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北海道知床は野生動物の宝庫です!エゾシカやキタキツネとこんなに近い距離で出会えちゃうかもしれません。日常ではなかなか出会えない生き物たちを見に行くのも、観光の醍醐味ですよね♪そこで、ここでしか見ることのできない貴重な生き物たちのためのツアーを厳選してみました! 1.キタキツネ
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もふもふの毛皮が可愛い「キタキツネ」。日本本土に住んでいるホンドギツネよりやや大きく、手足の先や耳の裏が黒いのが特徴です。その可愛らしさからエサを与えたくなってしまいますが、観光客がエサを与えることで交通事故や他の生態系への悪影響が起きている現状があります。 またエキノコックスという恐ろしい寄生虫を持っていることもあるので、出会ってもそっと見守るだけにしましょう。
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■ 基本情報
- ・会える地域:道路沿い、観光地付近、森林など
- ・会える時期:一年中
- ・ツアー会社:知床ネイチャーオフィス
- ・ツアー名称:エゾシカやキタキツネを見に行こう!「夜の動物ウォッチング」
- ・電話番号: 0152-22-5041
- ・ツアーURL:http://www.sno.co.jp/night-watch.html
- ・料金: 中学生以上3000円、小学生2500円
2.ヒグマ
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クマの中で最も大きいとされているヒグマの仲間である「エゾヒグマ」。大きいものは体長2メートル以上、体重450キロ以上とかなりの巨体になります。 そんな大きいエゾヒグマですが、木登りや水泳が得意といった器用な面も。道路などで遭遇することがありますが、大変危険な生物なので近づいたりしてはいけません。もし出会ってしまったら大声をあげたり急に走り出したりせず、ヒグマの方を向いたまま距離をとるようにしましょう。
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■ 基本情報
- ・会える地域:道路沿い、森林、山中など
- ・会える時期:一年中(ツアーは4~10月頃まで)
- ・ツアー会社: ゴジラ岩観光
- ・ツアー名称:知床半島ウトロクルーズ ヒグマウォッチングコース
- ・電話番号: 0152-24-3060
- ・ツアーURL:http://kamuiwakka.jp/cruising/
- ・料金: 大人5500円 小学生2750円
3.エゾシカ
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エゾシカは奈良公園や宮島にいるニホンジカの仲間です。ニホンジカよりも一回り大きな体をしており、大きな個体だと体重が170キロになるものもいるんだとか。またニホンジカに比べてオスのツノが大きく立派になるのも特徴の一つです。 エゾヒグマに比べると安全な動物ですが繁殖期や子育ての時期には凶暴になることもあるので、見つけても近寄ったりすることのないようにしましょう。
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■ 基本情報
- ・会える地域:道路沿い、観光地付近、森林、山中など
- ・会える時期:一年中(ツアーは2月1日~3月29日)
- ・ツアー会社:知床アルパ株式会社
- ・ツアー名称:冬の知床一日満喫コース No.2
- 氷瀑を目指すスノーシューツアー+流氷ウオーク
- ・電話番号: 0152-24-2230
- ・ツアーURL:http://www.shiretoko-arpa.co.jp/
- ・料金:1名のみ(中学生以上)…12,500円
- 2~4名(中学生以上)…1名/10,500円、小学生…8,000円
4.エゾリス
http://troutinn.exblog.jp/19785218/
ペットとして飼われているシマリスよりもサイズが大きく、体長約25センチ+尾約20センチほどの大きさを持つ「エゾリス」。かなりの適応力があり、ある程度の木があれば公園などにも生息しています。 普通は木の穴などに住んでいますが、人間の作った木箱などにも住み着いてくれるんだとか。春と冬は朝方、夏は日中、秋は昼に活動していることが多いと言われています。
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■ 基本情報
- ・会える地域:森林など木の多い場所
- ・会える時期:春と冬は朝方、夏は日中、秋は昼によく活動しています
- ・ツアー会社:知床オプショナルツアーズ
- ・ツアー名称:知床五湖自然観察ツアー
- ・電話番号: 0152-24-3467
- ・ツアーURL:http://www.shiretoko.info/
- ・料金: 大人5000円、小学生3000円
5.オオワシ
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オオワシはオスよりもメスの方が大きく、最大で全長1メートルを超すと言われる大型の猛禽類です。なんと羽を広げた大きさは2メートル以上!圧巻ですね。 オオワシは夏の間にロシアで繁殖し、冬になると越冬のため北海道へとやって来ます。主に水辺に住んでおり、魚をとって食べているほか小型の鳥類や哺乳類も捕食していると言われています。
木の上にいることが多いため、望遠鏡や双眼鏡があると観察に便利です。
http://laphotohodo.blog.fc2.com/blog-entry-289.html
■ 基本情報
- ・会える地域:海岸や河川など水辺の地域
- ・会える時期:冬(1~4月)が最も会いやすい
- ・ツアー会社:はまなす観光(有)
- ・ツアー名称:流氷・バードウォッチング、クルージング
- ・電話番号: 0153-87-3830
- ・ツアーURL:http://www.rausu-cruise.com/
- ・料金: 大人…4,000円~、子供…2,000円~
6.シマフクロウ
http://blog.livedoor.jp/k14kawa/archives/1725228.html
翼を広げるとその大きさは2メートルにも達すると言われる大型のフクロウがこのシマフクロウです。 現在北海道に住むと言われているシマフクロウの数は”約140羽”。その昔、アイヌの人々からは村の守り神(コタンクルカムイ)と呼ばれていたと言います。
オスとメスのつがいでなわばりを持って暮らしている「シマフクロウ」。夜になるとヴーヴー、ヴォーという夫婦が鳴き交わす声が森から聞こえてきます。
http://blog.livedoor.jp/kitanodaichi/archives/51848263.html
■ 基本情報
- ・会える地域:森林の中の水辺の地域
- ・会える時期:一年中
- ・会える宿:民宿 鷲の宿
- ・電話番号: 0153-87-2877
- ・URL:http://www.rausu-shiretoko.com/activity/reserve15_washinoyado.html
- ・料金: 1泊2食…9000円、見学のみ3000円
7.クジラ
http://shiretoko-rausu.seesaa.net/article/283592848.html
知床で出会えるクジラはマッコウクジラ、ミンククジラ、ツチクジラの3種類です。中でもマッコウクジラはサイズが大きく、大きいものだと体長20メートルにもなると言います。 このクジラたちが見られるのは温かい時期、3月~10月ごろ。世界中を回遊しているというクジラたちですが、ここまで沿岸近くに寄ってくるのは海底がすぐ深くなっている知床・羅臼くらいのものだと言われています。
http://blogs.yahoo.co.jp/natsumi_s_58/61989555.html
■ 基本情報
- ・会える地域:羅臼の沖合(岸からも見えます)
- ・会える時期:3~10月
- ・ツアー会社:朝枝(ともえ)Ⅱ
- ・ツアー名称:クジラ・イルカウォッチングコース
- ・電話番号: 0153-88-2026
- ・ツアーURL:http://tomoe2.com/
- ・料金: 平日…大人8000円、小人4000円 土日祝…大人9000円、小人4500円
8.イルカ
https://asp.hotel-story.ne.jp/ver3d/ASPP0200.asp?hidSELECTCOD1=62630&hidSELECTCO…
知床で見られるイルカはカマイルカ、イシイルカ、ネズミイルカの三種類です。特にカマイルカは人なつこく、船を見ると寄ってきてしばらく船といっしょに泳ぐこともあるそうです。この3種類で最も大きいのはイシイルカで体長2.4メートルほど。 対して一番小さいネズミイルカは1.5メートルくらいの大きさです。イルカはスピードが早いため、シャッタースピードを早くして写真撮影するようにしましょう。
http://shiretoko-rausu.seesaa.net/article/283592848.html
■ 基本情報
- ・会える地域:羅臼の沖合
- ・会える時期:5~11月
- ・ツアー会社:(株)まるみ
- ・ツアー名称: クジラ・イルカ・バードウォッチング
- ・電話番号: 0153-88-1313
- ・ツアーURL:http://shiretoko-rausu.com/
- ・料金: 大人…8000円、子供…4000円
9.シャチ
http://shiretoko-rausu.seesaa.net/archives/201404-3.html
海のハンターと呼ばれるシャチは実はイルカの仲間です。体長は8メートル前後とかなり大きく、その迫力には圧倒されるばかりです。 ブリーチングと呼ばれるジャンプは海面に自分の体を叩きつけるような行動で、上がる水しぶきの高さはかなりのもの。水面から顔を出すスパイホッピングという行動も見ものです。
http://shiretoko-rausu.seesaa.net/article/283592848.html
■ 基本情報
- ・会える地域:羅臼沖
- ・会える時期:5月ごろ
- ・ツアー会社:知床ネイチャークルーズ
- ・ツアー名称:クジラ・イルカ・バードウォッチング(夏期)
- ・電話番号: 0153-87-4001
- ・ツアーURL:http://www.e-shiretoko.com/index.htm
- ・料金: 大人…8000円、3歳以上~小学生…4000円
10.アザラシ
http://reiohara.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/2011-ebee.html
知床で見られるのはゴマフアザラシとクラカケアザラシの2種類です。どちらのアザラシも体長1.5メートルほどのサイズです。 羅臼では生まれたばかりの小さくて可愛い白い子アザラシの姿を見ることもできます。ゴマフアザラシとクラカケアザラシの赤ちゃんはよく似ていますが、ゴマフアザラシの赤ちゃんの方が少しクリームがかった白色をしています。
http://blog.shinra.or.jp/2014/01/blog-post_26.html
■ 基本情報
- ・会える地域:羅臼の流氷地帯
- ・会える時期:2~3月
- ・ツアー会社:NPO SHINRA(知床ナチュラリスト協会)
- ・ツアー名称: 野生動物観察ツアー
- ・電話番号: 0152-22-5522
- ・ツアーURL:http://www.shinra.or.jp/
- ・料金: 中学生以上…3000円、3歳~小学生…1500円
11.トド
北国の海では、水族館でないと見られないような生き物もいるんです♪そのなかの1種がトド!主に羅臼の沖合で見られる生き物ですが、遭遇する確率は稀と言われています。出会えるのは11月~2月までにかけての寒い時期なので、ごく限られた期間しかお目見えしません。そんなトドを見られるツアーがもちろんあるんです!羅臼の沖合に船を出し、クルージングしながら野生動物を観察する「知床海獣ツアー」で、これはクジラやアザラシを見るためのものなのです。しかし、ごく稀にですがトドも出現。会えたら超ラッキーといったところなので、メインの海獣を見るついでに出会ってみるのもいいかも知れませんよ☆
■ 基本情報
- ・会える地域:知床 羅臼の沖合
- ・会える時期:11月~2月
- ・ツアー会社:知床らうすリンクル
- ・ツアー名称:知床海獣ツアー
- ・電話番号:0153-85-7604
- ・ツアーURL:http://www.shiretoko-rausu-lincle.com/cn11/pg133.html
- ・料金:大人は5000円 子供(小学生以下)は2500円 ※中学生からは大人料金
12.エトピリカ
エトピリカは、北海道でアイヌに触れたことがあれば聞いたことがあるかもしれません。この名前、アイヌ語で「美しいくちばし」を指す言葉なんですよ♪ではどんな生き物かというと、真っ黒なボディにオレンジの鮮やかなくちばしがチャーミングな鳥。顔は真っ白なので3色の鳥なんです。このエトピリカ、海鳥なので主に海の上でしか会うことができません。あまりにも派手な様子から、昔は「花魁鳥」と呼ばれていました。日本では北海道の限られた場所でしか見ることのできない希少種なんです。この鳥は、知床のバードウォッチングツアーに参加すれば見ることができます。出会える確率はそこまで低くないので、エトピリカを目当てに参加してもいいですね。
■ 基本情報
- ・会える地域:知床沖
- ・会える時期:春から夏にかけて
- ・ツアー会社:落石ネイチャークルーズ
- ・ツアー名称:北海道 根室落石でバードウォッチング
- ・電話番号:0153-27-2772
- ・ツアーURL:http://www.ochiishi-cruising.com/
- ・料金:大人(中学生から)は7000円 小学生は5000円 ※小学4年生以下は乗船不可。保護者同伴必須
13.ハシボソミズナギドリ
ハシボソミズナギドリは、カワセミのようにダイビングして魚を捕える渡り鳥です。タスマニア島付近で繁殖する習性をもっていますが、繁殖期以外は海を渡って日本へもやってきます。年間に移動する距離の長さがとにかく長いことで知られており、約32000キロも飛ぶんですよ!国内では千葉県や兵庫県など全国どこでも見かける鳥ですが、特に知床には毎年大群で押し寄せるので観察には最適!時にはクルージングしている船に並走してみたり、ラウス沖のクジラの群れと一緒に観察できたりもするんです。これも飛来する数が多い知床だからこそですね!繁殖期は本州ではあまり見かけませんが、知床でなら観察する機会が多い生き物です
■ 基本情報
- ・会える地域:知床 羅臼の海
- ・会える時期:5月~9月
- ・ツアー会社:ゴジラ岩観光(株)
- ・ツアー名称:知床半島ラウスクルーズ
- ・電話番号:0153-85-7575
- ・ツアーURL:http://kamuiwakka.jp/whale
- ・料金:5月の予約開始以降に公開
14.キタオットセイ
キタオットセイは、国内では水族館ですら飼育が規制されている貴重な生き物。その昔、毛皮目当てに乱獲されたことで生存数が激減し、絶滅を避けようと厳しく規制されている種類なのです。国内では伊豆にある三津シーパラダイスと新江の島水族館でしか飼育されていません。そのため、国内で観察する場合はこの水族館か、知床の海しかないのです。しかし、いくら貴重といっても知床では見ることができるんですよ♪ラッコのようなモフモフな顔をひょっこり出して、海からこちらを眺めていることがあるんです。海上を船でクルージングしていれば、出会う可能性も高まりますね☆
■ 基本情報
- ・会える地域:知床 羅臼の海
- ・会える時期:4月~7月
- ・ツアー会社:ゴジラ岩観光(株)
- ・ツアー名称:知床半島ラウスクルーズ
- ・電話番号:0153-85-7575
- ・ツアーURL:http://kamuiwakka.jp/whale
- ・料金:5月の予約開始以降に公開
15.ウミウ
ウミウは、黒っぽい体に長めの尾と首が特徴の鳥。日本で古くから行われてきた「鵜飼い」という漁の方法は、このウミウを使っていたといわれています。ウミウの羽は真っ黒ではなく、日に当たると深いグリーンの発色があるんです。近くで観察すればより深みがかった色の羽を観察できますね。知床ではウミウが断崖や岩場のある海で見られます。大自然を壊すことなくいかしている知床だからこそ、ウミウの巣作りにはもってこいなんですね。観光船で断崖の自然を楽しむツアーでは、このウミウの姿も見ることができます。泳ぐときは首から上だけを出して漂っていますが、上陸して休む時は羽を広げているのでスターのよう!表情豊かな鳥なのです。
■ 基本情報
- ・会える地域:知床 羅臼の海や岩場、断崖など
- ・会える時期:5月~10月
- ・ツアー会社:クルーザー観光船 ドルフイン
- ・ツアー名称:知床岬クルーズ
- ・電話番号:0152-22-5018
- ・ツアーURL:http://www.shiretoko-kankosen.com/2015/
- ・料金:大人は8000円(中学生からは大人料金) 小学生は4000円 幼児は無料
可愛いからこそ、そっと遠くから見守るようにしたいですね。今回ご紹介したツアーに参加して、この貴重な動物たちに会いに行ってみませんか?