kennejima
讃岐うどん発祥の地として知られ、南部には山林が広がり、北部は小山に囲まれた起伏の多い丘陵地です。町名の由来ともなった清流綾川は、南東部の山中に源を発して、府中湖を経て坂出市に流入しています。綾川上流の柏原渓谷は讃岐百景の一つになっており、水と緑の豊かな美しい自然が広がっています。「綾川町」とは?
綾川町は、香川県のほぼ中央に位置し、平成18年3月21日に綾上町と綾南町が合併して誕生した、総面積109.75平方キロメートル(平成26年10月1日現在)、人口約25,000人の町です。のどかな田園地帯が広がり、町域を綾川が北流しています。町内には約60基の古墳や推定200基以上の窯跡があります。また、平安時代の讃岐国の国司だった菅原道真ゆかりの滝宮天満宮では、滝宮の念仏踊が有名です。町内の神社では、全国的にも珍しい親子獅子舞が奉納されてます。どんな魅力があるの!
西暦804年、唐に渡った空海より麺の製法を伝授された智泉大徳が故郷滝宮の両親に麺を振舞ったのがうどんの起源とされ、「うどん」の発祥の地と知られています。現在でも人気のうどん店として、山越、池内、田村、松岡、岡など町内に多数点在しています。「うどん」と「どじょう」をいれた味噌風味のどじょう汁が郷土の料理で、お祭りなど人が集まるときに食べられています。綾川に行ったらできること!
手打ちうどん教室
綾川町道の駅内の「うどん会館」では、讃岐の風土が培った伝統の味さぬきうどんを、味だけでなくその製法を皆様にお伝えし、ご家庭でも気軽に味わっていただきたいという思いから、体験教室を開いています。讃岐うどん発祥の地で、自分で打った讃岐うどんを味わってみませんか。
道の駅には「ふれあい産直市」「レストラン」などがあります。うどんとだしが入っているさぬきうどんアイス(200円~)もおすすめです。
- ■ 基本情報
- ・名称: 道の駅 滝宮「綾川町うどん会館」
- ・住所: 住所綾歌郡綾川町滝宮1578
- ・アクセス:お車で:高松道高松西ICから約20分 駐車場あり
- 電車で:コトデン滝宮駅から徒歩約10分
- ・駐車場:あり
- ・営業時間: 9:30~11:00、14:00~15:30
- ・定休日: 第1,3火曜、日曜・祝祭日
- ・電話番号:087-876-5018 (3日前までの要予約)
- ・料金:大人1,620円(税込)・小人 1,080円(税込)
- ・所要時間: 1時間30分
- ・公式サイトURL: http://www.ryonan-udon.co.jp/
- ※インターネットでのお申し込みは5日前まで
おすすめ観光スポット!
滝宮天満宮
天満宮の祭神である菅原道真は886年(仁和2年)から890年(寛平2年)の間、讃岐守として讃岐国に赴任していました。滝宮天満宮がある場所は、かつて讃岐国国司の官舎(有岡屋形)が存在した場所といわれています。無形文化財:国指定の重要無形民俗文化財の「念仏踊」が8月25日の午前中に滝宮神社、午後に滝宮天満宮で奉納されています。讃岐守菅原道真が雨乞いによって讃岐を大干ばつから救ったことを讃えて始まり、後に法然が振付けをしたと伝えられています。また、香川県で最も有名な学問の神様として受験シーズンには特に多くの参拝者を集めています。■ 基本情報
- ・名称: 滝宮天満宮
- ・住所: 香川県綾川町滝宮1321
- ・アクセス: お車で:高松道高松西ICから約20分
- 電車で:コトデン滝宮駅から徒歩約8分
- ・駐車場:無料(10台)
- ・電話番号: 087-876-0199
- ・公式サイトURL: http://www.takinomiyatenmangu.com/
山越うどん
清流、綾川のほとりでうどんを作り続けて60年あまり、最初は近所の人がうどん玉を買いに来たり、丼を持って食べに来たりする、小さな地元の製麺所としてスタートしました。”山越“ といえば「かまたま」が有名ですが、もともとは県内の製麺所やうどん店などで常連さんたちが普通に食べていた ”名無しのメニュー” でした。「かまたま」のブレイクは山越あってこそといっても過言ではありません。讃岐うどんの一大ブームの頂点を過ぎても客足が衰えることはなく、休日にはあいかわらずの行列が続いています。最近で店内のスペースを拡大し、日本庭園やお土産物売り場などを充実させ、県外からこられたお客さんに喜ばれています。
■ 基本情報
- ・名称: 山越うどん
- ・住所: 香川県綾歌郡 綾川町羽床上602ー2
- ・アクセス: 高松空港より車で約10分
- 瀬戸中央自動車道:坂出ICから約30分
- 高松自動車道:高松西ICから約30分
- ※〈ETC搭載車〉の場合、府中湖スマートICで降りるのがおすすめです。約15分
- ・駐車場: 約200台
- ・営業時間:9:00~13:30
- ・定休日: 定休日日曜日 (その他臨時休業あり)
- ・電話番号: 087-878-0420
- ・公式サイトURL: http://www.yamagoeudon.com/
柏原渓谷キャンプ村 TaTuTaの森
綾川の清流沿いに広がる自然豊かな渓谷です。暖炉がついたコテージがあるキャンプ場「TaTuTaの森」や国内最大級のログペンション、会議や研修に利用できる「ふるさと研修館」があります。柏原渓谷に広がるキャンプ場は、せせらぎに添った棚田の跡地に作られていて、お風呂(温泉)がついたコテージには暖炉の設備もあります。春夏はファミリーやグループで、秋冬はカップルでロマンチックに過ごすのもおすすめです。
■ 基本情報
- ・名称: TaTuTaの森
- ・住所: 綾歌郡綾川町枌所東3808
- ・アクセス:高松中央ICより車で約1時間
- ・営業時間: 受付時間8:30~17:00
- コテージ チェックイン15:00~17:00、チェックアウト10:00
- バンガロー チェックイン12:00~17:00、チェックアウト11:00
- ・電話番号: 087-878-3340
- ・料金: コテージ使用料(宿泊) 4人まで15000円
- ・公式サイトURL: http://www.town.ayagawa.kagawa.jp/docs/2011071300041/
おすすめ名産グルメ
讃岐の酒「綾菊」
「綾菊」の創業は寛政2年(1790)のことです。「綾菊」は、創業当時からの姿勢のまま、地元の酒米オオセトでの酒造りを継承しています。そんな思いをしっかりと受け止めて「綾菊」ならではの酒造りに闘志を燃やしてくれたのが、杜氏・国重弘明です。全国新酒鑑評会で13年連続金賞受賞、通算20回の受賞に輝き、また「現代の名工」にも選ばれています。まろやかでクセがなくのみやすい日本酒として地元でも愛され続けています。香川県産のお米と水でつくられたこだわりの讃岐の酒「綾菊」をぜひお試しください。■ 基本情報
- ・名称: 綾菊酒造株式会社
- ・住所: 香川県綾歌郡綾川町山田下3393番地1
- ・電話番号:087-878-2222
- ・公式サイトURL: http://www.ayakiku.com/history.php
- ・購入先:県内各地のお土産物店・デパート・スーパーなど日本酒を扱っているところなら
- ほとんど購入可能です。
イベント
滝宮の念仏踊
886年の春から4年間、讃岐の国司を務めていた菅原道真。赴任中に大変な干ばつが起こりましたが、道真公自らが七日七夜祈り続けたことで、三日三晩大雨が降り続きました。農民たちは、滝宮の館の前で大喜びし唄い踊ったのが「念仏踊」の始まりとも、道真公の死を悼み盂蘭(うら)盆の日に踊ったのが始まりともいわれています。現在でも8月25日に滝宮神社と滝宮天満宮で行なわれ、全国に残る「念仏踊り」のルーツと言われています。鉦と太鼓の鳴り響く中、独特の衣装を着けた踊り手が念仏「ナムアミドーヤ」と唱えながら大うちわを振って飛び跳ねるように踊るのが特徴です。
「綾川町」へのアクセス!
【飛行機】羽田空港から高松空港(1時間15分)から(車で15分)
【JR】
東京駅から新幹線(3時間30分)から岡山駅~
名古屋駅から(1時間40分)から岡山駅~
新大阪駅から(50分)から岡山駅~
博多駅から(1時間50分)から岡山駅~
岡山駅から特急(1時間)瀬戸大橋線・土讃線 琴平駅から(車で15分)
【ことでん】
高松築港駅から(1時間)琴平線から琴電滝宮駅から(車で5分)
【瀬戸大橋経由】
関西方面・九州方面から山陽道から倉敷JCT(30分)瀬戸中央自動車道 坂出I.Cから(30分)
【明石海峡大橋経由】
関西方面から垂水JCTから(1時間)神戸淡路鳴門自動車道 鳴門I.Cから(1時間10分)
高松自動車道 高松西I.Cから(30分)
※〈ETC搭載車〉の場合、府中湖スマートICで降りるのがおすすめです。(15分)
詳細
■ 基本情報
- ・名称: 綾川町
- ・住所: 香川県綾歌郡綾川町
- ・電話番号: 087-876-1111(綾川町本庁総合案内)
- ・公式サイトURL: http://www.town.ayagawa.kagawa.jp/
綾川町は花の名所も多く、町花の「水仙」は西分地区の水仙ロードが特に有名で、滝宮天満宮は町木の「梅」と桜の名所として満開の季節には、多くの観光客が訪れています。