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千頭駅はSLが走る大井川鉄道の駅です。大井川鉄道は大井川に沿って風光明媚な地域を走りますが、SL列車の旅や生ビール列車の旅など、鉄道そのものが観光スポットです。静岡県にある「千頭駅」の基礎知識5個を紹介します。千頭駅とは?
千頭駅(せんずえき)は静岡県榛原郡川根本町千頭にある、1931年に開業した大井川鐵道の駅で、地上駅です。紅葉の名所として知られている寸又峡や寸又峡温泉への玄関口となっています。また、中部の駅百選に選ばれています。
乗り入れる路線
千頭駅には、大井川鐵道の大井川本線と井川線の2線が乗り入れ、大井川本線の終点駅、井川線の起点駅になっています。井川線は、ほとんどが橋とトンネルで占められていて、山肌にへばりつくように走る列車はスリル満点です。南アルプスあぷとラインの愛称がつけられています。
時刻表
大井川本線には、上下線とも一日3本のSL列車が運行されます。SL列車は全席指定で事前予約ができます。当日発売分も準備されていますが先着順ですので、事前予約がお勧めです。井川線は一日5本と季節列車1本が運行されています。途中駅での散策は時刻表を確かめてから出かけましょう。また、井川線は昨年発生した線路障害のために井川駅~接岨峡温泉駅間が運行しています。
各路線の時刻表詳細
大井川鉄道本線 http://www.oigawa-railway.co.jp/timetable.html
大井川鉄道井川線 http://www.oigawa-railway.co.jp/timetable.html#abt_senzu
1日の駅利用者数
千頭駅の平成13年度の一日の平均乗車客数は、大井川本線:399人、井川線:71人となっています。千頭駅はSL列車の主に下車駅になっていたり、寸又峡など周辺観光地への起点駅になっていたりしているため乗車客数より下車客数が多いようです。
周辺観光スポット
納涼大井川生ビール列車
千頭駅のある大井川鐵道は鉄道そのものが観光スポットです。夏限定で運行される“納涼大井川生ビール列車”は是非堪能してみたいものです。畳敷きのお座敷車2両、サロンカーの展望車1両で、定員110名で運行します。新金谷から千頭往復の約3時間、大井川の景色を眺めながら、飲む生ビールは最高です。もちろんおつまみつきの飲み放題です。千頭温泉
千頭温泉は、大井川上流に掛かる赤い小さな吊り橋の先にひっそりとたたずむ温泉です。3件の温泉宿と日帰り温泉施設があります。山間の建物はどこか懐かしく、なぜかホッとする空間です。 派手なインテリアはありません。木の柱だけの広い空間。大きな木のテーブル。だるまストーブ。いろり。そこには、高齢者には懐かしい昭和の風景が、若者には新鮮な和の空間があります。寸又峡
寸又峡は大井川支流の寸又川の渓谷です。寸又川は複雑に入り組んだ流れと蛇行するために浸食がはげしく、そのため美しい渓谷が作られました、上流地域は手付かずの自然が多く残り、秋の紅葉は特に見ごたえがあります。また、大間ダム湖に架かかる「夢の吊り橋」があります。90mの吊り橋は湖面からの高さが7mもあり、中央に地下づくに従って揺れも大きくなり、足元がすくんでしまいます。怖くて夢に見そうな橋という意味があるそうです。■ 基本情報
- ・名称:大井川鉄道 千頭駅
・住所:静岡県榛原郡川根本町千頭
・電話番号:0547-59-2065
・公式サイトURL: