Hideyuki KAMON
火振りかまくらは、秋田県仙北市角館地域に伝わる伝統行事で、火振りは、わらひもの先に付けた稲わらを編んで作った小さな俵に火を付けて、自分の周りを振り回すものです。神聖な火で厄を払うとともに、五穀豊穣、無病息災、家内安全など、一年の無事を祈願する行事です。行ったらここをチェック!
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1.祈願祭に参加する
火振りかまくらは、旧暦の小正月行事の一つなので、神聖な火で田んぼの厄を払うとともに、家族の無病息災・家内安全など、一年の無事を祈願します。その為、きちんとお祈りをする祈願祭が最初に行われます。ちょっと厳かな気分で、参加してみましょう。祈願祭は午後5時ごろに会場に行くとはじまるようです。せっかくのお祭りなので、できれば最初から参加したいですね。きっといい思い出になるでしょう。
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2.出店をチェック
商工会などが出店を出しています。珈琲やトン汁、トン汁うどんなど、冷えた体を温めてくれるものを購入して食べたり飲んだりすることができます。やはり、寒い所では、こういう心も体も温まりそうなものがいいですね。おすすめは、『しない鳥』です。しない鳥の汁ものですね。注目は、無料で食べられるお汁粉。毎年やっているかどうかは不明ですが、可能ならばゲットしたいですね。2015年の2月13日はあったようです。来年もあるといいですね。
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3.真冬の花火
夏は花火大会があちらこちらで開催されますが、真冬に花火を見る機会はあまりないと思います。火振りかまくらでは、午後8時ごろになると祭りのクライマックスとして、花火が打ちあがります。冬の張りつめた空気の中の花火は、夏よりも音が体に伝わってきそうですね。この打ち上げ花火、かなり盛大でその模様はyoutubeでも見ることができます。あちらこちらで火が見られるのは、このお祭りの特徴かもしれません。
4.観光客も振り回せます
2月13日の方は、観光客もこの火振りかまくらのお祭りに参加することができます。実際に紐に結び付けられた炭俵を自分の周りで振り回すことができます。多くの人が童心に返って、何度も炭俵があるだけ振り回し続けるとか。実際にやってみるとかなり楽しいのでしょうね。火は、人のテンションを高めてくれるそうです。火事場に人が集まるのは、ほとんどそういう理由とか。このお祭りで多くの人が集まるのも、同じ理由かもしれません。
5.燃えない服で参加しましょう
火祭りに参加すると、炭俵を振り回せるのですが、やはり火の粉は飛んできます。ナイロン製の服では、それでいろいろ焼け焦げてしまうでしょう。会場では、木綿の法被を貸してもらえるそうですが、やはり、中に着る服もできればもう捨ててもいいような、そして燃える可能性が低い木綿がいいでしょう。暖をとるためにも火の近くに建ちますが、やはり気がはぜて火の粉が飛びます。以前スキーウェアを焚火で少しダメージを受けたことがあります。寒くても、できるだけ服装に気をつけて公開の内容にお気をつけください。
休憩ポイント
角館での休憩ポイントでお勧めなのは、『角館樺細工伝承館』です。佐竹北家に伝わる武具等の展示室や樺細工製作実演も見られて、無料で休憩をとることができます。住所は秋田県仙北市角館町表町下丁10です。参加者の声
【火振りかまくら】雪の中を幻想的な火の輪がメルヘンの世界へいざなう http://t.co/KqENPzSXNf
— 石塚 涼 (@rtxzmh98) 2015, 10月 8
一面の雪の大地の中で火の光が舞い踊るのですから、実に幻想的ですね。もっと広い会場でたくさんの人が一度に行うと、もっときれいかもしれません。EXILE USA 日本で踊ろう!~DANCE EARTH -JAPAN(ダンスアースジャパン)~「第10弾 秋田県・角館(火振りかまくら)」: http://t.co/X81aNqJf2b @YouTubeさんから
— わたみん@TAKAHIRO LOVE (@rou0r73n) 2015, 8月 2
日本のファイヤーダンス、いいネーミングですね。ぜひか以外にもこの幻想的な祭りを広めていただきたいところです。■ 基本情報
- ・名称:火振りかまくら
- ・住所:2月13日市営桜並木駐車場:秋田県仙北市角館町表町下丁10、2月14日角館町内各所
- ・アクセス:JR東日本秋田新幹線角館駅下車、徒歩15分
- ・営業時間:17:00~
- ・電話番号:(一社)角館町観光協会:0187-54-2700
- ・オススメの時期:2月13日 2月14日
- ・公式サイトURL:http://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/07_hiburi.html