これ本当に池なの!?と目を疑うような美しさの「青い池」。真っ青な水面が有名なのはイタリアの青い洞窟だけではありません。日本国内にもいくつか存在しています。その中でも特に美しく神秘的とされる4ヶ所を紹介しますね!
1.北海道美瑛町にある「青い池」
1988年(昭和63年)12月に十勝岳が噴火。堆積物による火山泥流災害を防ぐため建設された堰堤のひとつに、水が溜まったことにより出来ました。そのため水たまりという扱いになり、国土地理院発行の地図には記載されていません。まさに偶然産物である奇跡の青い池なのです!上富良野在住のカメラマン高橋真澄氏が発表した写真集「blueriver」が発端となり、口コミで存在が知られるようになりました。また、2012年7月発売のアップル社のOS X Mountain Lionの壁紙のひとつに選ばれてから、その後もiPhone、iPad、iPod等の壁紙にもなっています。持っている人はチェックしてみよう!
- ■ 基本情報
- ・名称:美瑛白金青い池
- ・住所: 北海道上川郡美瑛町白金
- ・アクセス:白金温泉から車で5分程度
- ・電話番号:0166-92-4321(美瑛町経済文化振興課)
- ・参考サイトURL:http://www.biei-hokkaido.jp/search/sightseeing/viewspot/000035.html
地図こちら
2.北海道斜里郡清里町にある「神の子池」
摩周湖の北東に位置する水深5mの池です。この池には入口も出口もありません。摩周湖と地下で繋がっており、一日12,000tもの水が湧き出ています。そして水温が年間を通じて8度ほどであるため、倒木が青い水の中に、腐らずに化石のように沈んでいるのが見られます。透明度がとても高く、天候によっては水面がエメラルド色に輝きます!色味には水酸化銅が影響しているとされています。「神の子池」とは、摩周湖(カムイトー=神の湖)の伏流からできていることから名づけなれました。エメラルド色に変化するのも、池の名前の由来も神秘的ですね!
- ■ 基本情報
- ・名称: 神の子池
- ・住所:北海道斜里郡清里町
- ・アクセス:清里町市街より車で約30分
- ・電話番号:0152-25-4111(きよさと観光協会)
- ・公式サイトURL:http://www.town.kiyosato.hokkaido.jp/kankou/kaminokoike.html
地図はこちら
3.青森県深浦町の十二湖にある「青池」
kelly_kunikane
江戸時代の大地震によって発生した、山崩れによってできた池のひとつです。崩山から見て十二の湖沼があったことから「十二湖」と呼ばれるようになりました。「青池」はその中でも特に青みの強い池で、その鮮やかさは、まるでインクを流したような青色と比喩されるほどです。 http://ogurat1.at.webry.info/200910/article_27.html
付近にはアメリカのグランドキャニオンを思わせることから名づけられた日本キャニオンがあり、緑の木々の間に見える岩肌が迫力満点です。また、休憩がてら沸壺池の湖底から沸き出す名水「沸壺池の清水」でお茶を飲むのが通の楽しみ方!さすがは白神山地、美味しいお水を飲める場所が沢山あります。■ 基本情報
- ・名称:青池
- ・住所:青森県西津軽郡深浦町
- ・アクセス:十二湖駅から車で約1時間
- ・参考サイトURL:http://www.daiichikanko.jp/about06.html
地図はこちら
4.長野県茅野市豊平にある「御射鹿池」
m-louis
「御射鹿池」の由来は、諏訪大社に伝わる神に捧げるために鹿を射る神事「御射山御狩神事」からきています。池の周辺は八ヶ岳中信高原国定公園に指定されており、2010年(平成22年)には、農林水産省の「ため池百選」に選ばれました。 m-louis
流れ込む冷たい水を留めことで温まり、農業用水として使用できるようになりました。酸性が強いため魚などは生息することができません。また、日本画東山魁夷の「緑響く」のモチーフとしてもあまりにも有名。人工池ではありますが、まるで絵に書いたような素晴らしい景色は死ぬまでに一度は見ておきたい絶景です!■ 基本情報
- ・名称:御射鹿池
- ・住所:長野県茅野市豊平奥蓼科
- ・アクセス:茅野駅からタクシーで30分
- ・電話番号:0266-73-8550(茅野市観光案内所)
- ・公式サイトURL:http://www.tateshinakougen.gr.jp/places/454/
地図はこちら
素材提供:トリップアドバイザー