寒い冬、新緑が美しい初夏、錦絵のような紅葉が美しい秋…。日本人は何かにつけ「あ~、温泉に行きた~い!」ってなりますよね!有名な温泉は数々あれど、自分好みの温泉を見つけるのは難しい!ってことで人気の温泉地をどーんとまとめました!温泉旅行計画の参考にどうぞ!!
1.熱海温泉(静岡)
http://www.atami1.com/jalan
日本三大温泉の一つといわれる熱海温泉。海沿いのわずかな平地に旅館やホテルが立ち並ぶ様子が「あ~、熱海だなあ~。」という感想を抱く人も多のでは。開湯は1500年前という古い温泉で、海中から温泉が湧き出てそこだけ海水が熱くなっていたことから「熱海」と名付けられました。
徳川家康が七日間、この地で湯治したことでも有名で、以来徳川家御用達温泉となり、家光以降は熱海の湯をくみ上げて江戸城まで献上させたんだとか。近年になって昭和30年代ごろから新婚旅行のメッカとなり、熱海に行くことはカップルのステータスになった時期も。
現在は、都心からアクセスが良く、海水浴も楽しめる手ごろなリゾート地として人気が復活している様子。新しいホテルや旅館が建ったり、リニューアルしたりして熱海は再び活気づいてきている温泉地です。
■ 基本情報
- ・名称: 熱海温泉
- ・住所: 静岡県熱海市
- ・アクセス:■東名高速道路東京ICから西湘バイパスから国道135号、真鶴ブルーライン
- を経由し熱海ビーチラインで約2時間
- ■東名高速沼津ICから、国道1号~国道135号~県道11号で約4時間
- ●JR東海道新幹線またはJR東海道本線熱海駅下車
- ・源泉数:7本
- ・泉質: ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
- 湧出温度98.2度の高温泉
- ・お湯の色:無色透明
- ・公式サイトURL: http://www.atamispa.com/
2.湯布院温泉(大分)
http://premiumticket.seesaa.net/article/417886653.html
温泉湧出量は全国第3位を誇る、女性に人気の温泉地「湯布院温泉(由布院温泉)」。源泉の数も852本もあり、これは別府温泉に次いで全国第2位だとか。
バブル期には各温泉地の大規模開発が計画された時期があり、湯布院温泉も例外ではありませんでしたが、町が一体となって抵抗し、昔のままの情緒豊かな町並みを残すことに成功しています。
温泉街からもよく見える山は「由布岳」で湯布院温泉の象徴にもなっています。温泉街にはカフェや雑貨店などが建ち並び「歓楽街」とは一線を画した街づくりが女性に人気の秘密のようです。
■ 基本情報
- ・名称: 湯布院温泉(由布院温泉)
- ・住所:大分県由布市湯布院町
- ・アクセス:■大分自動車道 湯布院IC⇔県道216号線⇔町内中心部
- ●JR久大本線 由布院駅下車
- ◇大分空港⇔由布院温泉直通バスで約55分
- ・源泉数:852本
- ・泉質:単純温泉 241~98度
- ・お湯の色: ほとんどが無色透明、一部青色
- ・公式サイトURL: http://www.yufuin.gr.jp/
3.草津温泉(群馬)
http://cafetk.com/travel/kusatsu-winter/
上毛かるたで「草津よいとこ薬のいで湯」と歌われるほど多くの効能を持つ草津温泉。自然湧出量は日本一で、温泉大国群馬の温泉としては不動の人気を保っています。林羅山の日本三名泉の一つであり、江戸時代に編纂された温泉番付では最高位である東の大関に格付けされました。
草津温泉のシンボルは、なんといっても温泉街中心部にある「湯畑源泉」。湧出する温泉は60℃と高温のため木桶を通り湯温調節して各湯宿に配される仕組みになっています。そのダイナミックに流れる様子や、夜間のライトアップなど、草津観光の目玉にもなっている源泉です。
温泉街には独特の硫黄のにおいが立ち込め、温泉街らしい雰囲気を味わえることでも人気があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%89%E6%B4%A5%E6%B8%A9%E6%B3%89
■ 基本情報
- ・名称: 草津温泉
- ・住所:群馬県吾妻郡草津町
- ・アクセス:■関越道 渋川伊香保ICよりR353,145、292号経由でICから約60㎞
- ●北陸新幹線軽井沢駅から草軽交通または西武高原バスの草津温泉ゆきで
- 約80~95分 終点の草津温泉バスターミナル下車。
- ・源泉数:主なもので10本
- ・泉質:基本的には基本的には酸性泉(酸性低張性高温泉)または硫黄泉(44.9~94.5度)
- ・公式サイトURL: https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/
4.箱根温泉(神奈川)
http://u-pa-la.com/?p=1938
箱根温泉は、箱根火山の麓から中腹まで点在する温泉を総称した呼び名です。源泉は17本もあり「箱根十七湯」と呼ばれていて、層湧出量は全国でも5番目。泉質も20種類の及び、高度によって泉質はがらりと変わります。(強羅温泉、小涌谷温泉など)
開湯は奈良時代といわれますが、広く認知されるようになったのは豊臣秀吉の小田原征伐の際、長期滞陣の武士たちをねぎらって温泉に入ったのが始まりといわれています。17湯のうち7湯は東海道に沿う形で存在したため、とくに「箱根七湯」として旅人の疲れを癒す温泉でもありました。(箱根湯本、堂ヶ島など)
箱根一帯は観光地として栄え、宿泊施設数、収容定員数において日本一となっています。観光施設や観光資源も豊富なことから関東では人気の温泉観光地になっています。
■ 基本情報
- ・名称: 箱根温泉
- ・住所:神奈川県足柄下郡箱根町
- ・アクセス:■小田原厚木道路 箱根口IC/東名高速 御殿場ICなど
- ●小田急ロマンスカー直通
- ●小田原駅より箱根登山線 「箱根湯本駅」
- ・源泉数:およそ20本
- ・泉質:掘削高度によって(源泉によって)異なるが主に単純温泉、ナトリウム塩化物泉など
- (30~80度)
- ・公式サイトURL: http://www.hakone-ryokan.or.jp/
5.道後温泉(愛媛)
http://www.jb-honshi.co.jp/kanko/model/course06.html
日本三古湯の一つ道後温泉。古くは日本書紀や万葉集にも登場する、愛媛県を代表する温泉地です。夏目漱石の有名な小説「坊ちゃん」にも登場することでも有名。シンボルとなる「道後温泉本館」は毎朝6時に太鼓の音で開館を告げ、その音にも古い歴史を感じることができます。
道後温泉本館は、宮崎駿のアニメ「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルの一つになったことでも知られ,道後温泉を訪れたら一度はこのお湯に入ってみたいもの。源泉数は29本ですが愛媛県に登録され、そのうちの18本がくみ上げられています。
■ 基本情報
- ・名称: 道後温泉
- ・住所:愛媛県松山市
- ・アクセス:■松山自動車道松山ICから、国道33号、松山東部環状線経由で約8km
- ●予讃線松山駅から伊予鉄道市内電車、または
- 坊っちゃん列車で道後温泉行き終点の道後温泉駅へ(約20分)
- ・源泉数:29本(くみ上げているのは内18本)
- ・泉質:アルカリ性単純泉(42~51度)
- ・お湯の色:無色透明
- ・公式サイトURL: http://www.dogo.or.jp/pc/
6.白浜温泉(和歌山県)
http://www.jalan.net/kankou/air_030000000000042/g1_22/
白浜温泉の記述は古く日本書紀に始まります。歴代の天皇が訪れたとの記載があり、日本屈指の古湯で日本三大古湯の一つに数えられています。以後、貴族庶民関係なくたくさんの人々が訪れ、楽しんでいる温泉です。
特徴はとして白浜温泉の周りには山がなく、通常の温泉のようにどの火山帯にも属していないこと。長年、火山が周囲にないのになぜ温泉が湧出するのかわからなかったのですが、近年になって太平洋下にもぐりこんだプレートから湧出する高温の地下水であることが分かりました。
白良浜を中心に7つの温泉が点在する温泉郷の総称であり、一帯の美しい白い砂浜とエメラルドの海でリゾート地としても人気が高く、温泉以外の付加価値も高い温泉リゾートとなっています。
■ 基本情報
- ・名称: 白浜温泉
- ・住所:和歌山県西牟婁郡白浜町
- ・アクセス:■阪和自動車道 南紀田辺ICより南紀白浜IC 約4㎞で白浜温泉
- ●JRきのくに線 白浜駅 明光バスにて10分
- ◇南紀白浜空港より車で5分
- ・源泉数:7本
- ・泉質:塩化物泉、炭酸水素塩泉(40~83度)
- ・お湯の色:透明、薄茶、白濁など
- ・公式サイトURL: http://www.nanki-shirahama.com/index.php
7.別府温泉(大分県)
http://blog.goo.ne.jp/onsenfreakiiu8160/e/b7e91667b10069e18172c7ed239b658f
別府温泉は「別府八湯」と呼ばれる八つの温泉郷で構成される地域の総称です。ですから一口に別府の湯といっても、泉質や効能はさまざま。入浴できる温泉の湧出量としては、なんと世界一だというから驚きですよね。市内には100を超える共同湯があるんだそう。
別府温泉は鶴見岳と伽藍岳という二つの火山帯から温泉が湧出しており、千年も前から熱い泥やお湯が湧き出している個所が市内にいくつもあります。そのスポットは「地獄」と呼ばれ敬遠されてきましたが、近年ではそのスポットを巡る地獄めぐり(約8か所)が観光の目玉になっています。
別府 地獄めぐりサイト
■ 基本情報
- ・名称: 別府温泉
- ・住所:大分県別府市
- ・アクセス:■大分自動車道・別府ICから別府市内中心部まで約20分
- ●JR日豊本線「別府駅」
- ◇大分空港から空港連絡バスで40分。
- 福岡空港国際線ターミナルから、別府市内中心部まで2時間弱
- ・泉質:およそ10種類、単純温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉など(38~97度)
- ・お湯の色:無色透明、乳青色、白、褐色など多彩
- ・公式サイトURL: http://www.beppu-navi.jp/
8.有馬温泉(兵庫)
http://kobe.travel.coocan.jp/arima/
枕草子三名泉の一つにも数えられる有馬温泉は、日本三古湯の一つであり、江戸時代の温泉番付では、東の草津に並んで最高位である「西の大関」に格付けされました。日本を代表する温泉の一つです。舒明天皇が631年に3か月逗留して湯治をしたとの記述が日本書紀にも見られます。
六甲山地の山間にある温泉地で、標高は350m~500mと高地にあり、温泉街も急斜面にあります。源泉は7つあり、全て湧出口は透明で空気に触れて茶褐色に変色するものを「金泉」、それ以外の透明なお湯は「銀泉」とよばれ、それぞれ有馬温泉旅館協同組合の登録商標となっています。
日帰り入浴施設も豊富にあり、世界でも最高レベルの濃度の温泉を楽しみに、外国からの旅行客も多い温泉地です。
■ 基本情報
- ・名称: 有馬温泉
- ・住所:兵庫県神戸市北区有馬町
- ・アクセス:■阪神高速7号北神戸線 西宮山口南IC下車・中国自動車道、山陽自動車道
- 西宮北IC下車
- ●神戸電鉄有馬線「有馬温泉」駅
- ・源泉数:7本
- ・泉質:含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉、炭酸ラジウム混合低温泉ほか(18~98.2度)
- ・お湯の色:透明、赤褐色
- ・公式サイトURL: http://www.arima-onsen.com/
9.那須温泉(栃木)
http://blog.livedoor.jp/miles_smiles/archives/51901320.html
日光国立公園内の雄大な那須岳の南山麓に広がる那須温泉郷。皇室の御用邸がある高原のリゾート地で、季節を問わず人気の観光地でもあります。
那須温泉郷最古の鹿の湯の開湯は飛鳥時代といわれ、数々の温泉神社があり、その数なんと80社!温泉信仰の厚い土地柄でもあります。周辺は観光スポットや牧場などが点在し、那須八湯と呼ばれる、それぞれ泉質の異なる温泉では湯めぐりも楽しめます。
江戸時代の温泉番付では、東方の関脇に格付けされていました。
■ 基本情報
- ・名称: 那須温泉
- ・住所:栃木県那須郡那須町
- ・アクセス:■東北道 那須ICより約16㎞
- ●JR那須塩原駅 在来線黒磯駅よりバスで
- ・源泉数:8本
- ・泉質:硫黄泉、単純泉、炭酸水素塩泉など
- ・お湯の色:那須湯本は白色、ほか無色透明など(63~80度)
- ・公式サイトURL: http://www.nasuonsen.com/
10.鬼怒川温泉(栃木)
http://www.nikko-kankou.org/image/index.cfm?action=detail&id=6248
鬼怒川温泉の古くは「滝温泉」といい、鬼怒川の西岸のみに温泉があり、日光詣での僧侶や大名たちしか利用を許されない温泉でした。その後、鬼怒川の東岸に「藤原温泉」が発見され、明治二年ごろから広く一般に開放され、西側、東側を合わせて「鬼怒川温泉」と呼ぶようになったのです。
泉質はやけどに非常に効果があるとされ、鬼怒川北側の川治温泉とともに「傷は川治、火傷は滝(現鬼怒川)」と称されました。鬼怒川の渓谷沿いの新緑や紅葉が美しい温泉地です。
■ 基本情報
- ・名称: 鬼怒川温泉
- ・住所: 栃木県日光市
- ・アクセス:■日光宇都宮道路 今市ICよりR121号経由で11㎞
- ●JR,東部直通特急,スペーシアで下今市駅~市営バスで鬼怒川温泉へ
- ◇羽田空港から京浜空港線で浅草、浅草から東武日光線で約二時間
- ・源泉数:数本ありますが見学できるのは1本
- ・泉質:アルカリ性単純泉(20~55度)
- ・お湯の色:無色透明
- ・公式サイトURL: http://www.nikko-kankou.org/
11.登別温泉(北海道)
http://blogs.yahoo.co.jp/ma380430/18223533.html
登別駅から約6㎞、山間に温泉旅館やホテルが密集し、泉質の種類は北海道一!各旅館で様々な温泉が楽しめる登別温泉は、温泉ランキングでも常に上位に食い込んでくる人気の温泉地です。江戸の頃より歴史に登場し、それ以前はアイヌの人々の薬湯として利用されていたとか。
源泉は数々ありますが、中でも登別最大の源泉である「地獄谷」は長径約450mもあり、数多くの涌出口や噴気孔があり湯気がもうもうと立ち込め、まるで地獄のような光景。遊歩道が整備され、涌出している様子を見学することができます。
■ 基本情報
- ・名称: 登別温泉
- ・住所:北海道登別市
- ・アクセス:■道央道 登別東ICより約6km
- ●JR登別駅前から~ バス停留所(N1)より登別温泉ゆき 所要時間15分
- ◇新千歳空港から12:00発 直行バスあり
- ・源泉数:9本(9種類の泉質)
- ・泉質:硫黄泉、食塩泉、緑ばん泉など(45~90度)
- ・お湯の色:乳白濁、赤褐色、無色など
- ・公式サイトURL: http://www.noboribetsu-spa.jp/?page_id=1797&lang=ja
12.黒川温泉(熊本)
http://situurakai.seesaa.net/article/366533067.html
黒川温泉の魅力は、なんといっても田の原川にそって立ち並ぶ、昔ながらの街並みでしょう。黒川温泉は全国的に、特に女性たちに大人気の温泉地です。この日本情緒あふれる静かな町並みは温泉地としては異例のミシュラン・グリーンガイド・ジャパンの2つ星を獲得しています。
黒川温泉の共通理念は「自然」。歓楽街の温泉地になることなく、自然のままの温泉と田舎情緒をセールスポイントにした結果、全国の温泉ファンの心をつかむことに成功しました
特に各旅館の温泉を3か所選んではいることができる「温泉手形」は観光客の人気を集めています。雰囲気の良い露天風呂が多い温泉地なので、入り比べて楽しんでみましょう。
■ 基本情報
- ・名称: 黒川温泉
- ・住所:熊本県阿蘇郡南小国町
- ・アクセス:■大分自動車道 日田ICより約1時間
- ●電車の最寄り駅はありません。
- ◇高速バス「福岡~黒川温泉」直行便あり、または熊本駅→(九州産交・杖立温
- 泉ゆき)→熊本空港→小国ゆうステーション
- ・源泉数:7本
- ・泉質:硫黄泉など(48.3~97.8)
- ・お湯の色:乳白色、青、透明
- ・公式サイトURL: http://www.kurokawaonsen.or.jp/
13.下呂温泉(岐阜県)
http://www.city.gero.lg.jp/departmentTop/node_1055/node_1107/node_32874
儒学者 林羅山が数えた、有馬、草津と並ぶ日本三名泉の一つ下呂温泉。飛騨川の流れを中心に賑わいを見せる温泉街を持ち、町中には無料で楽しめる足湯が点在して、散策のポイントにもなっています。
下呂温泉のお湯はとろりと柔らかな無色透明のお湯で、リウマチや神経痛に良く効き美肌効果もあるとされています。加盟旅館の中から3軒の温泉を選んで入湯できる「湯めぐり手形」が人気。益田川の河原に「噴泉地」という無料の混浴温泉があり(水着着用)、気軽に開放的な温泉を楽しむことができます。
■ 基本情報
- ・名称: 下呂温泉
- ・住所:岐阜県下呂市
- ・アクセス:■東名高速道路、名神高速道路 小牧ICより国道41号線(95㎞)
- 北陸自動車道 富山I.C.→国道41号線
- ●高山本線(ワイドビューひだ 1時間27分)→下呂温泉
- ・源泉数:1本
- ・泉質:単純温泉(アルカリ性単純温泉)(55度)
- ・お湯の色:無色透明
- ・公式サイトURL: http://www.gero-spa.com/
14.伊東温泉(静岡県)
http://www.rurubu.com/news/detail.aspx?ArticleID=2141
熱海温泉から伊豆半島を南下すること約20㎞、海沿いに広がる温泉地、伊東温泉。温泉の湧出量は全国5位、なんと毎分34,000Lのお湯が湧き出し、源泉数は780本!源泉数では国内第3位とか。豊富な湧出量を誇る温泉なので町中いたるところに「手湯、足湯」があり、気軽に温泉を楽しめます。
温泉街の街並みは昔からの老舗旅館が軒を連ね、東海道を通って江戸から湯治客がたくさん訪れたことを思わせます。かと思えば民宿やホテルなどもあり、多様なニーズに答えられる温泉街です。街中には七福神増があり、散策のついでに見つけてみるのも楽しいかも。
お湯は単純温泉、塩化物泉で、お年寄りや子供の肌にも優しい、肌あたりのマイルドな万人向けです。
■ 基本情報
- ・名称: 伊東温泉
- ・住所:静岡県伊東市
- ・アクセス:■東名厚木インターから小田原厚木道路を利用、熱海経由で約90分
- または箱根峠~熱海峠(伊豆スカイライン)~亀石峠IC~宇佐美~伊東(
- 約27km)
- ・源泉数:780本
- ・泉質:単純温泉、塩化物泉(25~57度)
- ・お湯の色:無色透明
- ・公式サイトURL: http://itospa.com/
15.秋保温泉(宮城)
http://sendaina.exblog.jp/16794214/
秋保盆地の渓谷沿いに雰囲気の良い老舗旅館が密集する秋保温泉。古くは「名取の御湯」と呼ばれ、有馬温泉、道後温泉と並び「日本産名湯」の一つに数えられました。秋保温泉の歴史は古く古墳時代には既に存在していたとか。文献には約1500年前、欽明天皇が秋保温泉で病を治したといわれています。
仙台市からも車で20分程度とみやぎの中心部からアクセスも良く、渓谷沿いの紅葉が見事なスポットとして人気があります。磊々峡(らいらいきょう)や秋保大滝などの見どころも多く、あ春や秋の廃シーズンにはたくさんのハイカーたちでにぎわう温泉地です。
■ 基本情報
- ・名称: 秋保温泉
- ・住所:宮城県仙台市太白区秋保町湯元
- ・アクセス:■東北自動車道「仙台南IC」から国道286号、県道62号経由で秋保方面
- ■仙台東部道路「仙台空港IC」から仙台南部道路「山田IC」へ。
- 「山田IC」から国道286号、県道62号経由で秋保方面
- ●JR仙台駅より宮城交通・快速秋保線(バス)で約30分
- ・源泉数:2本
- ・泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物、弱塩泉(60度)
- ・お湯の色:緑褐色
- ・公式サイトURL: http://akiuonsenkumiai.com/
16.指宿温泉(鹿児島)
http://www.kankokeizai.net/media/2015/12/26/3560
指宿温泉は一つの温泉地の名称ではなく、「摺ヶ浜温泉」、「弥次ヶ湯温泉」、「二月田温泉」などの温泉群の総称です。年間を通して訪れる人の多い温泉地で、指宿の中でも摺ヶ浜温泉は全国でも珍しい砂蒸し風呂に入れることでも有名です。
一帯の源泉は12本ほどありますが、現在は魚の養殖や植物の栽培に利用されているものが多く、実際お湯に浸かれるのは上記の三か所を除けは4本ほど。温泉街は摺ヶ浜温泉付近に集中しており、旅館や大きなホテルが立ち並ぶのもこのエリア。
近年では砂蒸し風呂にエステ効果もあるということが分かり、若い女性に人気の温泉になっています。
■ 基本情報
- ・名称: 指宿温泉
- ・住所: 鹿児島県指宿市東部
- ・アクセス:■九州自動車道 谷山ICより226号経由で約50分
- ●指宿枕埼線 「指宿駅」よりタクシーで5分
- ◇鹿児島空港から直行バスで約1時間
- ・源泉数:12本以上
- ・泉質:ナトリウム-塩化物泉など(掘削深度によって多少変わる)(60~85度)
- ・お湯の色:無色透明
- ・公式サイトURL: http://www.ibusuki.or.jp/modules/xfsection/index.php?category=11
17.城崎温泉(兵庫)
http://www.kinsui.net/blog/kinosaki/%E5%9F%8E%E5%B4%8E%E6%B8%A9%E6%B3%89%E3%81%A…
城崎温泉は大谿川(大谷川)沿いに広がる温泉で、川の両岸に立ち並ぶ風情ある街並みが人気の温泉地です。歴史も古く717年ごろから始まったとされる文献があり、江戸時代の温泉番付では「西の関脇」に格付けされました。
城崎温泉の醍醐味は、なんといっても七湯を巡る「外湯めぐり」。
城崎 七湯めぐり
温泉街には飲泉所や足湯も点在し、街中散策も楽しめるようになっています。また、城崎散策の正装は「浴衣と下駄」といわれており、「浴衣ご意見番」の看板のかかる商店では浴衣の着崩れなどに対応してくれます。川面の涼風を感じながら浴衣で散策するのは情緒たっぷりです。
■ 基本情報
- ・名称: 城崎温泉
- ・住所: 兵庫県豊岡市城崎町
- ・アクセス:■北近畿豊岡自動車道 八鹿氷ノ山ICよりR312、豊岡経由で城崎へ
- ●京都駅で「城崎温泉」行きの特急「きのさき」で城崎温泉
- ◇コウノトリ但馬空港からバス、タクシーで30~40分
- ・源泉数:5本
- ・泉質:食塩泉、カルシウム、塩化物質(37~83度)
- ・お湯の色:無色透明
- ・公式サイトURL: http://www.kinosaki-spa.gr.jp/
18.奥飛騨温泉郷(岐阜)
http://nono87.jp/
平湯温泉、福地温泉、新平湯温泉、栃尾温泉、新穂高温泉から構成される奥飛騨温泉郷。毎分44,000ℓを超える豊富な湧出量を誇り、昭和43年には国民保養温泉地に指定されています。全てのエリアで寸志や無料で楽しめる共同湯、露天風呂などが数多く点在し、湯めぐりも楽しめます。
南北に20㎞の範囲に点在する各温泉ごとに様々な自然、観光スポットがあり、北アルプス山麓の雄大な自然に触れることができます。特に奥飛騨温泉郷の紅葉の見事さは有名で飛騨・美濃紅葉三十三選にも選ばれているほど。紅葉や新緑の中での大自然の湯あみは最高です。
■ 基本情報
- ・名称: 奥飛騨温泉郷
- ・住所: 穂高連峰を挟んで上高地と対する位置
- ・アクセス:■中部縦貫自動車道 高山ICより国道158号線経由で奥飛騨へ
- ■長野道 松本ICより国道158号経由で
- ●高山駅から特急バス「奥飛騨温泉郷~富山線(一部予約制)」
- ●松本駅からは濃飛バス・アルピコ交通の高山・新穂高・平湯温泉~松本線
- ・源泉数:およそ140本
- ・泉質:単純温泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉など
- ・お湯の色:無色透明(源泉により異なる)
- ・公式サイトURL: http://www.okuhida.or.jp/
19.乳頭温泉郷(秋田)
http://www.nyuto-onsenkyo.com/magoroku.html
十和田・八幡平国立公園内、乳頭山の麓に広がる山深い温泉郷「乳頭温泉郷」は各源泉に一軒の一軒宿、計七つの宿で構成されています。それぞれ趣の違う七つの露天風呂は泉質も効能も様々。各温泉の違いを肌で楽しめるのが乳頭温泉郷の醍醐味ともいえます。
また組合に加入している七宿共通の「湯めぐり帖」も発行されていて、郷内の各温泉を日帰りで1回ずつ入ることができます。この湯めぐり帖、有効期限が一年間と長いのが特徴で、自分のペースで乳頭温泉郷のお湯が堪能できるため人気があります。
■ 基本情報
- ・名称: 乳頭温泉郷
- ・住所:秋田県仙北市、十和田八幡平国立公園内乳頭山の山麓
- ・アクセス:■東北自動車道盛岡ICより約1時間・秋田市から約1時間30分
- ●秋田新幹線 田沢湖駅から羽後交通バス、乳頭線「乳頭温泉」行きバスで55分
- ◇秋田空港より、秋田エアポートライナー。
- ・源泉数:7本
- ・泉質:源泉宿によって異なる(42~98度)
- ・お湯の色:乳白色または源泉による
- ・公式サイトURL: http://www.nyuto-onsenkyo.com/index.html
20.霧島温泉(鹿児島)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%A7%E5%B3%B6%E5%B8%82
霧島山中腹に位置する大小九つの温泉の総称が「霧島温泉郷」です。1959年に国民保養地に指定されています。鹿児島県内では最も古い温泉で、坂本龍馬夫妻や西郷隆盛も訪れたんだとか。
雄大な霧島連山に抱かれた温泉郷はその大自然も魅力の一つ。美しく流れる清流や四季折々の自然と、各所からもうもうと立ちのぼる湯気は神秘的でもあります。大地の恵みを肌で感じるにはもってこいの温泉郷ですね。
■ 基本情報
- ・名称: 霧島温泉
- ・住所:鹿児島県霧島市牧園町高千穂
- ・アクセス:■鹿児島空港より車で30分、鹿児島中央駅より車で90分
- ●霧島神宮駅よりバス「硫黄谷バス停」まで
- ・源泉数:282本
- ・泉質:硫黄泉、炭酸水素泉など多数(36~97度)
- ・お湯の色:透明~白、青、水色
- ・公式サイトURL: http://kirishimakankou.com/
21.伊香保温泉(群馬)
http://ntour.jp/tour/shop/detail.php?shohin_id=1914
伊香保温泉の魅力はなんといっても温泉情緒あふれる石段街です。全部で365段ある石段の両側には、お土産や温泉饅頭店、昔懐かしい遊技場などが軒を連ねます。また足湯や共同湯、各旅館に温泉を配するための小間口などがあり、観光しながら温泉街散策ができます。
伊香保の石段は、当時上州を治めていた真田昌幸によって、負傷した武田兵の療養のため整備されました。明治以降には竹久夢二、夏目漱石、野口雨情など多くの文人歌人に愛された温泉地で、今や全国に見られる温泉饅頭は伊香保が発祥の地だといわれています。
■ 基本情報
- ・名称: 伊香保温泉
- ・住所:群馬県渋川市伊香保町
- ・アクセス:■関越自動車道、渋川伊香保ICより約20分(9㎞)
- ●JR渋川駅から 関越交通バス「伊香保温泉行き」にて約25分
- 群馬バス「伊香保温泉行き(水沢経由)」にて約40分
- ・源泉数:2本
- ・泉質:硫酸塩泉、メタけい酸単純泉
- ・お湯の色:茶褐色、無色透明
- ・公式サイトURL: http://www.ikaho-kankou.com/
22.いわき湯元温泉(福島)
https://www.youtube.com/watch?v=uXk1ELQoDbA
いわき湯元温泉の開湯には鶴の伝説があります。その昔、二人の旅人が傷ついた丹頂鶴の傷口をこの温泉で洗ってやると、元気になって飛び立っていきました。数日後美しい娘が巻物をもってきて、その巻物には「この佐波古の御湯を二人で開いて天寿を全うし、子孫の繁栄をはかるべし」と書いてあったとか。
いわき湯元温泉の西側には「スパリゾートハワイアンズ」があり、温泉とフラダンスの融合という試みがされています。豊富な湯量で効能豊か。全国的にも珍しい【含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉】で美人の湯と名高い温泉です。
■ 基本情報
- ・名称: いわき湯元温泉
- ・住所:福島県いわき市
- ・アクセス:■常磐自動車道 いわき湯元IC
- ●JR常磐線 JR湯元駅
- ・源泉数:1本
- ・泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(59.0℃)
- ・お湯の色:無色透明
- ・公式サイトURL: http://www.iwakiyumoto.or.jp/welcome.stm
23.越後湯沢温泉(新潟)
http://joy-trip.jp/4716
越後湯沢温泉は川端康成の雪国の舞台になったことで有名な温泉街です。その昔は交通もあまり便利でなく、静かな湯治場といった風情でしたが、上越新幹線の開通やスキー場の整備などにより、アクセスも良くなり観光客もたくさん訪れるウインターリゾート温泉街になりました。
温泉街にはたくさんの外湯があり、スキー帰りの体を温めることができます。なんと越後湯沢駅の構内には珍しい酒風呂も。外湯めぐり券も販売しているから上手に利用したいですね。
■ 基本情報
- ・名称: 越後湯沢温泉
- ・住所:新潟県南魚沼郡湯沢町
- ・アクセス:■関越自動車道 湯沢I.Cより国道17号経由
- ●上越新幹線 越後湯沢駅下車
- ・源泉数:15本
- ・泉質:主に弱アルカリ性単純温泉、弱アルカリ性ナトリウム、カルシウム塩化物泉(32〜
- 83℃)
- ・お湯の色:無色透明
- ・公式サイトURL: http://yuzawaonsen.jp/ryokan/stay/index.html