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京都の最北端。日本海側にある舞鶴といえば、海に囲まれて自然が多く、とても景色の良い土地で、海や山のアウトドアや、温泉やドライブ、旅館で海の幸を食べたりするのが、観光で人気ですね。そんな舞鶴ですが、歴史の観光スポットもたくさんあります。とても貴重な石灯籠を持つ「桂林寺」を紹介します。桂林寺とは?
1401年(応永8年)、竺翁雄仙和尚により創建。1600年(慶長5年)、関ヶ原の戦いに際し6世住持の大渓は田辺城に籠城した細川幽斎を支援しました。その功績に対し、仏涅槃図や梵鐘が細川家から寄進されました。また、このお寺にある石灯籠 は、鎌倉時代後期のもので、国の重要美術品に認定されています。桂林寺の魅力
現在の能登春夫住職の発願によって、2014年に、京都市西京区の仏師、松本明慶さんが、十一面観音菩薩立像「大観音」を完成させました。2010年春から4年以上かけて制作した観音像は、高さ約5メートルの木造。桂林寺の本堂を改修して、本尊の阿弥陀如来像の隣に安置され、2014年10月に開眼されました。周辺のおすすめ観光スポット
舞鶴赤れんがパーク
北吸地区に12棟あるレンガ造りの倉庫群の総称。現存するレンガ建造物の中でも貴重な近代建築の建造物で、旧海軍の倉庫として明治期に9棟、大正期に3棟築かれました。そのうち5棟が「赤れんが博物館」「舞鶴市政記念館」「まいづる智恵蔵」「赤れんが工房」「赤れんがイベントホール」として保存・活用されています。舞鶴引揚記念館 IN 赤れんがパーク
第二次世界大戦終結後、13年間にわたって旧満州やシベリアなどから約66万人の引揚者を迎え入れた舞鶴港。その引き揚げとシベリア抑留の史実を伝える資料館です。現在は平成27年9月下旬のリニューアルオープンに向けて改修中のため、赤れんがパーク3号棟智恵蔵2階で特別展示をしています。平引揚桟橋の復元模型や当時収容所で使用していた生活用品、シベリア抑留の絵画などを展示しています。※改修工事の為休館中。2015年9月28日リニューアルオープン(予定)。五老スカイタワー
「近畿百景」の第一位に選ばれた日本有数の高さを誇る海抜325mの展望室です。舞鶴湾の美しいリアス式海岸と舞鶴の市街地が一望でき、大自然と街並みが織りなす眺望を360度楽しめます。タワー周辺は、五老ケ岳公園として整備されています。料金は、高校生以上200円、小・中学生100円。時期によって変動しますが、営業時間は9~19時です。■ 基本情報
- ・名称:桂林寺
- ・住所:京都府舞鶴市紺屋69
- ・アクセス:JR西日本 舞鶴線 西舞鶴駅から徒歩約10分
- ・電話番号:0773-75-0168