憲法改正とかいろいろ論じられている今日ですが、本当の平和とは何だろう?日本だけでなく世界の平和とは・・・?ユネスコでは一人一人の心の中に平和の砦を築くことだといっていますが、ここの資料館でこのような悲惨さを二度と繰り返さないよう真剣に考える機会を与える場所になると思います。
沖縄戦のこと、テレビや歴史では知っているつもりでしたが、実際に写真や模型、ちかくの ガマに行くことでその時自分だったら、、と考えることができます。そしてこの戦争が今の基地問題や安保にもつながっていて、私たちはこの時代を生きています。「どんなことがあっても絶対に戦争はしてはいけない」と改めて思います。そして今私たちはどうしていけばいいのか、を考えました。 沖縄戦で亡くなった沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の生徒・教員227名の鎮魂のための慰霊碑。「ひめゆり」とは、2つの学校にあった校友会誌「おとひめ」と「白百合」を合わせた「姫百合」から名づけられたもの。戦場で看護活動を行った生徒たちもいたが(ひめゆり学徒隊)、米軍の包囲の前に多くの犠牲者を出した。併設の資料館では生存者の手記や証言映像、ガマのジオラマなどを通して、ひめゆり学徒隊の戦争体験を知ることができる。
ひめゆり平和祈念資料館とは?
看護要員として戦場に動員され、死んでいったひめゆり学徒隊の資料館として、沖縄県女師・一高女ひめゆり同窓会によって設立され「ひめゆり塔」のすぐ隣に建設されました。ひめゆり学徒隊の遺影や遺品、生存者の証言集、ひめゆりの塔ガマの実物大模型などが展示され、戦争の悲惨さや平和の大切さを教えてくれる場所になっています。ひめゆり平和祈念資料館の魅力
教科書で命の尊さ、戦争の悲惨さ、平和の大切さなど学習してきましたが、残念ながら具体的なイメージはあまりありません、しかしこの資料館で若い女学生たちがどんな困難な環境の中で対応せざるを得なかったか写真・現物・証言など、中には目を覆いたくなるようなものもあり、具体的に心にしみわたり平和の尊さがいかに大事であるかを教えてくれる資料館です。周辺のおすすめスポット
沖縄平和祈念像
平和祈念公園内にそびえる白い塔の建物が平和祈念堂です。そこに全戦没者の追悼と世界平和を願い、伝統的な漆工芸の技法でつくられ高さ約12メートル、幅約8メートルの平和祈念像があります。平和の礎、平和の火
平和の礎には、国籍や軍人、民間人の区別なく、太平洋戦争・沖縄戦で亡くなられた約24万人の氏名が刻まれ、平和の火は、沖縄戦最初の上陸地となった座間味村阿嘉島(あかじま)で採取した火と、被爆地である広島市の「平和の灯」、長崎市の「誓いの火」から分けられた火を合わせたものとなってます。美術館と清ら(ちゅら)蝶園
祈念堂の理念に賛同した日本洋画壇の画家らによる寄贈作品が展示されている美術館や、国内最大級の蝶で魂を象徴するといわれるオオゴマダラの飼育蝶園もあり、さまざまな角度から命の尊さと平和の大切さを感じさせてくれるようになってます。参加者の声
http://www.rurubu.com/sight/detail.aspx?BookID=B5000620
■ 基本情報
- ・名称:ひめゆり平和祈念資料館
- ・住所:沖縄県糸満市伊原671−1
- ・アクセス:82番玉泉洞・糸満線(琉)/107番南部環状線(琉)巡回/108番南部環状線(琉)巡回
- ひめゆりの塔前バス停から 徒歩で約 3分
- ・営業時間:9:00~17:30
- ・定休日:無し
- ・電話番号:098-997-2100
- ・料金:大人310円・高校生210円・中小学生110円
- ・所要時間:自由
- ・オススメの時期:無し
- ・公式サイトURL:http://www.himeyuri.or.jp/