Frank Monnerjahn
日本の伝統美の文化である「きもの」。宮廷衣装、時代衣装など、500点を越える収集品は圧巻です。館長が収集したひとつひとつのきもの。柄に込められた願いなど、学芸員さんが教えてくれるので、着物の魅力をもっと知ることができるはず!1.「青梅きもの博物館」とは?
東京都青梅市にある歴史博物館です。平成9年(1997)創立。皇族内親王御着用の小袿や小袖をはじめとする皇室衣裳、武家・公家・商家着用の時代衣裳など、近世・近代のきもの約500点を所蔵し、季節ごとに展示替を行っています。2. 「青梅きもの博物館」の魅力
館長は、両殿下が天皇即位式に着用されました貴重な衣裳をお預かりする機会に恵まれ、それをきっかけに皇室衣裳・時代衣裳の収集を続けていらっしゃいます。常設展示として、大正天皇即位式御着用の梨本宮両殿下の御衣裳、また元東宮侍従・浜尾実氏よりご寄贈いただいた資料を展示しています。
3.見どころ・お勧めポイント
500点を超える所蔵品
皇室衣裳・時代衣裳と合わせて所蔵品は500点を超えます。その中から3ヶ月ごとに内容を変えて展示されています。企画は、『シルクロード展』『花嫁衣裳展』『皇室衣裳展』『時代衣裳展』などどれも見応え十分です。着物を通じで日本の歴史も感じることができそうですね。
学芸員教育が充実
青梅きもの博物館では、博物館学芸員の研修にも力を入れています。様々なテーマの講義を受けて、館内案内をしてくれます。着物の柄にこめられた願いや思いなど、教えてもらわないと知ることがないことを沢山教えてもらいましょう!
吉野梅郷
「東京の奥座敷」と呼ばれる秩父多摩甲斐国立公園の玄関口にあたり、JR青梅線日向和田駅から二俣尾駅までの多摩川南側に、東西約4kmに広がる地域。山の斜面に約80種1,200本の梅が咲き誇る青梅市梅の公園は観梅スポットとして多くの観光客で賑わう場所です。青梅きもの博物館はその中の観光スポットのひとつです。
4.口コミ
【愛之助】青梅きもの博物館に来ました(^_−)−☆ http://t.co/F8N6JqqoJ4
— 歌舞伎日記目付 (@kbkreader) 2015, 6月 4
梅園へ行き、帰りに青梅きもの博物館へいってきました。広くはないし展示物も少ないけど建物が古い日本家屋ぽくて、常に学芸員さんがどこかしらで解説をしてくれていたのでかなり楽しめました。まだ梅は咲きかけの所も多かったので興味のある人にはオススメ!
— にぼし (@niboshi723) 2014, 3月 21
5.詳細
■ 基本情報
- ・名称: 青梅きもの博物館
- ・住所: 〒198-0063 東京都青梅市梅郷4-629
- ・アクセス: (JR青梅線)日向和田駅 下車 徒歩15分
- ・開館時間: 午前10時~午後4時
- ・開館日: 毎週 金・土・日曜日(12、1、2月は休館)
- ・電話番号:0428-76-2019
- ・入館料: 一般 800円(団体割引:20名から600円) 小人 500円(小・中学生)
- ・公式サイトURL: http://www3.kitanet.ne.jp/~kimono/oume/index.html
着物は普段はなかなか着る機会がありませんが、目にするとやっぱり憧れてしまいます。柄も本当に美しいので、ゆっくりと眺めてみたいです。