「三豊市」とは?
平成18年1月1日に高瀬町、山本町、三野町、豊中町、詫間町、仁尾町、財田町の7町が合併してできたまだ新しい市です。「三豊市」は香川県の西部にあり北東部は象頭山(琴平町)、大麻山など、南東部は讃岐山脈の中蓮寺峰、猪ノ鼻峠など、北西部は荘内半島があり、その南部には砂浜の美しい海岸線が続き、粟島、志々島などの島しょ部もあります。三豊平野が広がり、東から西に向かって財田川、東から北に向かっては高瀬川が流れ、豊かな田園地帯が広がっています。「三豊市」 魅力は?
瀬戸内海に北西に突き出た荘内半島から四国山脈までつながる縦に膨らんだ地域です。荘内半島は三方向が海に面しており、半島の中央に「紫雲出山(しうでやま)」がそびえるというユニークな地形です。浦島太郎の伝説は日本国内十数カ所にありますが、三豊市詫間町もそのひとつで、浦島伝説にまつわる地名、遺跡が数多く残っています。町花のマーガレットや町木の桜などの、花の名所が多数点在しています。「三豊市」の歴史
平成17年2月10日、7町は三豊合併協議会を設置し、人口7万3千余人の新市誕生を目指して合併協議を開始しました。三豊地区の中心部に位置する高瀬町、山本町、三野町、豊中町、詫間町、仁尾町、財田町の7町は海、山、平野部と「田園都市」を形成するのにふさわしい条件を備えていて、また古くから共通の生活・文化圏のもとに、様々な交流やふれあいを積み重ねていました。そして平成18年1月1日に三豊市が誕生することが正式に決まり、新しい三豊市が誕生しました。おすすめ観光スポット
漂流郵便局(旧粟島郵便局)
瀬戸内にあるスクリュー型の小さな島、 粟島の丁度真ん中に在る「漂流郵便局」は瀬戸内芸術祭の作品のひとつとして、2013年に旧粟島郵便局を利用してつくられました。届け先の分からない手紙を受け付ける郵便局として「漂流郵便局留め」という形で、いつか宛先不明の存在に届くまで手紙を漂わせて預かる郵便局として、過去/ 現在/ 未来、もの/ こと/ ひとなど何宛でも受け付けています。漂流郵便局に届いた手紙は「アート作品」なので、誰でも読むことができるようになっています。※「漂流郵便局」はアート作品であり、日本郵便との関連はありません。
■ 基本情報
- ・名称:漂流郵便局
- ・住所:香川県三豊市詫間町粟島 1317-2
- ・アクセス: 須田港から定期船で15分 粟島港から徒歩10分
- ・営業時間:第二・第四土曜日 13:00~16:00
- ・公式サイトURL:http://missing-post-office.com/
紫雲出山
標高は荘内半島の中で最も高い352mあり、山頂展望台からの長めは抜群です。天気のいい日には、南は四国山地から北は瀬戸の島々を一望できる場所です。「紫雲出山」の山名は浦島太郎が玉手箱を開け、出た煙が紫の煙になって山に雲がかかったところからつけられたといわれています。春には桜、夏にはアジサイが訪れる人たちを楽しませてくれます。頂上近くには、約2000年前に高地性集落を作っていた弥生人の生活を紹介した展示パネルや、重要な埋蔵物を展示した「紫雲出山遺跡館」があります。■ 基本情報
- ・名称:紫雲出山
- ・住所:三豊市詫間町大浜(荘内半島)
- ・アクセス:JR詫間駅より車で30分
- ・営業時間:9:00~17:00(紫雲出山遺跡館)
- ・定休日:12/29~31、1/1~3の午後 (紫雲出山遺跡館)
- ・電話番号:0875-84-7896 (紫雲出山遺跡館)
- ・公式サイトURL:http://www.city.mitoyo.lg.jp
津嶋神社
宝永3年(1706)に富山安兵衛が社殿を造営したと伝えられる津嶋神社は、眺めも良く情緒あふれる神社で、浮世絵師二代安藤広重の絵にも描かれています。大正時代の中頃から流行り病から子どもを守るために多くの人が参拝するようになり、今では子どもの守り神様として知られています。昔は「ねずみ島」と呼ばれた岩島は、深い緑に覆われて銅版葺きの本殿が建てられています。対岸には祈祷殿や社務所・参集殿などがあり、本殿へは、夏季大祭(毎年8月4日・5日)の2日間のみ海岸から島まで渡り橋がかかけられ、早朝から夜まで子連れの参拝者で賑わっています。四季折々の夕景の素晴らしさは日本一といわれています。■ 基本情報
- ・名称:津嶋神社
- ・住所:三野町大見甲6816-2
- ・アクセス:【鉄道】JR予讃線 津島ノ宮駅から徒歩すぐ
- ※津島ノ宮駅は、夏季大祭のときのみ開設される臨時駅です。
- 【お車】三豊鳥坂インターから約10分
- さぬき豊中インターから約25分
- ・電話番号:0875-72-5463
- ・公式サイトURL:http://www.tsushima-jinja.com/index.html
おすすめ名産グルメ
名物 鳥坂まんじゅう
創業は150年の江戸時代から続く峠のまんじゅう店「鳥坂まんじゅう」は、地元でも人気のお店です。甘酒の入った生地で甘さ控え目のこしあんを包んでいる蒸し饅頭は、30分もかけてじっくり蒸し上げているそうです。一口で食べられる大きさで、ほんのり塩気がきいていて餡子の甘さとよく合い、いくらでも食べられそうな素朴な饅頭です。蒸したてが一番おいしいので、その場でひとつ食べてみる事をおすすめします。■ 基本情報
- ・名称:名物 鳥坂まんじゅう
- ・住所:香川県三豊市三野町大見乙39-2
- ・アクセス:三豊鳥坂I.Cから約5分
- ・営業時間:9:30~19:00 (売り切れしだい終了)
- ・定休日:火曜日
- ・電話番号:0875-73-5607
イベント
フラワーパーク浦島は広大な農地に、マーガレットやキンセンカ、コスモスなどを植えた市営の花畑です。中でもマーガレットが満開になる5月の美しさは格別で、一面が真っ白い花に埋め尽くされます。その5月頃には花摘みイベントが開催されています。瀬戸内海も見渡せる場所で花の香りと共に、旅の美しい思い出を作ってくれます。夏からひまわり秋にかけてコスモスと、季節ごとに様々なイベントが開催されています。「三豊市」へのアクセス
【飛行機】羽田空港から高松空港(1時間15分)から(車で50分)
【JR】
東京駅から新幹線(3時間30分)から岡山駅~
名古屋駅から(1時間40分)から岡山駅~
新大阪駅から(50分)から岡山駅~
博多駅から(1時間50分)から岡山駅~
岡山駅から特急(1時間)瀬戸大橋線・土讃線 詫間駅から特急 (5分) 高瀬駅
【瀬戸大橋経由】
倉敷JCTから三豊鳥坂I.C(50分)~ さぬき豊中I.C(5分)
詳細
■ 基本情報
- ・名称:三豊市(市役所)
- ・住所:香川県三豊市高瀬町下勝間2373番地1
- ・電話番号:0875-73-3000
- ・公式サイトURL:http://www.city.mitoyo.lg.jp/forms/top/top.aspx
三豊市内の交通手段としては、市内をぐるぐる回っている乗車料金100円の「コミュニティバス」を利用することができます。路線によっては日曜日に運休している場合があるので、市のHPで確認してください。