柏市は、いくつかの神社がありますが、特にお勧めなのが柏神社と廣幡八幡宮です。柏神社は羽黒神社と八坂神社を同時に祭っているので、1参拝で2つの神様をお参りできます。廣幡八幡宮は、佐賀の武雄神社と同じ神様が祭ってあります。少し日本の神様を調べていくと面白いですね。
1.柏神社
http://blog.goo.ne.jp/koba7400/e/9b075d991e7415d11c255dbb19707a72
柏神社は、JR常磐線・東武野田線の柏駅から東口徒歩5分のところにある神社です。車での訪問は、駐車場がないので周辺で探しておくのがお勧めです。この神社で祭られているのは、山形の羽黒神社と京都の八坂神社の両神で、合わせて祀っています。かつて江戸時代に、柏周辺ではやった疫病の厄払いのためにスサノオノミコトをお祭りしたのがこの神社の始まりです。ですから、今でも厄払いのご利益を求めて参拝する人が多いようです。
手作りの市
http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/bloghakunchu7/p022427.html
この柏神社では、手作り市が開催されています。月に1回開催されるこの市は、「手づくり ての市」と名付けられていて、地元で採れた野菜など、いろいろなものが販売されてにぎやかになります。開催は市のホームページをチェックしてください。朝の9時頃から市はスタートします。ジャムやソースなどの加工食品、焼き菓子、ベーグル、自家焙煎珈琲などの食品、手芸品、アクセサリー、絵画や木工品などが販売されています。
節分は一大イベント
http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/020300/p014290.html
元々厄払いのために建てられた神社なので、厄払いの神事が開催されます。特に、2月の節分はとても盛り上がることが知られています。その年の年男や年女が豆をまく「豆まき」の行事は多くの人が詰めかけるので注目です。大相撲の親方などもゲストで参加するので、地元の商店街もにぎわう大きな行事です。平成25年には北陣親方(元関脇・麒麟児)が参加したそうです。
■ 基本情報
- ・名称:
- ・住所:千葉県柏市柏3-2-2
- ・アクセス:JR常磐線・東武野田線 柏駅下車 東口徒歩5分
- ・営業時間:
- ・定休日:
- ・電話番号:04-7163-4259
- ・公式サイトURL:http://jinjya.wix.com/kashiwa-jinjya
2.廣幡八幡宮
http://www.onda-tat.com/jinjya.html
廣幡八幡宮は、増尾駅から車で8分のところにある神社です。ご祭神は、主祭神の誉田別名(応神天皇、八幡神ともいいます)をはじめ、息長足姫命(神功皇后)、玉依姫命、そして、仲哀天皇と武内宿禰を合わせて祭っています。安産祈願などにお勧めです。この神社の始まりは宇多天皇のころとされていますが、記録として残っているのは1193年に社殿が建てられた時です。そして、江戸時代になると、三代将軍家光公から御朱印地が献上されました。
現在の御本殿は、天保年間に建てられたもので、見事な彫刻が残されています。「養老の滝の図」、「応神天皇を御抱き上げの図」、「里の童山武士を神社に案内の図」は、それを拝観するためだけでも行く価値があります。
浦安の舞
http://photozou.jp/photo/show/3014660/217230503
浦安の舞は、全国で奉納される枚ですが、この神社でも1月1日に2回奉納されます。元は、紀元二千六百年の奉祝が行われた昭和10年に奉納するために当時の宮内省楽部多忠朝氏によって作られた新しい神楽舞です。この廣幡八幡宮では、昭和38年より四十年以上、毎年この舞を歳旦祭で奉奏しています。巫女さんの舞を見られる貴重な機会なので、初詣などは時間をチェックしていくといいですね。
夏祭り神興渡御と増尾囃子
https://www.youtube.com/watch?v=p3SpRLLB8HE
この神社での注目の行事は、夏祭り神興渡御と増尾囃子です。江戸時代から五穀豊穣と村内の安泰を祈願するお祭りだったのですが、神興渡御と増尾囃子が両方とも途絶えてしまった時期があります。昭和56年からまた夏祭りが復活し、神輿も再び作られました。増尾囃子は地元小学校でもかつて3年ほど練習され、現在は復活しています。子供囃子連も結成され、子どもたちの手で、増尾囃子も継承されるようになりました。
■ 基本情報
- ・名称:廣幡八幡宮
- ・住所:千葉県柏市増尾895
- ・アクセス:増尾駅から車で8分
- ・営業時間:午前9時~午後4時
- ・電話番号:04-7173-8081
- ・公式サイトURL:http://www.hirohatahachimangu.com/
柏にある神社の情報はいかがだったでしょうか。疫病がきっかけで神社が作られたという歴史は物悲しいですが、今ではその神社で盛大にお祭りがあるのが、地元が盛り上がっていいですよね。とても時代の流れを感じる神社の訪問となるでしょう。
素材提供:トリップアドバイザー