Takuma Kimura
華道(いけばな)は日本の長い歴史の中で、人々に受け継がれてきた伝統文化の一つです。華道の歴史を学ぶならここです!いけばな発祥の地、六角堂・頂法寺に建つビルにあります。いけばなは飛鳥時代に仏前に花を供えることから始まり、室町時代に武家社会に根付き、江戸中期に庶民の家でも花を生けるようになり、全国に広がりました。池坊の550年以上の歴史は、花や草木に心を感じ、真実を極め続けた歴史でもあります。いけばな資料館とは?
六角堂頂法寺の境内に建つ池坊ビルの3階。500年以上の歴史を有するいけばなに関する資料を中心に、歴代華道家元の花伝書、秘伝書など古文献や、花器、屏風、軸物、工芸品、池坊会館建設にともなう発掘調査の出土品、六角堂頂法寺の什物などを常時展示しています。いけばな資料館の魅力
池坊専好の立花図は、重要文化財にも指定されています。 時代の流れに沿った展示のほか、特定のテーマに基づく展示コーナーも設けており、年に一回展示替えをおこなっています。4月・11月にはイベントが行われ、たくさんの人が訪れます。周辺のおすすめ観光スポット
六角堂
六角堂は、聖徳太子による建立だといわれています。当時、その池の近くに小野妹子を始祖とする僧侶の住坊(寺坊)があったことから、「池坊」と呼ばれるようになりました。代々の住職は、朝夕と仏前に花を供えていましたが、その中からいけばなの名手が現れ、いけばなが人々に広く伝えられるようになり「日本のいけばなの発祥の地」となりました。聖徳太子がが沐浴をしたとされる池は、現在、跡地が遺されています。二条城
二条城は、江戸時代、徳川幕府における京都の拠でした。徳川家康が慶長8年(1603年)に京の宿館として建設した平城。家康と豊臣秀頼との会見場所となったほか、幕末の慶応3年(1867年)には15代将軍慶喜がここで大政奉還を行ったのは有名です。城内全体が国の史跡に指定されている他、二の丸御殿(6棟)が国宝に、22棟の建造物と二の丸御殿の障壁画計1016面が重要文化財に、二の丸御殿庭園が特別名勝に指定されています。京都御所
京都御苑の北西寄り、築地塀で囲まれた面積約11万平方メートルの区域が京都御所です。京都御所は、皇室関連施設で、14世紀以来、1869年までの間、歴代天皇が居住し儀式や公務を執り行う場所でした。御所のとても広い敷地にはかつての内裏に属していた多くの建物と庭園が残っています。京都御所は、平安時代の内裏とは位置が異なり、建物も江戸時代末期の再建ですが、建築、庭園、障壁画が一体となって日本の伝統文化の粋を今に伝えてくれます。口コミ
http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g298564-d8309587-r277931934-Ikebana_Mu…
■ 基本情報
- ・名称:いけばな資料館
- ・住所:中京区六角通東洞院西入ル 池坊3階
- ・アクセス:市バス「烏丸三条」下車徒歩1分、地下鉄「烏丸御池」駅下車徒歩1分
- ・営業時間:9:00~16:00
- ・定休日:土曜・日曜・祝日・年末年始・お盆期間
- ・電話番号:075-221-2686
- ・料金:無料 ※要予約
- 4月・11月の行事期間中は有料 ※予約不要