美瑛町の定番＆穴場観光スポット22選。自然が織りなす壮大な絶景を楽しもう！

美瑛町の観光に興味はありませんか？この地域は、ラベンダーをはじめとする美しい花々を咲きほこるところや、神秘的な青い水辺があるなど、自然が織りなす素晴らしい景色に出会えるだけでなく、新鮮で美味しい地元グルメがいただけるお店があるなど、素敵なスポットがたくさんあります。今回はそんなエリアの魅力的な場所を余すことなくお伝えしていきます。今までに訪れた事がない方も、何度が足を運んだことがある人も一度この記事を読んでみてください。新しい発見があるかもしれませんよ。

1.パッチワークの路

美瑛の北側、十勝岳をバックに、色とりどりの畑が広がるなだらかな丘の中を、農道が走っています。
「パッチワークの路」と呼ばれる道路です。毎年、育てる作物を変えていることから、緑や黄色、茶色などのカラフルな畑が点在しています。それが、まるでパッチワークのように見えることから、名付けられました。

CMやポスターなどに使用され、「ケンとメリーの木」、「マイルドセブンの丘」などと共に、美しい景色で有名な観光スポットとなっています。

ヨーロッパの田舎風景を彷彿とさせる美しい景色です。美瑛町を代表する絶景スポットとしても広く知られています。四季の彩りはもちろんですが、パッチワークは度々変更されるため同じ光景は二度と見られないんですよ。

2.白髭の滝

白金温泉からほど近い場所にある「白髭の滝」は、青く輝く水が流れ落ちる、神秘的な滝です。美瑛川が流れる渓谷の断崖の隙間を、細く流れ落ちる滝が、白い髭に見えることから名づけられました。周囲の森の息吹と共に、コバルトブルーの幻想的な景色をお楽しみください！

落差は約30メートル、幅は約40メートルあります。地下からの湧水が溶岩層などの割れ目から流れ落ちており、全国的にも珍しい滝なのだそう。ちなみに、このコバルトブルーは美瑛ブルーと呼ばれ話題沸騰中です。

3.青い池

枯れた木々が、青色の水辺の上にそびえ立つ、幻想的な風景で有名な「青い池」は、美瑛町白金地区にある、人造の池です。白髭の滝などの湧水に含まれるアルミニウムに、美瑛川の水が混ざり、コロイド粒子が生成され、太陽光に当たって、青く見えるとのこと。夜間のライトアップも行われています。

アップル社のOS X Mountain Lionの壁紙のひとつとして採用されたことにより話題になりました。美瑛ブルーの火付け役となったスポットでもあります。青い水面と枯れた木々がなんとも幻想的で絵画のようです。

4.四季彩の丘

「展望花畑 四季彩の丘」は、春から秋にかけて草花が咲き乱れる、素晴らしい景観スポットです。冬にはスノーモービルなどで楽しむこともできます。 敷地内にはアルパカ牧場もあり、かわいいアルパカたちがお出迎え！美瑛を訪れた際には、ぜひ一度足を運んでほしいスポットです。

パノラマロードの小さな丘の上にあります。かなり広大な敷地になっており、なんと東京ドーム３個分もあるのだそうですよ。四季折々に園内一帯を彩る花々がまるで絨毯のようです。絵本のような景色が広がります。

5.十勝岳望岳台

「十勝岳望岳台」は、十勝岳の中腹にある展望台です。遊歩道もあり、夏季には、多様な高山植物も見られます。十勝岳の眺望を間近に見るだけでなく、美瑛や富良野の街並みも一望できます。一風違った、美瑛の大自然の魅力をご堪能ください！

目の前で噴煙を上げながら今なお活動し続ける十勝岳は圧巻ですよ。自然の偉大さ、人間の小ささを感じさせられます。また、日中の景色も素敵なのですが、満天の星空を臨むことができる夜もオススメですよ。ここでしか見られない絶景スポットです。

6.ギャラリー & 雑貨 時遊が丘

見晴らしのいい丘の上に建つログハウス「ギャラリー & 雑貨 時遊が丘」は、オーナーのご夫妻が、何年もかけて見つけた、こだわりの場所に建てられました。愛らしい雑貨が並び、ギャラリーでは写真や工芸品などの展示会も、行われています。知る人ぞ知るこのお店には、全国から人々が訪れています。

ログハウスのとっても可愛らしいお店です。立派な木々がそびえる森のような場所にひっそりと佇み、まるで隠れ家のよう。取り扱われている雑貨たちは月々で変えられており、ホームページなどで紹介されています。

7.拓真館

「拓真館」は、美瑛の写真家、前田真三が開設した写真ギャラリーです。廃校となった小学校の跡地を利用して、建てられました。前田真三がカメラに収めた、美瑛や富良野の素晴らしい風景写真と、拓真館の周辺の、見渡す限りの丘陵地帯の景観をお楽しみください。自然に囲まれた、心癒されるスポットです！

「北海道町づくり100選」に選定、前田真三氏とともに「日本写真協会賞文化振興賞」を受賞されているスポットです。「拓真館」という名は拓進という地名と前田真三氏の名前、写真という言葉に因んで名づけられたそうです。

8.道の駅 丘のくら

JR美瑛駅にほど近い場所にある、道の駅「丘のくら」は、大正に建設された石の倉庫を改装したものです。
内部は、美瑛産カラマツを使用した温かみのある造りです。観光案内所や、軽食スペース、農産加工品やアトリエ・工房の工芸品などの販売もしています。美瑛観光の一休みに、訪れてみてはいかがでしょうか。

こちらでオススメなのが「チュロス」です。程よい甘みと軽い食感がたまりません。濃厚なソフトクリームとの愛称バツグンですよ。また、イベントスペースでは写真展や個展をはじめ、美瑛町にゆかりのある人々の作品が定期的に開催されています。

9.三愛の丘展望公園

赤い三角屋根の東屋が目印の展望スポット「三愛の丘展望公園」。遠くに見える十勝岳連峰・旭岳や、美瑛の丘陵地帯の壮大な景色が見渡せます。散策やサイクリングにも、ぴったりのスポットです。あまり人が集まる場所ではないので、ゆっくりと過ごすことが出来るでしょう。

この丘はパノラマロードの途中にあります。パノラマロード辺りには美瑛の丘を一望することができるスポットが点在していますが、この「三愛の丘展望公園」は中でも特に美しい景色を臨むことができると口コミでも好評なんですよ。

10.白金温泉

「白金温泉」は、十勝岳山麓にあり、「白樺街道」と呼ばれる美しい林に囲まれた温泉です。名前の由来は、苦労の末温泉を掘り当てた、当時の美瑛町長が、「この湯は地底から沸いたプラチナ（白金）ともいうべき尊いもの」と言ったことによるそうです。

近くには、青い池や白髭の滝などのスポットもあるので、観光の帰りにふらりと立ち寄って、一風呂浴びるというのも、おすすめです！

かつては十勝岳望岳台付近に「丸谷温泉」という温泉が、白金温泉の付近には「畠山温泉」という温泉が存在したそうですが、大正末期に起きた十勝岳大爆発により消失、昭和中期に再び湧きでたのが現在の「白金温泉」なんです。

11.不動の滝

不動の滝は、白樺街道の途中の木立にかこまれた場所にあるとっても美しい滝です。水量もとても豊富で水温も低く、夏でも冷たい水です。

また白金新四国八十八ヶ所の石仏群が並んでいるため、不動の滝霊場の名にふさわしく、白金の美しい景色形成しています。この滝を眺めていると、日頃のモヤモヤも吹っ飛ぶほど、心がすっきりした感覚になれると評判です。

12.千代田の丘見晴らし台

千代田の丘見晴らし台は、とんがり屋根をモチーフにしたとってもかわいい展望台です。展望台から眺める丘の向こうにそびえる十勝岳連峰は驚くほどの美しさを見せてくれると評判です。撮影スポットとしても人気があります。

また、展望台のふもとにはモンゴルハウス(ゲル)があり、宿泊することもできますよ。自然に思いっきりい触れたい人はおすすめです。

13.哲学の木

美瑛の南8kmほど行ったところに立っている1本のポプラの木が哲学の木です。ここは丘の上の開けた畑で、その真ん中に1本だけ立っているので、とっても目立っています。

しかもその傾斜のある地面に対して逆方向に傾いて立っているという不思議なポプなのですが、その姿が哲学的とのことで、いつしか哲学の木と呼ばれるようになりました。絵画を見ているような美しい景色ですよ。

14.美瑛放牧酪農場

北海道と言えば、美味しい牛乳ですよね！そんなフレッシュで濃厚な美味しい牛乳を使ったソフトクリームがとっても人気があるのが、美瑛放牧酪農場です。

ここのソフトクリームは、牛乳そのものの味がする感じで、甘みはあまりなく、コクがあるのにさっぱりいただけます。口あたりはまろやかですよ。美瑛放牧酪農場からは、とってもキレイな丘を眺めることができます。

15.五稜の丘

五稜の丘は美瑛の中でも標高350m程度の高台にある丘です。ここからは、美瑛の丘陵地帯を上から見下ろすことができるんですよ。

そしてさらに遠くには美瑛岳、十勝岳、富良野岳をはじめとする大雪山系全体を見渡すことができるので、他県では感じられないほどの開放感を堪能することができます。とにかく景色がとてもよいので、たくさん写真を撮って帰ってくださいね。

16.新栄の丘展望公園

美瑛の丘陵地帯を一望するビューポイントとして知られているのが、新栄の丘展望公園です。ここから眺める夕焼けは驚くほどの美しさだと評判なんですよ。

また、市街地から拓真館まで続くパノラマロードの中間地点にあるので、レンタサイクルでの丘めぐりや、お散歩時に立ち寄るのもおすすめです。トイレや休憩スペース駐車場などもあります。観光シーズンにはかなり混雑するので、ゆっくり景色を眺めたいなら、朝早く行くのがおすすめです。

17.新星の丘 新星館

新星の丘 新星館は、築200年の古民家を移築した館内にノンフィクション作家で竜馬がゆくの作者、司馬遼太郎氏の『街道をゆく』の挿し絵を担当した画家・須田剋太氏と、人間国宝の益子焼の陶芸家・島岡達三氏の作品を展示する美術館です。

3階には美瑛の丘や大雪・十勝岳連峰を一望する展望室もあり、見応えがあります。さらに6000坪の庭には100種類以上の高山植物や、池にはめずらしい三色のハスの花を見ることもできます。庭には巨大鉄平石や美瑛軟石があります。

18.ぜるぶの丘・亜斗夢の丘

ぜるぶの丘・亜斗夢の丘は、季節の花が咲く、国道沿いの観光農園です。ラベンダー・ひまわり・コスモスなど、年間約30種類の花が咲くことから、お花好きだけでなく、女性にとっても人気がある観光スポットなんですよ。

また、バギーとカート各500円～で園内をめぐることもできるので、体力に自信がないという人でも安心です。「ケンとメリーの木」が望めるパノラマ展望台もあります。

19.美瑛神社

美瑛神社は、テレビでも知られる有名なスピリチュアルカウンセラーが「パワースポット」として著書などで紹介したことで話題となり、地元の人だけでなく他県からも多くの人が訪れる人気の神社となっているんですよ。

晴れた日はシンボルとなっている真っ赤な鳥居と青空のコントラストがとっても美しいと評判です。ぜひ、訪れてご利益をいただいていください！

20.ファームズ千代田ふれあい牧場

ファームズ千代田ふれあい牧場は、美しい自然の風景が眺められる牧場です。名前にある通りに、羊・ヤギ・ウサギ・ジャージー牛・ポニー・鶏（チャボ）等と触れ合うことができますよ。通年無料で空いているので、ぜひ家族皆で訪れてみてください。

この牧場は「びえい牛」を育てる際の堆肥を自家農地に還元し、有機栽培法を取り入れながら畜産と畑作を組み合わせた安全で美味しい独自の生産物も作っていて、直営レストランで食べることができます。

21.酒正(株)土井商店

全国の日本酒がプレミア価格でなく定価で購入出来る店として有名店となっているのが、酒正(株)土井商店です。

ここでは貴重なプレミアム日本酒の酒粕なども販売していることから、全国の日本酒好きが集まってきては、たくさん購入していくそうです。大吟醸が多く揃っていることでも有名なので、近くに行った際にはぜひ立ち寄ってください。

22.丘のまち　びえい　ふるさと市場

丘のまち　びえい　ふるさと市場では地元で採れた新鮮で美味しいお野菜が販売されています。自宅用のお土産として食材を持って帰りたい！という人にはぜひ立ち寄っていただきたいお店ですよ。

店内には農家の皆さんが、愛情をこめて育てた採れたて野菜がズラリと並んでいるので、見ているだけでも何だかワクワクとした気分になってきます。旬の食材を購入することができるので、常にたくさんの人が訪れてきます。

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美瑛町にある観光スポットは、どこも一度は行ってみたくなるような素敵なところばかりでしたね。次回のお休みは、今回ご紹介した場所へ足を運んでみてはいかがでしょうか？雄大な自然の中でゆっくりと過ごす時間は、普段仕事や、家事、勉強と忙しく過ごしている皆さんの癒しになること間違いなしですよ。ただし、季節によっては通行止めになってしまう道路もありますので、公式ホームページ等で確認してから、お出かけするようにしてくださいね。

素材提供：トリップアドバイザー