美瑛町や愛別町などの8つの町を含む上川郡は自然豊かな観光スポットがたくさんあります。山岳や紅葉など、上川郡の素晴らしい観光スポットをご紹介いたします!
1.十勝岳望岳台
十勝岳をはじめとした2000m級の山々を望むことができる望岳台です。十勝岳の中腹である標高900m地点に望岳台があります。十勝岳は、高い標高の方まで舗装されており比較的なだらかな山容のため、夏では一般の登山者でも登りやすい山ですので、望岳台登山口から十勝岳に登ることもできます。火山活動により噴煙を上げる姿は雄大!
今から150年以上前に初めて噴火した十勝岳は、その後大規模な噴火や小噴火、活動休止を繰り返しながら、現在は噴火警戒レベル2の状態になっています。そんな十勝岳は、今も噴煙をあげているので、連なっている山々の景色とともに、噴煙をあげている十勝岳の姿は圧巻です。周囲には遊歩道などもあるため、様々な角度から景色を見て、お気に入りのポイントから写真撮影をするのもいいですね。
■ 基本情報
- ・名称:十勝岳望岳台
・住所:北海道上川郡美瑛町白金
・アクセス:JR美瑛駅より車で30分
・定休日:年始〜4月下旬まで見学不可
・公式サイトURL:https://www.biei-hokkaido.jp/search/sightseeing/000239.html
2.青い池
十勝岳の噴火から美瑛町を守るために火山泥流を貯める施設としてコンクリートブロックによるえん堤を作ったことにより水がたまり「青い池」と呼ばれるようになりました。白ひげの滝や美瑛川が混ざったり、その成分によって青く見えるそうです。Apple社の製品の壁紙に採用されたことでも話題になりました。四季折々!どの季節でも素晴らしい景色を見れる!
雪解けの春には、寒い日もまだまだ多いので水面が凍っている青い池を見ることができるかもしれません。夏には晴れた夏空が水面に映り、とても美しい景色が見られます。秋には紅葉した木々と青い池とが合わさった色合い豊かな景色になります。冬にはライトアップされ、雪や凍った水面の他の季節とは違う表情を見ることができます。どの季節に訪れても、そして何度訪れても心にグッとくる景色を見ることができるのが一番の魅力です。
■ 基本情報
- ・名称:青い池
- ・住所:北海道上川郡美瑛町白金
- ・アクセス:白金観光センターから美瑛市街に向かって直進し、写真付きの青い池の看板を右
- 折し、直進すると駐車場に着きます。
- ・営業時間:4月頃より見学可能。冬季はライトアップ期間中のみ見学可能。
- ・電話番号:0166-92-4321(美瑛町経済文化振興課)
- ・料金:無料
- ・公式サイトURL:https://www.biei-hokkaido.jp/search/sightseeing/viewspot/000035.html
3.大雪山旭岳ロープウェイ
標高1100mの旭岳山麓にある「山麓駅」から、標高1600mの5合目にある「姿見駅」までを結ぶロープウェイです。乗車時間は10分間。日本で1番早い紅葉と言われるほど紅葉するのが早く、8月下旬には山の木々が紅葉し始め、紅葉を楽しむことができます。姿見駅から山頂まで2時間程度で登ることができます。日本で1番早い!8月下旬に見れる紅葉
旭岳は秋の到来が非常に早く、8月下旬に急激に気温が下がり始めます。そして、木々が徐々に色づき始め、赤い絨毯を敷き詰めたように山が赤くなり、その姿は圧巻です。平均して9月中旬には初雪が観測されて徐々に雪が積もり始めます。どこよりも早く紅葉を見て、一足先に秋を感じることができるのはとっても素敵ですね。暑くて秋が恋しくなったら、旭岳ロープウェイに乗って紅葉を見に行くのもいいですね!
■ 基本情報
- ・名称:大雪山旭岳ロープウェイ
- ・住所:北海道上川郡東川町旭岳温泉
- ・アクセス:車 旭川鷹栖ICより1時間30分、旭川北ICより1時間20分
- バス 旭川電気軌道「いで湯号」に乗車し「旭岳(ロープウェイ山麓駅前)」下車
- ・営業時間:季節により異なる。ロープウェイの運行間隔は、概ね15〜20分間隔。
- ・電話番号:0166-68-9111
- ・料金: 6/1〜10/20 大人(中学生以上) 往復券 2900円、片道券 1650円
- 小人(小学生) 往復券 1450円、片道券 830円
- 10/21〜5/31 大人(中学生以上) 往復券 1800円、片道券 1200円
- 小人(小学生) 往復券 900円、片道券 600円
- ※小学生未満(幼児)は無料。団体料金、身障者運賃あり
- ・公式サイトURL:http://wakasaresort.com/asahidakeropeway/index.htm
4.アイスパビリオン
世界初、最大級のスケールの一年中寒さの体験をできる施設です。アイスホールと呼ばれるマイナス20℃に保たれた氷柱群や、日本最低記録気温のマイナス41℃の極寒体感コーナー、ダイアモンドダスト体験、マイナス20℃下で凍ったバナナでの釘打ちなど、アイスパビリオンならではのさまざまな体験ができます。製作期間25年!マイナス20℃のアイスホール
通年マイナス20℃に保たれている「アイスホール」は、自然の法則に則り、25年もの歳月をかけて作られた氷柱群です。氷壁600㎡、氷量1000tもの莫大なスケールです。無料で貸し出ししてくれる防寒着を身につけ、一歩アイスホールの中に入るとそこには幻想的な空間が広がっています。その先にはマイナス41℃を10秒間体験できるコーナーもあります。北海道ならではの寒さを一年中体験できるので、夏に訪れても極寒の厳しさを感じることができるのは魅力的ですね。
■ 基本情報
- ・名称:アイスパビリオン
- ・住所:北海道上川郡上川町栄町40番地
- ・アクセス:札幌市より、車で道央道を通り約2時間30分
- 旭川市より、車で国道39号線を通り約50分
- 石北本線「上川駅」より車で約5分
- ・営業時間:8:30〜17:30(最終受付17:00)
- ・定休日:年中無休(設備メンテナンスや悪天候などにより休館になる場合あり)
- ・電話番号:01658-2-2233
- ・料金:大人(中学生以上) 1080円 / 子供(小学生) 650円 / 幼児(3歳以上) 200円
- ・公式サイトURL:http://icepavilion.com
5.展望花畑 四季彩の丘
15ヘクタールもの広さを誇る、花の楽園です。春から秋まで、数十種類もの草花が植えられ、咲き誇っています。春にはチューリップやパンジー、初夏にはラベンダー、夏から秋にかけてはコスモスやひまわり、ダリアなどを楽しむことができます。また、園内からは十勝岳や富良野岳を望むことができます。夏はカートにバギー、冬はスノーモービル!園内を楽しめる乗り物たち
4月下旬〜10月下旬までのグリーンシーズンは、1人乗りのバギーや4人乗りのカート(どちらも有料)を借りて園内を見学することができます。また、園内のベストコースを回り、途中の撮影スポットで記念撮影もしてくれるトラクターバス「四季彩 ノロッコ号」もあり、車窓から絶景を眺めることができます。雪が降る12月初め〜翌4月初めまでのウインターシーズンは、積雪した花畑は「スノーランド」に変わります。スノーモービルの乗車体験やそり遊び、チューブなど冬の北海道ならではの雪遊び体験ができます。広い敷地ならではの、乗り物に乗っての園内の楽しみ方は、とっても魅力的ですね。
■ 基本情報
- ・名称:展望花畑 四季彩の丘
- ・住所:北海道上川郡美瑛町新星第三
- ・アクセス:JR富良野線「美馬牛駅」下車、徒歩約25分
- JR富良野線「美瑛駅」下車、車で約12分
- ・営業時間:4〜5・10月 9:00〜17:00 / 6〜9月 8:30〜18:00
- 3・11月 9:00〜16:30 / 12月〜翌2月 9:00〜16:00
- ・電話番号:0166-95-2758
- ・料金:無料 ※花畑の維持管理費用として、1人当たり200円程度の寄付を募っています
- ・公式サイトURL:http://www.shikisainooka.jp
自然豊かな上川郡は山々の景色や紅葉、自然が織りなす素晴らしいスポットがたくさんありますね。どのススポットに訪れても「訪れてよかった!」と大満足できると思いますよ!