山崎城のある天王山の中腹にある宝積寺(宝寺)。大仏建立の責任者となった高僧「行基」が聖武天皇の勅願により建立したそうです。こちらには聖武天皇が龍神から授けられたと伝わる打出と小槌が祀られていることから宝寺と呼ばれるようになりました。
宝積寺は貞永元年の火災により焼失し、仏像なども全てが灰になりました。そな後に中興されたようですが詳しい事は謎。山崎の戦い(豊臣秀吉と明智光秀が戦った)の舞台であり、秀吉の本陣がこちらの宝積寺に置かれました。幕末の禁門の変では、真木保正らら一七烈士が陣地を置いたのもこちらです。
本尊の十一面観音像は重要文化財とされていて、胎内からは経巻や仏像が発見されています。特徴のある仏像は鎌倉時代の傑作でもたり、三重の塔は『山崎の合戦』では一夜にして建てられたとの逸話も残こっていますよ!!歴史的な観点からも魅力的です。
塔内には、大日如来像が安置されていると豊臣秀吉らしさが見えかくれしているのも気になります。「秀吉 出世石」が境内に残されていて「山崎の合戦」では、この石に腰掛け指揮をとっていたそうです。
院範・院雲ら院派の仏師により作成された事がわかっていて、かなり古いものであることがわかっているそうです。
都に上り、腕を磨いて鬼を退治し『打出と小槌』で立派な若者になりました。この一寸法師は、宝積寺で剣の修行をしたと伝わります。
天王山の中腹にあるので、ハイキングを楽しみながら立ち寄れるようになっています。山中なので軽装で訪れてください。
1.「宝積寺(宝寺)」とは?
宝積寺は貞永元年の火災により焼失し、仏像なども全てが灰になりました。そな後に中興されたようですが詳しい事は謎。山崎の戦い(豊臣秀吉と明智光秀が戦った)の舞台であり、秀吉の本陣がこちらの宝積寺に置かれました。幕末の禁門の変では、真木保正らら一七烈士が陣地を置いたのもこちらです。
2. どんな魅力が?
本尊の十一面観音像は重要文化財とされていて、胎内からは経巻や仏像が発見されています。特徴のある仏像は鎌倉時代の傑作でもたり、三重の塔は『山崎の合戦』では一夜にして建てられたとの逸話も残こっていますよ!!歴史的な観点からも魅力的です。
3.見どころ・お勧めポイント
秀吉の遺構
三重の塔は、豊臣秀吉が山崎の合戦の際に一晩で建てられたものだそうです。打出と小槌が秀吉に運を授けたとも伝わり、秀吉は晴れて天下人となるのです。宝積寺の隣には大山崎荘美術館からも見えるくらいに立派ですよ。塔内には、大日如来像が安置されていると豊臣秀吉らしさが見えかくれしているのも気になります。「秀吉 出世石」が境内に残されていて「山崎の合戦」では、この石に腰掛け指揮をとっていたそうです。
本尊の十一面観音菩薩立像
慶長十一年に改築された本堂には本堂の十一面観音菩薩が安置されています。本堂は桃山風の彫刻を施した素晴らしいものでもあり、十一面観音と共に見ごたえがあります。院範・院雲ら院派の仏師により作成された事がわかっていて、かなり古いものであることがわかっているそうです。
小槌宮
桓武天皇の夢枕に龍神が現れ『打出と小槌』を授けたと言われています。これは神器とされ、小槌宮に安置されています。打出と小槌と聞けば思い浮かぶのが「一寸法師」ですね。都に上り、腕を磨いて鬼を退治し『打出と小槌』で立派な若者になりました。この一寸法師は、宝積寺で剣の修行をしたと伝わります。
4.口コミ
天王山 宝積寺(宝寺) 山崎の戦いの際、秀吉はここを一時ここに陣を置いたそうです。 秀吉が腰掛けたという石も! その名も「出世石」 pic.twitter.com/z2FAgoFmR9
— Mitty (@Mitty_3000) 2015, 6月 12
I’m at 天王山/銭原山 宝積寺 (宝寺) in Ōyamazaki-chō, 京都府 https://t.co/hSU4ODcrrO pic.twitter.com/zSNSj3WLaq
— NT/fiv|いよしこくE7 (@ntfiv) 2015, 4月 7
大山崎山荘美術館の後、おとぎ話で一寸法師が修業したとされる宝積寺(宝寺)へ!ばっちり紅葉してました(^^) http://t.co/hFf4IwiSzp
— 川見直通 (@kawaminaomichi7) 2014, 11月 19
5.詳細
■ 基本情報
- ・名称: 宝積寺(宝寺)
- ・住所: 京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字銭原1番地
- ・アクセス: JR東海道本線 「 山崎駅 」・阪急 京都線 「 大山崎駅 」 徒歩約20分
- ・営業時間: 9:00~16:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 075-956-0047
- ・拝観料金: 境内無料、閻魔堂400円
- ・所要時間: 30分
- ・オススメの時期:
- ・公式サイトURL: (山崎観光案内所)http://oyamazaki.info/archives/1407
天王山の中腹にあるので、ハイキングを楽しみながら立ち寄れるようになっています。山中なので軽装で訪れてください。