、におい立つ菊の香りに包まれます。関東菊花競技大会は、昭和4年に初めて開催されて以来途切れることなく続けられている、歴史ある大会です。展示されている大小さまざまな、見事な菊の花を見るのももちろん楽しみですが、大会出場者の誇りに満ちた表情と自信たっぷりの説明に耳を傾けるのも楽しみの一つです。佐野らーめん
佐野市は、ラーメンの街として知られています。佐野ラーメンは地元産の小麦と日本名水百選にも選ばれている良質の水を使い、青竹打ちという製麺により作り出される腰の強い麺が特徴です。スープは透明感のあるさっぱりした味です。佐野市には二百十数軒のラーメン屋さんが、スープや盛り付けなど各店舗の特徴を出して競い合っています。この町で自分好みのラーメン探しをしてみませんか。■ 基本情報
- ・名称:JR東日本 佐野駅
・住所:栃木県佐野市若松町
・営業時間:きっぷうりば 5:20~23:45
・公式サイトURL:http://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=752
・名称:東部鉄道 佐野駅
・住所:野市若松町外堀539
・電話番同:0283-22-4970
・公式サイトURL:http://railway.tobu.co.jp/guide/station/info/2406.html