【津野町】とは?
津野町(つのちょう)は高知県の中西部に位置し、四万十川の源流点があることで知られている町です。平成18年(2006年)3月に民間業者の風力発電施設が稼働を開始し、その規模は中四国地方で最大規模と言われています。
【津野町】の魅力
四万十川源流点(不入山)
日本最後の清流と呼ばれる四万十川の源流点があります。清らかな水が苔蒸した岩の間を流れ、四万十川本流へと続いているのです。かわうそ自然公園
国道197号線に沿って流れる清流・新荘川は、<日本かわうそ>が発見された四国随一の自然体験ゾーン♪かわうそロードの周辺にはかわうそにまつわるエピソードが一杯です。その中心にかわうそ自然公園があり、自然を満喫しながらほっこり過ごせますよ♪【津野町】の歴史
平成17年2月1日に葉山村・東津野村が合併し誕生しました。津野町は、高知県の中西部に位置する面積197.98平方キロメートルの地域で、北部は東から佐川町・越知町・仁淀川町・愛媛県久万高原町、西部は梼原町、南部は西から四万十町・中土佐町、東部は須崎市に接しています。四国山地にかかえられた地域は急峻で、約90%が山林で占められ、農地や宅地の面積比率は低い。葉山地域は中央部を東西に清流・新荘川が、東津野地域は東部を不入山を源流とする日本最後の清流・四万十川、中部は北川が流れ、との地域も川沿いに集落が点在しています。
比較的穏やかな温暖多雨地域で、冬季には葉山地域、東津野地域の平野部では数センチ程度の積雪も見られ、北部山岳地域では60センチ程度の積雪があります。
【津野町】に行ったら出来る事
農村体験実習館 葉山の郷・農村体験学習<要予約>
宿泊や農村体験、お食事をはじめ各種研修などに利用できる<農村体験実習館・葉山の郷>コンニャク作りやそば打ち、焼き物などの陶芸体験もできます。少人数(4・5人)から団体までお気軽に申し込み可能。文字通りの郷のおもてなしが待っています♪春・夏・秋それぞれ旬の味覚を楽しむことができます。お問い合わせ:0889-55-2381 料金:一人1,500円。体験時間約2時間。要予約。
おすすめ観光スポット
四万十川源流点(不入山)
津野町には、日本最後の清流と呼ばれる四万十川の源流点があります。清らかな水が苔蒸した岩の間を流れ、四万十川本流へと続いています。源流点のすぐ下流に<源流の碑>があり、車で行けるのはここまで。あとは美味しい空気を楽しみながら徒歩で進んで行きましょう♪国有林である不入山(いらずやま)は、深山幽谷の名がぴったりの原生林で、少しきついですがなかなかのハイキングコースとして四季を通じて楽しむことができます。
問い合わせ:0889-55-2021
四万十川
津野町の西部を流れる四万十川は大きく分けて2筋の流れがあります。1つは不入山の中腹、東側の斜面に端を発する四万十川本流。もう一つは不入山の北面や西面から流れ出た、沢山の支流を集め、やがて梼原川、四万十川へと続く北川川です。源流部に位置しながら豊富な水量を誇るこの二つの流れは、アメゴやアユ釣りの絶好のポイントが多いことから、沢山の釣り客も訪れています♪問い合わせ:0889-62-2314
四国カルスト・天狗高原セラピーロード
<森林セラピー>これまで感覚的に言われてきた森林の癒し効果を科学的に分析し、より癒しを受けられる様に環境を整えました。四国カルスト天狗高原にある森林セラピーロードに一歩足を踏み入れると、木々の美しい緑と小さな野の花達に迎えられ、清々しい空気の中、耳を澄ませば野鳥の囀りや風の音が聞こえてきます。ヒノキのチップが敷きつめられたロードをゆっくり歩けば身も心も癒されていきます♪ガイド案内も有料で要予約ですが利用することができますよ。
問い合わせ:高原ふれあいの家・天狗荘。0889-62-3188
長沢の滝
高さ約34メートル、ハート型の穴から水が流れ出るという、とても珍しい滝。<蛇(じゃ)>の伝説というものがあり、この滝では「滝壺に金属でできたものを投げ込むと、次の日は雨になる」という言い伝えがあります。付近は広葉樹林で新緑・紅葉がとてもきれいです。おすすめホテル
農村交流施設 森の巣箱
懐かしい木造校舎の雰囲気がそのまま残る農村交流施設。夏はホタルが飛び交い、かつての校庭ではキャンプもできます。地元の人たちが大切に育てた野菜が並ぶお店や、教室を利用したアトリエなどもあり。ここに集まり交流してまた帰って来れる<巣箱>をイメージして作られています。小さな集落の大きな夢の始まり。是非遊びにいらしてください♪<森の巣箱>田んぼや畑・山・そして集落の人たち。声をかけてもらったら一緒に草引き・収穫等がいつでもできます。これが本当の農村の暮らし体験です♪収穫したら森の巣箱で調理して早速試食なんて事もできちゃいます。
<有宮神社>安産の神様として地元に親しまれている神社。毎年春(旧暦1月25日)夏(旧暦5月25日)秋(旧暦9月25日)にはそれぞれの祭りが行われ、町外からも人が集まり賑わいをみせます。
高原ふれあいの家・天狗荘
ハイキングや森林セラピー、天体観測、スキーなど1年を通して高原ライフを楽しむことができます。問い合わせ:0889-62-3188
四万十川源流センター・せいらんの里
四万十川源流点に一番近い宿。レストランなど日帰りでの利用も可能です。
問い合わせ:0889-62-3623
おすすめ名産グルメ
ほうじ茶大福
自然に恵まれた津野町でおいしい大福が誕生しました♪香ばしいほうじ茶としっとりやわらかいお餅。甘すぎない上質なあんこにクリーミーな生クリーム!絶妙な味覚を楽しむことができます♪
イベント
津野山古式神楽
昭和51年12月25日、文部省の記録保存の選定を受け、昭和52年3月29日高知県無形民俗文化財指定。昭和55年2月1日<土佐の神楽>の1つとして国の重要無形民俗文化財指定。
津野山古式神楽は、延喜13年(913年)藤原経高が京より津野山郷に来国した時、神話を劇化したものを神楽として伝えた事が始まりとされています。<宮入り>から<四天の舞>まで全部で17の舞があり。
すべての舞を舞い納めるには8時間ほどもかかるとされている。秋祭りに氏子が五穀豊穣・無料息災を祈願し、神社へ奉納します。
花取り踊り
<花取踊り・旧葉山村>昭和44年、高知県指定無形民俗文化財に指定。由来・伝承に至る歴史は定かではありません。古く平安前期頃、四国山脈の彼方から踊り始められた民衆の踊りが、時代と共に変化をし、その持物も花(梅)から中世武人の勃興と共に刀に持ちかえられ、津野氏の勢力範囲を中心として踊り続けられたものと言われています。
<津野山花取踊・旧東津野村>東津野地域にはそれぞれ内容の異なる<花取り踊り>が三地域(船戸・郷・高野)で伝承されており。その由来については同系列のものであると考えられています。佐川藩主<深尾家>の家臣であった<奥田武芸八勝之進>が隣接する仁淀村に追放となり、鍛冶を職としている間にこの津野山の地に伝えたと言われています。
行列祭り
毎年10月28日秋の三島神社祭、10月29日津野神社祭、11月4日神社祭に奉納されています。
堂の口開け
津野町宮谷地区にある明王寺薬師堂の開帳日に行われる行事。地区民は藁を持ち寄り、<魔除けの大わらじ>や<注連縄>をつくり奉納します。<大わらじ>は国道197号沿いの地区の入口に飾られ、その存在感は必見です♪
■ 基本情報
- ・名称:高知県 津野町
- ・アクセス:<車・旧葉山村役場まで>須崎東IC降りて約20分、高知IC~須崎東IC降りて約55分、川之江ICT~須崎東IC降りて約1時間50分、松山IC~大洲IC降りて約2時間20分。
- <JR>高知駅~須崎駅(乗換)高知県交通バス~新田(乗換)町営バス~天狗荘。
- ・公式サイトURL:http://www.town.kochi-tsuno.lg.jp/index.html
自然と人々の暖かさが、疲れた都会での生活を癒してくれる事間違いなしです♪ワイワイと仲間と子供の頃の様に合宿気分を味わってみるもの楽しいですよ!