桜井駅は、愛知県安城市にあります。1926年に現在乗り入れている名鉄西尾線の前身となる碧海電鉄が開通し、その時に同時に開業しました。それ以来、この地域の中核の施設としての役割を果たしてきました。今回は、そんなスポットの基礎知識や時刻表、周辺にあるおすすめの場所まで、たっぷりとお届けします。今まで行ったことあるけど、通り過ぎるだけだった人も、一度も訪れた事がない方も、ぜひこの記事を読んで下さい。きっと、足を運んでみたくなりますよ。
1.桜井駅とは?
特急以下、全ての列車が停車する桜井駅は、manacaの利用も可能です。西口にロータリーがあり、タクシー乗り場が設置されています。高架化される前に、線路及び駅舎があった東口は現在整備中で、名鉄協商のコインパーキングが置かれています。また、あんくるバス桜井線・桜井西線の「桜井駅」バス停がロータリーに設置されています。
駅の東は古くからの商店街や集落がある一方で、西では土地区画整理事業が進められており、2006年(平成18年)にショッピングセンターのアピタ安城南店が開業しました。
2.乗り入れる路線
名鉄西尾線です。桜井駅は、名鉄名古屋駅から急行で40分です。
■西尾線 上り 新安城・名古屋方面
下り 西尾方面
3.時刻表
朝の通勤時間帯には1時間に5,6本になりますが、それ以外は1時間に4本程度ですから、それほど本数は多くありません。乗り遅れないように注意が必要です。桜井駅 時刻表
4.1日の駅利用者数
2013年度当時の1日平均乗降人員は4,259人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中101位、 西尾線・蒲郡線(23駅)中4位だったとの事です。5.周辺観光スポット
1.二子古墳
国指定史跡である、前方後方墳の二子古墳。全長68.2mで、西三河地方で2番目の大規模なものです。この地方最大集落の権力者が埋葬されたといわれる古墳で、桜井古墳群を代表する古墳です。低い前方部と比較して後方部を高く盛りあげ、墳丘を大きく見せています。原形をよく保っており、4世紀初頭の築造とされる説が有力だとか。一度見てみたいものですね。2.安城産業文化公園デンパーク
「デンパーク」の名は、日本デンマークの「デン」、田園の「デン」、伝統の「デン」と、公園の「パーク」を組み合わせた造語。 自然と親しみ花のある暮らしを提案する公園として、1997年にオープンしました。四季折々の草花でデザインされたガーデンと、豊かな自然にあふれた花と緑の公園です。園内ではバーベキューや地ビールが楽しめたり、小さな子どもも楽しめる木製遊具や広場などもあります。ガーデニングや料理など、ものづくり体験のできるクラブハウスもあり、正面ゲートすぐ北隣の「道の駅 デンパーク安城」では、地元農産物の産直コーナーが人気となっています。3.安城市歴史博物館
安城で出土した人面文土器、日本デンマークに関する資料など、地元の歴史や文化をはじめ、三河地方・矢作川流域における政治や経済、文化などの歴史が学べる博物館です。常設展示や企画展示のほか、生涯学習の場として、歴史に関するイベント、ミュージアムコンサート、体験講座、講演会、名画鑑賞会なども開催されています。安祥城址の一角にあり、すぐ東には安祥城址公園があります。安城市埋蔵文化財センターが併設されていて、発掘調査をはじめ、出土した遺物の 調査・研究・整理・収蔵を行うとともに、市内の文化財の保護・保存活動も精力的に行われているそうです。6.基本情報
■ 基本情報
- ・名称: 桜井駅
- ・住所: 安城市桜井町新田19番地11
- ・営業時間: 7:00~20:00
- ・電話番号: 0564-22-0424(東岡崎駅)
- ・公式サイトURL: http://www.meitetsu.co.jp/train/station_info/line03/station/1415.html
地図
桜井駅の周辺には、歴史好きにはたまらない日本国指定史跡の二子古墳や博物館、子どもと一緒に家族で楽しめる安城産業文化公園デンパークなど、一日を有意義に過ごすことができるスポットがあって、訪れた事がなかったのがもったいないくらいでしたね。愛知県の中心である名鉄名古屋駅から急行で40分と近いので、今まで行ったことがなかった人や、ただ通過していただけの方も、一度このスポットに降りてみてはいかがでしょうか?きっと素敵な時間を過ごすことができますよ。