映画「戦場にかける橋」を見て予習しましょう！「カンチャナブリの橋」

タイのカンチャナブリは、現在美しい観光地として多くの観光客を集めています。一方で、痛ましい戦争の爪痕を持つ地域でもあります。そんなカンチャナブリを楽しむために、ポイントをまとめてみました！

1　カンチャナブリの橋とは？

カンチャナブリの橋は、正確にはクウェー川鉄橋と言います。この橋を一躍有名にしたのが映画「戦場にかける橋」です。この橋は鉄道の鉄橋で第二次世界大戦当時、日本軍が物資輸送の為に建設しました。5年はかかると言われた鉄道をわずか15カ月余りで完成させた陰には、過酷な労働がありました。
別名、この鉄道は“死の鉄道”(DEATH RAILWAY)とも言われています。

2　カンチャナブリの橋周辺の5つのみどころ

鉄道建設慰霊碑

多大な犠牲の上になりたっている鉄道建設。その犠牲者を悼んで日本軍が建立した慰霊碑が残されています。今もお供え物が供えられて悼まれています。

JEATH戦争博物館

この泰緬鉄道建設にかかわった６カ国、日本（Japan）・イギリス（England）・アメリカ（America）・オーストラリア（Australia）・タイ（Thailand）・オランダ（Holland）の頭文字を合わせたもので「DEATH」をもじっている戦争博物館です。当時の過酷な労働の様子を今に伝える、貴重な資料を集めて展示しています。

アルヒル桟道橋

スリリングなエリアが多い泰緬鉄道の中でも、剥き出しの岩肌の傍を通るこのスポットはかなりのハラハラ感が味わえます。岩壁を削る工事は困難を極め、多くの犠牲者を生んだそうです。

エラワンの滝

カンチャナブリの市内から北西へ約60キローメートルのところに位置するサイヨーク国立公園。その公園の中にタイで一番美しいといわれる滝があります。「エラワンの滝」です。全部で7つこの公園の中には滝があり、夏にはその滝壺で水遊びをする人達で賑わいます。

タイガー・テンプル

カンチャナブリの橋から車で30分程度のエリアにあるタイガー・テンプル。こちらでは、お寺の敷地の中でトラたちが飼育されています。僧侶の方たちと一緒に寛ぐトラの姿はとっても優雅！赤ちゃんにミルクをあげたり、トラと記念撮影をしたりすることができますよ！

3　訪れた人の声

歩いて渡る事ができるのは凄いですね！現在でも利用されている鉄道ですから、電車には注意しましょう！
確かにこういった形での訪問も良いかもしれません。是非検討してみて下さいね。

4　場所