天守閣が現存しているお城12選。歴史好きは全国制覇！

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天守閣と言えば、日本の城のシンボルですよね。天守とは、もともと城内や遠くを見渡せるための見張り台として設置された軍事施設ですが、近世以降は、その城主の権威を誇示するためのものとして、莫大なお金や人手をかけて造られるようになりました。そんな象徴的存在である建物ですが、実は現在まで保存されているのは全国でわずか12か所しかないんです。意外に思われるのではないでしょうか。今回は、そんな貴重なスポットをご紹介していきます！

1.弘前城

http://ja.wikipedia.org/wiki/

弘前城は、本丸、二の丸、三の丸、四の丸、北の郭、西の郭の6郭から構成された梯郭式平山城です。
弘前城跡のある弘前公園は、桜の名所としても有名です。

弘前市では、弘前城本丸の石垣の修復工事を行うため、天守の移動を計画しています。2015年夏に天守を曳家で移動させてから、2016年から本格工事に着工する予定だそうです。全体では約10年かかると見込まれています。

■ 基本情報

・名称：弘前城天守閣（弘前城史料館）
・住所：青森県弘前市大字下白銀町1－1
・アクセス：駒越経由藤代営業所行き市役所前公園入り口下車、徒歩10分
・開城期間： 4月1日～11月23日
※11月24日より翌年3月31日まで閉館となります。
・開城時間： 9:00～17:00（入園券の販売は16:30まで）
・休城日：期間中無休
・電話番号： 0172-33-8733
・料金： [弘前城本丸・北の郭の1日入園券]
大人(高校生以上)310円 / 子供(小・中学生)100円
・公式サイトURL： http://www.hirosakipark.jp/

2.松本城

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/

松本城は、長野県松本市にある梯郭式+輪郭式の平城です。5重6階の天守としては日本最古と言われています。天守は国宝に指定され、城跡は国の史跡に指定されています。

戦国時代に築造されたため、戦いで有利になるよう外壁が漆黒で、窓が少なく、石落としなどの設備が整えられています。その見た目から、別名「烏城(からすじょう)」とも呼ばれています。

http://www.geocities.jp/isacha666/2011_10_16_matumotojyouhoka.htm

■ 基本情報

・名称：松本城
・住所：長野県松本市丸の内4番1号
・アクセス：松本ICから約4km、15分。JR中央本線松本駅下車、徒歩15分/バス8分。
・開城時間： 8:30～16:30
・休城日：年末年始
・電話番号： 0263-32-2902
・料金：大人600円 / 小人300円
・公式サイトURL： https://www.city.matsumoto.nagano.jp/miryoku/siro/

3.丸岡城（霞ヶ城）

http://akiou.wordpress.com/2014/03/17/maruoka-p2/

丸岡城は、外観は2層、内部は3層の望楼型天守閣と呼ばれる様式です。犬山城と並び、天守閣が現存する日本の城の中で最古と言われています。

入口近くには、本多重次が天正3年の長篠の戦いの陣中から妻にあてて書いた日本一短い手紙「一筆啓上　火の用心　お仙泣かすな　馬肥やせ」の石碑が立っており、見所の一つとなっています。