古賀市の基礎観光情報まとめ。気になる観光スポットや名産品など魅力をご紹介

古賀市は福岡市から北東に約15km、電車だと博多から約20分にある町です。以前は福岡県糟屋郡古賀町といい、その方がおわかりになる方も多いかと思います。この古賀市周辺の歴史は古く、古代ロマン詰まった場所で、近年も珍しいものが出土されています。そんな古賀市のスポットをご紹介したいと思います。

１．「古賀市」とは？

古賀市は福岡県の北部のちょうど真ん中に位置し、福岡県古賀市となったのは1997年のことで、それ以前は福岡県糟屋郡古賀町でした。そのため今も糟屋郡との関係は深く残っています。福岡都市圏からも近いことから、ベットタウンとして人口も増加していきました。

２. 古賀市の魅力

古賀の魅力は、まずは自然の美しさだと思います。東部の犬鳴山地から清流大根川（花鶴川）が流れ込み、その清流でホタル観賞し、なの花やハマボウが咲き、西の玄界灘の美しい海岸、砂丘が広がりといった心満たされる風景が広がっています。その四季折々を「薬王寺の湯」で愛でるというのもいいですね。

３．古賀市の歴史

古賀市の歴史は古く、今から4000年くらい前の縄文土器が大量に出土しています。奈良時代には清瀧の清瀧寺は行基によって開基されたという伝承もあります。近世では戦国時代の兵火により多くの記録が失われていますが、江戸期に入り青柳宿が出来、幕末期には参勤交代に多く利用されたと伝えられています。

余談ですが古賀市HPに、「『船原（ふなばる）古墳遺物埋納抗』で国内初の金銅製歩揺付飾金具（こんどうせいほようつきかざりかなぐ）が出土、その六角形の透かし入りの金属板と、その上に幾何学的に配置された複数の歩揺付金具が組み合わされた華やかで美しいデザインは今までに例がない」とあります。

これだけでもこういったものが大好きな私としては、是非行って見たいと思うのですが、あまりこういうことに興味がない方もいらっしゃると思い、わざとおすすめポイントからは外しました。もし興味のある方は、「古賀市立歴史資料館」（サンフレアこが2F、JR古賀駅東口徒歩5分）までどうぞ。

４．見どころ・お勧めポイント

イベント「ハマボウまつり」

7月中旬から8月上旬にかけて、上記おすすめ観光スポットでも紹介した花鶴が浜公園で開催されるおまつりです。黄色いかわいらしいハマボウが約600本咲き誇る中、出店や出し物などで多くの人が夏の訪れを楽しみます。

イベント「なの花まつり」

毎年3月に筵内（むしろうち）なの花道で開催される「なの花まつり」は、7万平方メートルの会場に約600万本の満開のなの花が一面に咲き乱れます。この日に合わせJR古賀駅ウォーキングイベントも人気で、多くの人が訪れます。地元農産物やなの花アイス、ハチミツなどの販売もされています。

イベント「夏越祭り（輪越し祭り）」

400年あまり続く五所八幡宮のおまつりです。毎年7月31日に開催され、茅（ちがや）で作った大きな輪をくぐる「輪越し」で無病息災を祈ります。お祭りで楽しみな綿菓子、カキ氷、射的などの夜店も並び、多くの人で賑わっています。

５．古賀市へのアクセス

電車：東京、大阪方面、又は鹿児島、熊本方面からは山陽新幹線又は九州新幹線で博多駅下車、JR鹿児島本線に乗り換え古賀駅まで約20分、
佐賀市からはJR鹿児島本線で古賀駅まで約1時間10分、大分市からはJR日豊本線とJR鹿児島本線で古賀駅まで約2時間20分～、宮崎市からはJR日豊本線とJR鹿児島本線で古賀駅まで5時間20分～、
福岡市からはJR鹿児島本線博多駅から古賀駅まで約20分

車：各方面から九州自動車道で古賀I.C.下りる、博多方面からは福岡都市高速1号線と国道3号線で約35分、福岡空港、博多駅、福岡中心部よりタクシーで約30分

飛行機：東京、大阪、鹿児島等各方面は福岡空港着、福岡空港から電車だとJR鹿児島本線で古賀駅まで約32分、福岡空港から車だと九州自動車道で古賀I.C.まで約35分