GWはちょっと遠出して、普段行かない所へ… GW半ばの1日、奈良県の「橿原市昆虫館」へ2歳の子供を連れて行きました。 「橿原市昆虫館」とは、『見て・聞いて・触って・感じる昆虫館』として平成22年にリニューアルオープンした施設です。 ここでは、1000点を越える昆虫標本、虫の世界を体験できるジオラマ、放蝶温室などを備え、昆虫について楽しく学ぶことができます。
昆虫の生態や魅力について、実物を展示しながらの解説があり、大人でも楽しめます。
入り口すぐには沢山の化石が展示してあり、昆虫の歴史を学ぶことができます。 ここではしゃぐのは子供よりも大人かも… 太古の時代に生きて動いていた昆虫が、化石となって目の前にいる。ロマンを感じます。
トンボの化石です。こんな薄い羽根で、太古の空を翔んでいたんですね。
次の展示室には大きなジオラマが。カマキリのカマを動かしたり、虫の中に入って外を見たり…大勢の子供が遊び感覚で楽しんでいました。筆者もトンボの複眼を体験…トンボ、これで動けるのか?!ちょっと感心しました。
こちらは、地元の自然を再現したジオラマ。子供と「虫さん探し」で盛り上がりました。地元でしか見られない昆虫の情報など、興味深いです。
館内には蝶やカブトムシ、クワガタといった人気の昆虫から、オサムシ、ゴミムシといったマニア向けの昆虫まで、たくさんの標本が展示されています。
子供は動かないものには興味ないかな?と思っていたら…
結構くいつきました(笑)
やはり子供にインパクト強いのはカブトムシらしいです。後々まで「カブトムシみた♪」と語っていました。ダンゴムシからカブトムシへと、子供の世界も広がったようです。
昆虫の美しい羽の色や細かい模様などが、虫眼鏡で観察できるコーナーや、虫の出すフェロモン・外敵を退けるニオイなどを嗅げるコーナーもあったりと、なかなか盛りだくさんです。
ガラス越しで安全。「ぶんぶんぶん♪」歌いながら子供張り付きます。割と長いです(笑)
備え付けのモニターで、巣箱の中を観ることもできます。テレビでは観たことあっても、リアルタイムでは初めて!感動しました。
橿原市昆虫館の最大の見所は、南の島の森をイメージした温室。小さな滝もあり散策するだけでもちょっと癒されそうな雰囲気のこの温室、なんと500㎡の敷地に500~800匹の南国の蝶が飛び交っています。
人に慣れた蝶は、すぐ目の前でのんびり花の蜜を吸ったり、人の手にとまることさえあります!
皆、歓声をあげながら蝶とのふれあいを楽しんでいました。
「南の島の貴婦人」オオゴマダラ。大胆に人の近くまで寄ってくるので、ひときわ目を引きます。
アサギマダラ。淡いブルーの羽の美しい、優雅な蝶です。
最後は新館。ここでは、多くの人が「気持ちワルっ」と反応する展示が… キワモノといえばそうですが、珍しいといえば珍しいです。
まずは…
ゴキブリ。…といっても、海外の森などで生息している「ローチ」と呼ばれる種類。家庭でも時々見かけるヤツなら悲鳴をあげるところですが、これならぎりぎり踏みとどまれます、大丈夫。
沖縄は八重山諸島の「黒島」だけに生息する森バッタ。親子かな? なんだかほほえましいです。
つぶらな瞳がチャームポイント、「オキナワシリケンイモリ」の子供です。 成長したイモリも展示されていました。
国蝶オオムラサキの幼虫。これがあの美しい蝶になるなんて…孵化する瞬間を観てみたいものです。
大和三山のひとつである、香久山のふもとにあるふるさと公園。橿原市昆虫館はこの公園内の施設です。
昆虫館の後は、こちらでのんびり野外の空気を楽しんでみてはいかがでしょう。
バッタのアスレチックやクワガタの滑り台、くもの巣ジャングルジムなどの昆虫の遊具に、お子さんが喜ぶこと間違いなしです!
また、広い空間で、春は桜・秋は紅葉を楽しむことができます。
*香久山公園について、詳しくはこちら
→https://www.city.kashihara.nara.jp/tshisetu/c_toshikeikaku/kouen/list/kaguyama.h…
■「あすかいちご狩りパーク」で摘みたてのいちごを満喫(1月中旬~5月末頃)
明日香村の14ヵ所のいちご農園で形成される、あすかいちご狩りパーク。
ここでは、大粒で香りがよく、あまい「あすかルビー」が30分間取り放題(1500円、要予約)です。摘みたてのいちごの美味しいことといったら!小さなお子さんも大好きないちごの収穫に大喜びです。
GW頃に昆虫館に行くなら、こちらにも是非よりたいところですね。
*「あすかイチゴ狩りパーク」について、詳しくはこちら
→http://www.asukadeasobo.jp/asukaichigo
大きな地図で見る
いかがでしたか?都会生活が長く、虫に慣れていなくても、いつの間にか引き込まれて楽しんでいる、橿原市昆虫館はそんなスポットでした。普段、昆虫に馴染みはない方も、きっとその魅力を発見できる筈。 子供と一緒に、子供に帰って、昆虫館で遊んでみませんか?
はじめに
「虫さん見に行くよ」というと、「ダンゴムシさん♪」と喜ぶ子供…ダンゴムシさんもアリさんも展示なかったけど、子供は意外な程ハマっていました。昆虫の生態や魅力について、実物を展示しながらの解説があり、大人でも楽しめます。
1.昆虫の歴史を知る、化石展示室
入り口すぐには沢山の化石が展示してあり、昆虫の歴史を学ぶことができます。 ここではしゃぐのは子供よりも大人かも… 太古の時代に生きて動いていた昆虫が、化石となって目の前にいる。ロマンを感じます。
トンボの化石です。こんな薄い羽根で、太古の空を翔んでいたんですね。
2.ジオラマで虫の世界を体験
次の展示室には大きなジオラマが。カマキリのカマを動かしたり、虫の中に入って外を見たり…大勢の子供が遊び感覚で楽しんでいました。筆者もトンボの複眼を体験…トンボ、これで動けるのか?!ちょっと感心しました。
こちらは、地元の自然を再現したジオラマ。子供と「虫さん探し」で盛り上がりました。地元でしか見られない昆虫の情報など、興味深いです。
3.見応えのある昆虫標本
館内には蝶やカブトムシ、クワガタといった人気の昆虫から、オサムシ、ゴミムシといったマニア向けの昆虫まで、たくさんの標本が展示されています。
子供は動かないものには興味ないかな?と思っていたら…
結構くいつきました(笑)
やはり子供にインパクト強いのはカブトムシらしいです。後々まで「カブトムシみた♪」と語っていました。ダンゴムシからカブトムシへと、子供の世界も広がったようです。
昆虫の美しい羽の色や細かい模様などが、虫眼鏡で観察できるコーナーや、虫の出すフェロモン・外敵を退けるニオイなどを嗅げるコーナーもあったりと、なかなか盛りだくさんです。
4.必見!リアルタイムで見られるミツバチの巣箱
ゆっく観察する機会のあまりない、ミツバチ。ここではなんと、そのミツバチが何百匹と、巣箱ごと見放題です。ガラス越しで安全。「ぶんぶんぶん♪」歌いながら子供張り付きます。割と長いです(笑)
備え付けのモニターで、巣箱の中を観ることもできます。テレビでは観たことあっても、リアルタイムでは初めて!感動しました。
5.生き生きと飛び交う蝶が間近で見られる!放蝶温室
橿原市昆虫館の最大の見所は、南の島の森をイメージした温室。小さな滝もあり散策するだけでもちょっと癒されそうな雰囲気のこの温室、なんと500㎡の敷地に500~800匹の南国の蝶が飛び交っています。
人に慣れた蝶は、すぐ目の前でのんびり花の蜜を吸ったり、人の手にとまることさえあります!
皆、歓声をあげながら蝶とのふれあいを楽しんでいました。
「南の島の貴婦人」オオゴマダラ。大胆に人の近くまで寄ってくるので、ひときわ目を引きます。
アサギマダラ。淡いブルーの羽の美しい、優雅な蝶です。
6.ちょっと変わった生き物が…新館の展示
最後は新館。ここでは、多くの人が「気持ちワルっ」と反応する展示が… キワモノといえばそうですが、珍しいといえば珍しいです。
まずは…
ゴキブリ。…といっても、海外の森などで生息している「ローチ」と呼ばれる種類。家庭でも時々見かけるヤツなら悲鳴をあげるところですが、これならぎりぎり踏みとどまれます、大丈夫。
沖縄は八重山諸島の「黒島」だけに生息する森バッタ。親子かな? なんだかほほえましいです。
つぶらな瞳がチャームポイント、「オキナワシリケンイモリ」の子供です。 成長したイモリも展示されていました。
国蝶オオムラサキの幼虫。これがあの美しい蝶になるなんて…孵化する瞬間を観てみたいものです。
7.昆虫館と併せて行きたい!周辺のおすすめスポット
■香久山公園でのんびり過ごす大和三山のひとつである、香久山のふもとにあるふるさと公園。橿原市昆虫館はこの公園内の施設です。
昆虫館の後は、こちらでのんびり野外の空気を楽しんでみてはいかがでしょう。
バッタのアスレチックやクワガタの滑り台、くもの巣ジャングルジムなどの昆虫の遊具に、お子さんが喜ぶこと間違いなしです!
また、広い空間で、春は桜・秋は紅葉を楽しむことができます。
*香久山公園について、詳しくはこちら
→https://www.city.kashihara.nara.jp/tshisetu/c_toshikeikaku/kouen/list/kaguyama.h…
■「あすかいちご狩りパーク」で摘みたてのいちごを満喫(1月中旬~5月末頃)
明日香村の14ヵ所のいちご農園で形成される、あすかいちご狩りパーク。
ここでは、大粒で香りがよく、あまい「あすかルビー」が30分間取り放題(1500円、要予約)です。摘みたてのいちごの美味しいことといったら!小さなお子さんも大好きないちごの収穫に大喜びです。
GW頃に昆虫館に行くなら、こちらにも是非よりたいところですね。
*「あすかイチゴ狩りパーク」について、詳しくはこちら
→http://www.asukadeasobo.jp/asukaichigo
■ 基本情報
- ・名称: 橿原市昆虫館
- ・住所: 奈良県橿原市南山町624
- ・アクセス: 近鉄大阪線「大福」駅より徒歩40分/
- 近鉄大和八木駅南出口よりコミュニティバス乗車約30分、「昆虫館前」下車/
- 葛城ICより高田バイパス経由で約30分/ 針ICより国道369号経由で約1時間
- ・営業時間:【4月~9月】 9:30~17:00(最終入館16:30)
- 【10月~3月】9:30~16:30(最終入館16:00)
- ・定休日: 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始 ※夏休み期間は無休
- ・電話番号: 0744-24-7246
- ・料金: 大人 510円 学生 410円 中学生以下 100円 3歳以下 無料
- ・所要時間: 約1時間~
- ・オススメの時期: 春・秋
- ・公式サイトURL:https://www.city.kashihara.nara.jp/insect/insect/riyouannai.html
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いかがでしたか?都会生活が長く、虫に慣れていなくても、いつの間にか引き込まれて楽しんでいる、橿原市昆虫館はそんなスポットでした。普段、昆虫に馴染みはない方も、きっとその魅力を発見できる筈。 子供と一緒に、子供に帰って、昆虫館で遊んでみませんか?