鳥羽駅の乗入れ路線は3つ。三重県にある「鳥羽駅」の知っておきたい６個の基礎知識

鳥羽駅（とばえき）は、三重県鳥羽市鳥羽一丁目にある、東海旅客鉄道（JR東海）と、近畿日本鉄道（近鉄）の駅です。
今日はそんな鳥羽駅を利用するにあたっての、基礎知識をご紹介したいと思います。

1.鳥羽駅とは？

鳥羽観光の拠点駅である「鳥羽駅」は、出来た当初は砂浜に沿った海辺の駅でした。ところが海側が高度成長期に大幅に埋め立てられた為、海側の幹線道路や土地は、すべて埋立地なのだそうです。
その名の通り、鳥羽水族館まで歩いて15分、近くには赤福鳥羽支店や、ミキモト真珠島などがあります。2016年には伊勢志摩サミットも開催されることになったので、この辺りもますます賑いを見せそうですね。

2.乗り入れる路線

JR東海の参宮線と、近鉄の鳥羽線・志摩線の3路線が乗り入れ、接続駅となっています。いずれの路線も当駅が起終点ですが、近鉄の2路線については鳥羽線列車の約半数がそのまま志摩線に直通しています。
名古屋から鳥羽まで、JRも近鉄も特急を使えば1時間35分～2時間くらいの距離です。

■JR参宮線（普通）　松阪・名古屋方面
■近鉄線上り（鳥羽線）　名古屋・大阪・京都・奈良方面
■近鉄線下り（志摩線）　鵜方・賢島方面

3.時刻表

JRは、1時間に１～２本しかないので、乗り遅れないように注意が必要です。
近鉄の方は、鳥羽線は１時間に4本～8本、志摩線も4本～7本と、そこそこ本数があるので、安心出来ます。

JR　鳥羽駅時刻表
近鉄　鳥羽駅時刻表

4.１日の駅利用者数

　2013年には、JRは456人、近鉄は2,328人だったそうです。

5.周辺観光スポット

1.鳥羽水族館

三重県鳥羽市にある、全国第2位の入館者数を誇る水族館です。2015年2月時点の展示生物は約1,200種で、日本国内では最大。自然の環境を再現したゾーンが12あり、30,000点もの海や川の生きものが飼育・展示されています。入館者の8割を大人が占めるという特徴を有し、「質実剛健な水族館」と評されているそうです。
鳥羽水族館では、大型水槽の中で「水中入社式」と呼ばれる入社式を毎年開催していて、ウェットスーツの上からスーツを着た新入社員（飼育員）が、ボンベを背負い水中メガネと足ひれを装着して水槽に入り、防水加工を施した辞令を受け取り、「初仕事」として水中で水槽のガラスを磨くそうです。入社式の様子は一般の来館者も見ることができるそうなので、是非一度、見てみたいですね。

2.鳥羽国際ホテル

鳥羽市にあるリゾートホテルで、鳥羽湾を見下ろすように建っています。1964年創業で、ホテル名に「国際」の語を入れたのは、東京オリンピック開催を控えていた当時の日本政府が「外国の要人が宿泊できるホテルをつくる」ことを掲げ、上質のホテルの建設を奨めていたことによるものだそう。開業以来、日本の皇族や政財界の有力者を初めとして、イギリスのエリザベス2世、トンガのタウファアハウ・ツポウ4世など日本国外からの要人が鳥羽を訪れた際に数多く宿泊しているホテルです。
鳥羽国際ホテルの名物はチーズケーキで、創業時にフランス料理のデザートとして作られたもので、創業当時の味を守っています。シンプルな「熟成チーズケーキ」のほか、アップル・ブルーベリー・抹茶・黒糖味があり、どれも魅力的。鳥羽市のご当地バーガーである「とばーがー」を2010年から鳥羽国際ホテルでも作っており、「M.O.L.F. Premium-Burger」という名のハンバーガーで2種類あり、伊勢海老やアワビ、松阪牛をサンドした、なんと価格1万円の高級バーガーとなっているそうです。

3.志摩スペイン村

志摩スペイン村は、三重県志摩市にあるテーマパークで、「パルケエスパーニャ」を中核施設に、ホテル志摩スペイン村、天然温泉「ひまわりの湯」の3施設で構成されています。スペイン語で「パルケ」は公園、「エスパーニャ」はスペインの意味。パーク内は4つのエリアで構成され、スペイン各地の建物をモチーフとした街並みやアトラクションが配置されており、スペイン人エンターテイナーによるショーやパレードもあります。どのアトラクションも、それほど長時間並ばなくても乗れるし、園内それほど広くもないので、小さな子連れでも手軽に楽しめますよ。

6.基本情報

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