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JR「御茶ノ水駅」聖橋口・徒歩5分にある「神田の家」、建築物に興味のある人はもちろん、戦前の江戸文化に興味のある人や“日本的な美意識”に興味のある人も見学する価値のある建物です。見事な職人技によって造られた「神田の家」の魅力をご紹介いたします! この地域のおすすめ記事
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1.神田の家とは?
「神田の家」は江戸時代より神田鎌倉町で材木商を営んできた遠藤家が、関東大震災後、昭和初期に建てた店舗併用住宅です。昭和初期に建てられた木造建築は、東京大空襲、さらに高度成長期の都市化によって次第に失われ、今や貴重なものとなっています。もともと建っていた神田鎌倉町(現在の内神田1丁目)が、「神田の家」という名前の由来となっていますが、明治維新以降、代々の当主が継いだ井筒屋政藏の名から屋号が「井政」となりました。2.神田の家の魅力
「神田の家」は決して大きな建物ではなく、一見するとごく普通の古い木造民家という風情です。しかし良木、銘木をふんだんに使用したという建物は細部までこだわり抜かれた職人の技が光り、じっと見ていると吸い込まれるような魅力があります。覗き見る内部の建具なども見事で、“材と技には贅を尽くした”といった佇まいは、江戸期の武家屋敷とも、明治期に財を成した実業家の邸宅とも違う、独特の美意識が感じられます。伝統に培われた美意識に貫かれている江戸っ子の“粋”が感じられます。
3.見どころ・お勧めポイント
井政カフェ
昭和二年築の店舗兼住宅カフェとして公開されています。お庭も建物も綺麗に丁寧に管理されていて、庭には桜が咲き、桜の季節には庭から神田明神さんの桜が眺めらます。人も少なく落ち着いた時間を過ごせます。黒い漆喰塗りの外壁
黒い漆喰塗りの外壁は江戸黒と呼ばれ、江戸の町に多かった土蔵造りの雰囲気を今に伝える数少ない実物になっています。江戸以来明治、大正に至るまで、日本橋始め大通りには数多くの店が並びました。その中で格式を誇る店は必ず土蔵造りで、「神田の家」のような江戸黒の黒い漆喰仕上げでした。屋根が深い傾斜を持ち、土蔵造りの黒い商家がずらりと並んだのが、江戸以来の町並の姿であったのです。神田明神
江戸城の表鬼門除けに鎮座する、江戸総鎮守です。江戸三大祭・日本三大祭の神田祭が有名で、江戸の幕府・庶民に広く崇敬されてきた神社です。商売繁盛の神様として有名であり、日本のビジネスの中心地、大手町・丸の内を氏子地域に持ち、企業参拝が圧倒的となっています。4.口コミ
2015秋葉原界隈の桜模様・3/30千代田区指定有形文化財『神田の家』 BRONICA S2/Nikkor-H75mmF2.8/T-MAX100
https://t.co/cfmkQldc8p
古い建物は白黒で撮れば(今年二回目 #外神田銀塩部
— luv4spike (@luv4spike) 2015, 4月 6
神田明神近くのカフェ「神田の家 井政」で、止まった時間を味わいました。 pic.twitter.com/oGhYZU6KO5
— 東京すごろく (@TokyoSugoroku) 2015, 3月 27
神田明神のとなり宮本公園で異彩を放つ「井政・神田の家」では、遠藤家コレクション雛人形の展示を開催中!。。。詳細はコチラ→http://t.co/SED8elK3ek pic.twitter.com/yW4y30TRbT
— 月刊☆神田画報 (@kanda_gaho) 2015, 2月 28
5.神田の家についての詳細
基本情報
- ・名称:神田の家
- ・住所:東京都千代田区外神田2-16
- ・アクセス:JR「御茶ノ水駅」聖橋口・徒歩5分
- ・営業時間:企画展開催時のみ、11:00~16:00(閉館16:30)、カフェは11:00~16:00
- ・定休日:企画展により異なる、カフェは土・日曜、祝日(臨時休あり)
- ・電話番号:03-3255-3565
- ・料金:企画展内覧料 大人1000円、高校生以下500円
- ・所要時間:30分
- ・オススメの時期:通年
- ・公式サイトURL:http://www.kanda-imasa.co.jp/