福岡県の魅力がまるわかり！観光前に調べておきたい基礎知識まとめ

福岡県の魅力とひと口にいっても福岡県はかなりの広範囲にわたっているので、ここの中だけで語るには非常に難しいです。出来るだけいろいろな場所をご紹介できればと思っています。九州の玄関口、福岡県の魅力に迫ります。

１．「福岡県」とは？

福岡県は九州他県をリードしている位置にある一つの要因は、九州の玄関口にあるということです。古くから福岡県を経由して情報や物資が伝わっていたため、それに伴い多くの人が行き交う街として、昔も今も発展し続けています。

２. 福岡県の魅力

福岡県は祭りあり、玄界灘も近いため魚あり、水炊きの鶏あり、ラーメンあり、屋台ありと食の宝庫です。また古くからの歴史あり、文化あり、「三池炭鉱」「八幡製鐵所」など世界文化遺産に登録されるほどの産業ありと、どこから切り取っていいかわからないくらい色々な魅力がある県です。

３．福岡県の歴史

福岡という地名は、戦国末期に黒田氏が筑前（福岡）を治めるようになった時、黒田氏発祥の地「備前福岡」因んでつけられたといいます。この地域は中国大陸や朝鮮半島に近いため、多くの交易と又は侵略の歴史に富み、弥生時代には稲作が初めて日本に伝来した地と伝わっています。

「魏志倭人伝」によれば、福岡市西区及び糸島市に「伊都国」が、福岡市博多区に「奴国」があったとされ、邪馬台国も九州北部にあったとする九州説と近畿説の論争の舞台でもあります。またその後、九州の防備を固めるために大宰府が置かれました。

中世になっては元寇が2度あり、その後太閤町割が行われ、江戸時代に入って幕末には京都を追放され長州逃れた三条実美ら五卿を、長州から福岡・大宰府へ移すといった事変もあり、その後明治となりました。

４．見どころ・お勧めポイント

おすすめ観光スポット「門司港レトロ地区」

福岡の観光スポットを検索すると、北九州エリアでは断トツ人気の「門司港レトロ地区」。門司港駅周辺の貿易で栄えた時代の建造物（下記参照）を中心に大正レトロ調に整備した地域で、都市景観100選も受賞しています。門司港レトロ事業開始以降に出来た施設とともに、一大観光スポットになっています。

JR門司港駅、九州鉄道記念館、北九州市旧大阪商船、北九州市旧門司三井倶楽部、門司区役所、北九州市旧門司税関、旧三井物産門司支店、出光美術館、門司電気通信レトロ館、門司郵船ビル、旧岩田屋酒店、門司港美術工芸研究所（旧門司港アート村）、カボチャドキヤ国立美術館などがあります。

おすすめ観光スポット「柳川の川下り」

北原白秋のふるさとでも有名な柳川は、「柳川の川下り」として全国にその名を響き渡らせています。城下町の面影を残す柳川を、どんこ船に乗って見てみませんか。船頭さんが挿す棹の水の音に、ゆったりとした時間を贈られた、そんな気持ちになります。

おすすめ観光スポット「福岡市博物館」

「福岡市博物館」は福岡市早良区にあり、福岡市総合図書館に隣接、福岡タワーや福岡ドームとも近接する観光スポットにあります。博多・福岡との関連性の強い歴史的資料を中心に展示されています。ここに福岡県民謡黒田節で有名な天下三名槍「日本号」や、漢倭奴国王印（金印）が展示されています。

おすすめ名産グルメ「屋台」

博多の中洲地区にある「屋台」には、一度は行って見たいですよね。最近は屋台の数も減少傾向のようです。食べ物の種類は豊富で、ラーメンから餃子から肉料理、多国籍料理まで幅広くあります。悪天候時はお休みになりますので、行く時は天候に注意して下さい。

おすすめ名産グルメ「豚骨ラーメン」

久留米市が発祥の地とされる「豚骨ラーメン」は、県全域だけでなく様々な地域のラーメンに多大な影響を与えました。久留米市内を中心に作られる久留米ラーメンは、豚骨スープとストレートの細麺をベースにしたもので、これが福岡市にも伝わり博多ラーメンの基本スタイルとなったといわれいます（諸説あり）。

おすすめ名産グルメ「がめ煮」

九州北部地方の郷土料理であり、他の地域では炒り鶏・筑前煮といわれています。文禄の役の時、朝鮮出兵した兵士がすっぽん（当時はどぶがめ）とあり合わせの材料を煮込んだのが始まりと言われ、亀煮から「がめ煮」、また博多弁の「がめくり込む（寄せ集める）」から「がめ」をつけたとも言われています。

イベント「博多どんたく」

毎年5月3日～4日に開催される動員数でも国内最大級のお祭りです。福岡博多を代表するお祭りの一つです。現在の正式名称は「福岡市民の祭り 博多どんたく港まつり」ですが、もとは博多松囃子が母体となって形成・発展してきたといわれています。しかし確かな起源は定かではありません。

イベント「博多祇園山笠」

福岡博多を代表するお祭りのもう一つである「博多祇園山笠」は櫛田神社祇園例大祭のことで、700年以上の伝統あるお祭りです。毎年7月1日～15にかけて開催されます。国の重要無形民俗文化財に指定されています。山笠とは一般のお祭りの神輿や山車状の祭具のことで、会話では通常「ヤマ」と呼ばれています。

５．福岡県へのアクセス

電車：JR博多駅まで…東京（5時間04分）、名古屋（3時間26分）、京都（2時間49分）、大阪（2時間32分）、岡山（1時間48分）、広島（1時間08分）方面、又は鹿児島市（1時間40分～）、熊本市（1時間5分～）方面からは山陽新幹線（のぞみ）又は九州新幹線（さくら）、

長崎市（2時間11分～）からは特急（かもめ）、大分市（約2時間）からは特急（ソニックにちりん）と山陽新幹線（こだま）、佐賀市（約34分）からは特急（かもめ）、宮崎市（約4時間～）からは特急（きりしま）と九州新幹線（さくら）

福岡県内の主要駅アクセス…電車：JR博多駅から、JR鹿児島本線で門司港駅（約1時間48分～）、小倉駅（約40分～）、大野城駅（約15分～）、鳥栖駅（約21分～）、久留米駅（約30分～）、大牟田駅（約49分～）、

JR博多駅から、JR篠栗線で飯塚駅（約51分～）、JR篠栗線・筑豊本線で直方駅（約1時間12分～）、JR日豊本線（特急ソニックにちりん）・鹿児島本線で行橋駅（約1時間13分～）
西鉄福岡駅から、西鉄天神大牟田線で西鉄柳川駅（約49分～）、

車：JR博多駅まで…本州（山口）方面からは九州自動車道福岡I.C.で福岡都市高速1号線に乗り換え、福岡都市高速2号線博多駅東で下りる、熊本・鳥栖方面からは九州自動車道大宰府I.C.で福岡都市高速2号線に乗り換え、福岡都市高速2号線半道橋で下りる、

唐津方面からは西九州自動車道福岡西料金所で福岡都市高速1号線に乗り換え、福岡都市高速2号線博多駅東で下りる

飛行機：福岡空港まで…東京（1時間30分）、成田（1時間40分）、札幌（2時間15分）、青森（2時間）、花巻（1時間55分）、新潟（1時間35分）、仙台（1時間45分）、福島（1時間40分）、松本（1時間25分）、富山（1時間25分）、小松（1時間15分）、名古屋（1時間10分）、大阪（1時間05分）、

関西（1時間）、出雲（1時間15分）、徳島（1時間25分）、高松（1時間10分）、高知（50分）、松山（40分）、対馬（35分）、五島福江（40分）、天草（35分）、宮崎（40分）、鹿児島（40分）、那覇（1時間35分）、石垣（2時間）、/北九州空港⇔羽田空港（1時間30分）

６．詳細

福岡県の魅力のほんの一部だけ書いてみました。まだまだたくさんある福岡県の魅力は、次回に譲りたいと思います。

素材提供：トリップアドバイザー