台東区にある「台東区立書道博物館」。その名前だけ見ると、書道家の書いた作品が、たくさん展示されている場所なのかなー?と思ったのですが、調べて見ると、書道というようりも、もっと面白そうな場所だったので、紹介します。
本館では甲骨文や青銅器など漢字の歴史をたどる上で重要な資料を常設展示しています。また、寄贈後新たに建設した中村不折記念館では、テーマに基づいた企画展・特別展を年に5~6回行い、収蔵品を紹介しています。
日本がアジアに進出している時代に収集されたとはいえ・・よく集めたなと感心します。コレクション一つ一つに中村不折さんの茶目っ気たっぷりの解説が面白いです。きっと皆さんに見せたたくてたまらなかったんですね! 洋画家であり書家でもあった多才な中村不折の記念館で、交流のあった夏目漱石や森鴎外からの手紙が展示されていました。 芥川龍之介直筆の短冊もありました。 書道博物館となってますが、展示物は石碑や拓本がほとんどでした。中庭を囲むように建物があって、奥の建物では青銅器などが展示されていました。
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台東区立書道博物館とは?
洋画家であり書家でもあった中村不折が、40年あまりにわたり独力で蒐集した、中国及び日本の書道史上重要な資料を有する専門博物館です。昭和11年に開館以来、約60年にわたり中村家の手で維持・保存されてきましたが、平成7年台東区に寄贈され、平成12年に再開館したのが現在の台東区立書道博物館です。どんな魅力が?
殷時代の甲骨文に始まり、青銅器、玉器、鏡鑑、瓦当、陶瓶、封泥、璽印、石経、墓券、仏像、碑碣、墓誌、文房具、碑拓法帖、経巻文書、文人法書など、重要文化財12点、重要美術品5点を含む約16,000点が所蔵されています。本館では甲骨文や青銅器など漢字の歴史をたどる上で重要な資料を常設展示しています。また、寄贈後新たに建設した中村不折記念館では、テーマに基づいた企画展・特別展を年に5~6回行い、収蔵品を紹介しています。
周辺のおすすめ観光スポット
浅草寺
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■ 基本情報
- ・名称:台東区立書道博物館
- ・住所:〒110-0003 東京都台東区根岸2丁目10−4
- ・アクセス:JR鶯谷駅(北口)から徒歩5分
- ・営業時間:午前9時30分~午後4時30分(入館は4時まで)
- ・定休日:・月曜日(祝日と重なる場合は翌日)
- ・電話番号:(03)3872-2645
- ・料金:一般500円・小、中、高校生250円
- ・公式サイトURL:http://www.taitocity.net/taito/shodou/index.html
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