四街道史跡巡りの旅。おすすめ観光スポット5選

千葉県北部にある四街道。江戸時代には佐倉藩・幕領となったところです。そのため今でも多くの史跡が残されていて、史跡巡りにはもってこいの場所ですよ。四街道のおすすめ観光スポット厳選5ヶ所をご紹介します。

「佐倉城」

日本百名城の一つ「佐倉城」は関東における近世城郭の代表になっています。曲輪の形状や水堀、空堀、土塁や天守台など、さまざまな遺構が良好に残っています。特に馬出し空堀の保存状態が良いので千葉県唯一の日本百名城に選定されているのです。

城内にある見どころは東京・乃木神社から移築された茶室や旧佐倉藩主・堀田正睦の銅像、正岡子規の句碑、連隊の遺構、姥が池などたくさんありますよ。広い敷地内は手付かずの自然も残っていて散策するにもおすすめです。

「旧堀田邸」

最後の佐倉藩主・堀田正倫が明治23年（1890年）に建てた上級和風住宅。襖や天袋、地袋など当時のまま！玄関棟、居間棟、書斎棟、座敷棟、湯殿棟、門番所、土蔵の7棟が国の重要文化財に指定されています。ドラマの舞台にもなっていた場所ですよ。

佐倉の城下町にあるお屋敷。庭の広さが「上級」を物語っています。佐倉藩主・堀田正倫が後半生を過ごしてた場所とあってのんびりできそうなところです。和洋折衷がモダンな雰囲気になっています。旧堀田邸までの街並みも昔ながらで楽しいですよ。

「武家屋敷」

佐倉で最も古い武家屋敷と言われ知行約300石ほどの藩士の住宅である「旧河原家住宅」、知行約150石ほどの藩士住宅で建造物だけでなく屋敷地の形状や植採などの特徴を残す「旧但馬家住宅」、知行約90石の藩士住宅「旧武居家住宅」のこと。小さな博物館として佐倉藩士の実態を知ることができます。

三軒並んだ武家屋敷はそれぞれ身分や格式によっての違いがよくわかります。元は別の場所にあったものを移築、復元したそうです。並べたほうがわかりやすくていいですね。規模が大きすぎないので見やすくなってますよ。

「国立歴史民俗博物館」

歴史学、考古学、民俗学を通じて日本の歴史や文化を研究している「国立歴史民俗博物館」。それらの内容を一般に公開しています。第1展示室の原始・古代をはじめ、時代を追って中世、近世、近代、現代と展示室が分かれています。さまざまな企画展示や特集展示も行っていて興味深いものばかりです。

企画展示では日本の歴史・文化の中からテーマを絞り、そのテーマに沿った研究成果を展示しています。また、特集展示では総合展示の内容と連携したテーマを取り扱っています。どれも実物資料や複製資料、復元模型などを用いて解説しているのでとっても分かりやすいですよ。

「旧佐倉順天堂」

藩主・堀田正睦の招きを受けた蘭方医・佐藤泰然が天保14年（1843年）に開いた蘭医学の塾であり診療所。幕末に於ける蘭医学の中心地でもあります。ここから明治医学界をリードする人物を輩出しました。施設内は当時、順天堂で用いられていた医学書や医療器具などが展示されています。

幕末や明治期に用いられた貴重な資料が展示されている資料館。現在使用されている元になったものがあります。周囲にある公園は昔順天堂の敷地で病棟や納屋等があったそうです。そう考えるとかなり大きな敷地だったんですね！





千葉県四街道には歴史の史跡巡りにぴったりな場所がたくさんありますよ。これでさまざまな歴史にまつわることを知ることができますね♪

素材提供：トリップアドバイザー