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京都では、昔からとても有名な安産祈願の神社を紹介します。金閣寺で有名な北区。そこにある「敷地神社」です。わら天神とも言われて親しまれています。ここでいただくお守りを見れば、男の子か女の子が分かるようで、これがとても良く当たるそうですよ。妊婦さん、ぜひ行かれてみてください。敷地神社とは?
古くは北山の神として、大古山背国葛野郡衣笠村に降臨された天神地祇で、古くより土地の人々の信仰を集めてました。天長八年(831年)この地に氷室が設けられ、その夫役が加賀の国より移住し、その地で崇敬していた菅生石部神の分霊を勧請して、子々孫々の氏神とすべく、北山の神の西隣に祀って、祭神を菅生石部神の御母木花開耶姫命と定めました。応永四年(1397年)足利三代将軍義満が西園寺北山殿を山荘として造営するに方り、参拝に不便になり、両者を合祀し、現在地に移転600年に至ります。敷地神社の魅力やご利益
京都では、安産のご利益でとても有名です。妊産婦の方が多く参拝に訪れています。稲藁が安産御守の本体であり、そのわらに節があれば男児・節がなければ女児誕生との古くよりのめずらしい信仰が人々の人気を集めています。わら天神では安産祈願の「ご祈祷」はしておらず、ご祈祷済の腹帯やお守りを購入する形式をとっています。わら天神の腹帯とお守りの料金は「腹帯、安産のお守りつき7000円、腹帯が不要の場合は4000円」です。
周辺のおすすめ観光スポット
鹿苑寺(金閣寺)
足利3代将軍義満が建てた別荘ですが、義満の死後に禅寺へと改められられました。正式名は義満の法号にちなみ鹿苑寺といいます。三層宝形造の舎利殿です。昭和30年(1955)復元の楼閣は初層が寝殿造、2層は武家造、3層は禅宗仏堂造。周囲には池泉回遊式庭園(特別史跡・特別名勝)が広がり、鏡湖池に金閣が映る光景はとても美しいです。地蔵院(椿寺)
神亀3年(726)に行基が創建。北野大茶会のとき宿となったこの寺に、豊臣秀吉が寄進したという五色八重散椿で知られています。花びらがひとひらずつ散る姿から、散り椿の名があり、現在は樹齢約120年の第二世が本堂前庭で赤、白、ピンクなど五色の花をつけます。見ごろは3月下旬~4月初旬。洛陽三十三観音霊場、第三十番札所。仁和寺
仁和4年(888)、宇多天皇創建による門跡寺院で御室御所とも呼ばれていました。現在は真言宗御室派の総本山。9万平方mもの広大な境内には、優美な金堂(国宝)をはじめ、二王門(重要文化財)や五重塔(重要文化財)などが点在。御所の名残りを留める仁和寺御殿、池泉式庭園もあって見どころ豊富です。背丈の低い御室桜(名勝)は、京都随一の遅咲きとして有名です。■ 基本情報
- ・名称:敷地神社(わら天神宮)
- ・住所:京都市北区衣笠天神森町10
- ・アクセス:市バス わら天神前下車 徒歩約1分
- ・営業時間:8:30~17:00
- ・電話番号:075-461-7676
- ・料金:無料
- ・公式サイト:http://www.kyoto-jinjacho.or.jp/shrine/03/060/index.html