時宗総本山でもある は旧東海道を見下ろす山裾にあります。呑海上人が極楽寺跡に寺を建てたのがこちら。東海道の宿場町『藤沢宿』発祥の土地でもあります。観光スポットとしてあまり知られていませんが興味深いお寺でもあるので、今回は清浄光寺(遊行寺)を紹介していきましょう。
時宗開祖の一遍は『踊念仏』を広めた事でも有名で、正式名は『藤澤山無量光院清浄光寺』。遊行上人がおい出る寺とも呼ばれ遊行寺となりました。本道は東海道の寺の中でも随一の木造建築で、総門から長く続く石段は四十八もあり『いろは四十八』をもじり『いろは坂』と呼ばれているのです。
鎌倉時代の絵巻物でもある一遍上人の絵巻物は国宝でもあり重要文化財が数多く残されています。特に一遍上人絵巻物は、実際に遊行した各地の風景等が緻密に残されていることから歴史的資料として非常に貴重なものです。踊り念仏を広めながら、当時の文化や風景を書き残したものは非常に珍しいものなのです。樹齢が600年にもなる大銀杏は本堂を雄大にそして厳かに見せてくれます。
境内にある建造物の中でも一番古いのがこちら、四脚門が珍しく安政六年に紀伊大納言徳川治宝公の寄進で建てられたそうです。梟の彫刻があり、こちらは船橋国造菅原義正作で見事な出来映えです。清浄光寺(遊行寺)の一番の見どころでもあります。
徳川綱吉が生類憐れみの令を発布した折に触れて、江戸中の金・銀魚が集められこの池に放なたれたそうです。古来から、この池に鯉や金魚を放すと家内安全や繁栄が保たれると言い伝えがあったとか。春季開山忌開闢の日に放生会があり、金魚などを放して家内安全を祈ります。
延文の釣鐘物部様式の梵鐘で、飛雲文、蓮華唐草文、撞座の蓮華文が見事。藤沢市に存在する中でも最古のもので中世時宗の様子を伝える貴重なものです。一遍上人の絵巻物は国宝指定ですが、こちらも重要文化財として非常に素晴らしいものです。お寺好きにはたまらないと思いますよ。
1、清浄光寺(遊行寺)とは?
時宗開祖の一遍は『踊念仏』を広めた事でも有名で、正式名は『藤澤山無量光院清浄光寺』。遊行上人がおい出る寺とも呼ばれ遊行寺となりました。本道は東海道の寺の中でも随一の木造建築で、総門から長く続く石段は四十八もあり『いろは四十八』をもじり『いろは坂』と呼ばれているのです。
2、清浄光寺(遊行寺)の魅力
鎌倉時代の絵巻物でもある一遍上人の絵巻物は国宝でもあり重要文化財が数多く残されています。特に一遍上人絵巻物は、実際に遊行した各地の風景等が緻密に残されていることから歴史的資料として非常に貴重なものです。踊り念仏を広めながら、当時の文化や風景を書き残したものは非常に珍しいものなのです。樹齢が600年にもなる大銀杏は本堂を雄大にそして厳かに見せてくれます。
3、清浄光寺(遊行寺)の見どころ・お勧めポイント
1、中雀門
境内にある建造物の中でも一番古いのがこちら、四脚門が珍しく安政六年に紀伊大納言徳川治宝公の寄進で建てられたそうです。梟の彫刻があり、こちらは船橋国造菅原義正作で見事な出来映えです。清浄光寺(遊行寺)の一番の見どころでもあります。
2、放生池
徳川綱吉が生類憐れみの令を発布した折に触れて、江戸中の金・銀魚が集められこの池に放なたれたそうです。古来から、この池に鯉や金魚を放すと家内安全や繁栄が保たれると言い伝えがあったとか。春季開山忌開闢の日に放生会があり、金魚などを放して家内安全を祈ります。
3、梵鐘
延文の釣鐘物部様式の梵鐘で、飛雲文、蓮華唐草文、撞座の蓮華文が見事。藤沢市に存在する中でも最古のもので中世時宗の様子を伝える貴重なものです。一遍上人の絵巻物は国宝指定ですが、こちらも重要文化財として非常に素晴らしいものです。お寺好きにはたまらないと思いますよ。
4、清浄光寺(遊行寺)を訪れた人の声
時宗総本山、清浄光寺つまり遊行寺にやってきました。まさかとはおもいましたが国宝の絵巻が展示されていました。茶屋や立派なトイレもありビックリ! #butsuzo http://t.co/STMVWsVt
— おやちょう (@oyatyo) 2011, 9月 23
遊行寺は時宗の総本山で藤嶺学園(藤嶺藤沢・藤沢翔陽高など)の母体でもあり。で、正式な寺の名前は「清浄光寺」。調べてみると奥深いのん。 #hakone2013
— まさかる! (@MSKR_DTV) 2013, 1月 3
5、清浄光寺(遊行寺)の詳細
基本情報
- ・名称:清浄光寺(遊行寺)
- ・住所:神奈川県藤沢市西富1-8-1
- ・アクセス:藤沢駅よりバスで5分
- ・拝観時間:宝物館(土日月祝祭日、年始のみ。または拝観申込みのある時)10:00~16:00
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0466-22-2063
- ・料金:宝物館 大人 400円、小人 200円
- ・所要時間:40分程度
- ・オススメの時期:
- ・公式サイトURL:http://www.jishu.or.jp