y_uno
蔵王スキー場は、宮城と山形の両県にまたがる、奥羽山脈の一部を構成する連峰下にあります。毎年冬になると、ウィンタースポーツを楽しむたくさんの観光客で賑わうこのスポットには、美しい樹氷や、良質なパウダースノーで、人気のあるゲレンデもたくさんあるんですよ。その中でもえぼしスキー場は特におすすめです。周辺には日帰りでも利用できる温泉があるので、たくさん遊んだ後の体を温めたり、疲労を回復するのにもとても便利!あわせてご紹介したいと思います。 1.みやぎ蔵王えぼしリゾート
蔵王、宮城県側のスキー場。晴れた日には仙台平野や太平洋を眺めながらロングクルージングが楽しめるスキー場です。 良質な雪質で、さらさらパウダースノーを存分に満喫できそうです。また、初心者や家族にもやさしいスキー場として人気があります。「転んでばっかりだけど迷惑にならないかしら?」「上級スキーヤーと同じゲレンデで滑るのは怖い」などの不安を抱いているみなさん、安心してください。 みやぎ蔵王えぼしスキー場には、ネットなどで仕切られた初心者専用ゲレンデがあります。
初心者のゲレンデは限られていて、あっという間に滑り下りてしまうコースが多いですが、なんとここは4.3kmのロングランコース!緩斜面が多く、初心者でも滑りやすいです。宮城蔵王えぼしスキー場の「ダイナミックコース」はボーゲンができれば大丈夫!
家族でスキーとなると、お財布のほうも心配ですね。でも、みやぎ蔵王えぼしスキー場ならうれしいサービスデーが!毎月第3土曜、第3日曜は「スキーこどもの日」で中学生以下のリフト料金が1000円になります。レンタル、スクールも半額です。
未就学児(小学生未満)ですと、リフト料金は無料!しかもちびっこゲレンデには「サンキッド」(ムービングベルト)があるので安心ですね。そり遊び、雪遊びももちろん楽しめますよ。
みやぎ蔵王えぼしリゾートではいろんなイベントが開かれているんですよ。スキー場は冬の雪がある季節のみですが、夏には空中散歩のイベントが開催されるんです。満点の蔵王の星空を楽しむこの空中散歩のイベントは小さな子供から、大人まで誰もが楽しむことができるイベント。夜のロープウェイに乗りながら眺める空は星の数も多く、まさに圧巻の景色です。標高1,100メートルからの絶景をぜひとも楽しんでみてください。
■ 基本情報
- ・名称: みやぎ蔵王えぼしリゾート
- ・住所: 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有林内
- ・アクセス: 仙台駅から「しろくま号」でで90分/東北自動車道「村田IC」から車で30分
- ・営業時間:平日 9:00~22:00/土曜 8:30~23:00/日曜・祝日 8:30~22:00/ナイター17:30~22:00(土曜23:00)
- ・電話番号:0224-34-4001
- ・料金: こちらのページで確認ください http://www.eboshi.co.jp/gelande-guide/ticket
- ・オススメの時期:12月~3月(2013~2014シーズンは12月15日~3月30日まで)
- ・公式サイトURL: http://www.eboshi.co.jp
2.山形蔵王温泉スキー場
https://ssl.yamagatakanko.jp/gallery/data/img/exp/exp015.html
蔵王の冬の風物詩「樹氷」を鑑賞できるのも魅力のひとつ!「スノーモンスター」に会えるかも!?「横倉の壁」見渡す限りのコブ斜面と最大斜度38度というエキサイティングな難関バーンです。レッツチャレンジ! 自然が作り出す芸術作品、「樹氷」。2月が見頃のピークです。樹氷の間を滑走できるコース。まさに絶景!スキーヤー、ボーダーでなくてもロープウェーに乗って楽しむこともできるので、この絶景は必見ですよ!(※スキー・スノーボードの持ち込み、滑走はできません。)
夜の樹氷はまた違った一面を見せてくれます。ロープウェーで、ライトアップされて幻想的に浮かび上がる樹氷を楽しめます。
蔵王温泉に位置しているスキー上なので、昔から温泉街と一緒に発展してきたスキー場なんです。単独のスキー場としては日本で最大の面積を誇るスキー場なので、ゲレンデに立った時にそのスケールの大きさを体感することができますよ。ゲレンデには変化に富むコースが数多く整備されており、日本のスキーのメッカとしても知られています。雪質もいいので、気持ちの良い滑りができますよ。スキーを楽しんだ後は樹氷を見るのもいいですね♪
■ 基本情報
- ・名称: 山形蔵王温泉スキー場
- ・住所: 山形県山形市蔵王温泉
- ・アクセス: 山形駅からバスで50分/
- 山形自動車道山形蔵王ICから西蔵王高原ライン経由で16.5km
- ・営業時間: 08:30~17:00/ナイター 17:00~21:00
- ・電話番号: 023-694-9328
- ・料金: こちらのページで確認ください http://www.zao-ski.or.jp/chrage/
- ・オススメの時期: 12月上旬~3月下旬(上部は5月上旬まで営業)
- ・公式サイトURL: http://www.zao-ski.or.jp/gerende/
3.アフタースキー
冷えた体と疲労回復に温泉に入るのがアフタースキーの楽しみでもあります♪ぶらっと立ち寄ることのできる日帰り温泉を紹介します。蔵王エリアにはスキー場だけではなく、温泉や食事を楽しめる場所がたくさんあります。特に、料理が美味しい温泉宿など、こだわりの宿が多いので、アフタースキーはぜひ付近で楽しんでみましょう。 スキーやスノーボードで一日中滑って疲れた後に運転して帰るのは大変ですし、危険性も高まります。近くの宿で泊まって、一晩ゆっくりしていけば、安全に帰途につけます。計画的に、時間を取って、スキーとアフタースキーを楽しんでくださいね♪
遠刈田温泉
内湯のみという男女別大浴場は、ぬるめ(42℃~)と熱め(45℃~)の2種類の湯船があります。人によっては、ぬるめといっても熱く感じる温度ですね。また、青森産のヒバをふんだんに使用している浴室は、やさしい香りに包まれ、心まで癒されます。屋外には、源泉かけ流しの足湯もあります。
泉質は硫酸塩泉となっており、足腰の病気に対する効能が強いので、アフタースキーにぴったりの温泉なんです。ゆっくり入って足腰の疲れをしっかり癒やしましょう。スキーやスノーボードで一番使うのが足腰の筋肉。温泉にゆっくり浸かってストレッチをしておけば、次の日の筋肉痛を抑制することができますよ。この遠刈田温泉は約400年前から続いている温泉で、江戸時代にも賑わいを見せた日本が誇る温泉なんです。
■ 基本情報
- ・名称: 遠刈田温泉
- ・住所: 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉仲町32
- ・アクセス: JR東北新幹線白石蔵王駅から宮城仙南バス遠刈田温行きで50分、湯の町下車/東北自動車道村田ICから15km
- ・営業時間: 5:30~6:45 9:00~22:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号:0224-34-1990
- ・料金: 大人 300円 小学生以下100円 足湯無料
- ・公式サイトURL: http://www.e-zao.net/kaminoyu/
蔵王温泉
1000年以上も続くと言われる東北屈指の名湯「蔵王温泉」。温泉街には硫黄の香りが漂います。「美肌の湯」「子供が丈夫に育つ湯」として知られています。
「湯の花茶屋 新左衛門の湯」は、蔵王中央ロープウェイ前にある日帰り温泉施設です。源泉かけ流しの「最上高湯」、お湯をやわらかくして肌の弱い人にも安心な「四・六の湯」、あふれるお湯が気持ちいい「かめ湯」などいろいろなお風呂が楽しめるほか、食事処、無料休憩室、もみ処、足湯と充実しています。
この温泉宿泊施設にはお食事付きプランが用意されています。中でも特におすすめしたいのが、蔵王牛プラン。自慢の蔵王牛はコクと深い味わいを持ったこだわりの牛肉。陶板焼きで最後の一口までおいしく堪能することができるプランです。陶板を使って自分の好みの焼き加減で食べましょう。スキーの帰りに疲れたカラダを癒やしてくれる温泉ももちろんですが、この蔵王の特産も食べて帰りたいですよね!泊まるなら食事付きで!
■ 基本情報
- ・名称: 湯の花茶屋 新左衛門の湯
- ・住所: 山形県山形市蔵王温泉川前905
- ・アクセス: 蔵王温泉バスターミナルより歩いて約5分
- ・営業時間: 平日 10:00~18:30 土日祝 10:00~21:30
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号:023-693-1212
- ・料金: 大人700円 子供400円 1才以上幼児200円
- ・公式サイトURL: http://www.zaospa.co.jp/
蔵王スキー場についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?どちらもとても雪質の良いゲレンデで、ウィンタースポーツ好きにはたまりませんよね。特にえぼしスキー場には、初心者用の区画が用意されているので、小さいお子さん連れのご家族でも安心して楽しめますよ。そして滑った後の楽しみは温泉。周囲には日帰り入浴できる施設もあるので嬉しいですよね。他にも・・・ 「源七露天の湯」 「蔵王センタープラザ ゆ~湯」 「すのこの湯 かわらや」 がオススメです。