http://68971846.at.webry.info/200810/article_1.html
近江八幡のお土産といえば何でしょう?滋賀県近江八幡市は、2010年に近江商人と水郷で有名な近江八幡市と安土城で有名な蒲生郡安土町が合併した都市で、滋賀県の中部、琵琶湖の東岸に位置しています。古くからあるグルメや伝統工芸品だけでなく、新しいグルメもたくさんあり、有名なお店も多く点在しています。かつての商人の街が今なお残る、そして織田信長のお膝元として知られる安土周辺。滋賀県に観光するならお土産に忘れてはならない名物をリストアップしてみました。お土産購入の参考にしてみてください。
1.近江牛
Ryosuke Hosoi
肉食禁止の江戸時代にも彦根藩だけは薬用として生産を許されていたという近江牛。かつては徳川御三家への献上品としても知られ、素晴らしい味わいは今なお人気です。近江牛の特徴はその霜降りです。とろみ、粘り気のある美味しい脂身は絶品。柔らかな肉質、甘みのある味わい、どれをとっても他のブランド和牛と比べても引けをとらない牛肉です。
katsuuu 44
2.鮒寿司
http://blog.goo.ne.jp/sugichan_goo/e/445b33aac5ad710d19d793b584115b6b
滋賀県全域の人々の生活に昔から関わってきた琵琶湖。その琵琶湖で、子を持つ4月〜5月あたりのニゴロブナを取り、塩漬けして発酵させ、約4ヶ月程度で食べることができます。その独特の酸味や臭いは、日本三大珍味に数えられます。お酒のおつまみにぴったりの味です。
zenjiro
3.赤こんにゃく
http://blog.livedoor.jp/iiivioneyblogger/archives/1705322.html
派手好きな信長が命じて作らせたという赤こんにゃく。舌触りや食感は微妙に違うかもしれませんが、味は普段食べるこんにゃくと大差ないので食べやすいと思います。この赤色は着色料などではなく鉄分の色だそうで、貧血気味な女性にもおすすめの一品です♪
4.佃煮
琵琶湖でとれた小鮎やホンモロコなどの佃煮も名産の一つです。ふっくらとした身の食感、そして甘辛く煮た味わいは、あつあつのご飯との相性抜群です。写真はホンモロコ。小ぶりのサイズの魚に見えますが、肉厚でしっかりとした食感が特徴です。
Eiichi Yamamoto
5.丁字麩
http://macro-biotique.sblo.jp/archives/20120619-1.html
普通は丸い形をしているお麩ですが、近江八幡のお麩は四角い形をしているのが特徴。いろいろな料理に活用できるお麩なのです。おすすめは「丁字麩の辛子和え」。きゅうりの食感と丁字麩の食感のギャップと、辛子のぴりっとした辛味が癖になる一品です。
http://stock2007.sakura.ne.jp/edp2013/taguchimoe/newpage04.html
6.伊吹そば
http://kitabiwako.jp/spot/spot_420/
滋賀県伊吹山で栽培が始まった日本そば。伊吹は日本そば発祥の地であり、ここからそばの栽培が始まり、今ではそばで有名な信州へと伝わったと言われています。伊吹山麓の清流で練られたそばはすっきりとしたのどごしと、しっかりした食感が魅力です。
http://www.shigadc.co.jp/shop/detail.php?init=off&id=160
7.まけずの鍔
http://shiga.sweetsplaza.com/reports/&type=article&art_id=30
創業明治43年 万吾樓が作ったお菓子、まけずの鍔です。熱田神宮で必勝祈願をした信長は永楽銭を一握り投げ、それが全て表向きだったことに気分を良くして、戦のあと自分の鉄鍔に永楽銭を埋め込んだと言われています。それから向かうところ敵なしという状態になり、その鍔は「まけずの鍔」と呼ばれました。その鍔のデザインをそのまま最中にし、中には二種類の異なったあんこを入れています。言い伝えから勝負事や合格祈願などに縁起がいいとして今なお愛されているお菓子です。
http://shiga.sweetsplaza.com/reports/&type=article&art_id=30
8.ちょうじ最中
先ほど紹介しました、四角い形をしている丁字麩を使った和菓子です。香ばしく焼き上げた丁字麩を「お茶うけ」にも、利用できるようにという思いから、この丁字麩を使った最中が誕生しました。餡には、黒ゴマペーストと粒あんが重ねられています。
丁字麩を使った最中は、日本で唯一、近江八幡でしか食べられないそうです。
最中用にしっかりと焼き上げられた丁字麩はさくっとした食感になっています。また、上品な甘さの粒あんと黒ゴマの風味がすごく合っていて、他ではなかなか食べられない味です。
■ 基本情報
- ・店名:麩の吉井
- ・住所: 近江八幡市新町1丁目
- ・営業時間: 9:00~16:00
- ・定休日: 年中無休(冬期のみ不定休)
- ・電話番号: 0748-32-7773
- ・参考サイトURL: http://www.omi8.com/map/detail/detail.php?id=5&cat_id=3
9.丁稚羊羹
丁稚羊羹の名前の由来は、子供たちが近江八幡から丁稚奉公に出た際、奉公先へのお土産として持ち帰ったことからという説と、 丁稚でも買えるような安価な羊羹であることからという説があります。竹の皮に包まれていて、薄くて持ち運びやすいサイズも特徴の1つです。
昔、お土産とされていたものを、現代になってもお土産として親しまれているんですね! 切る時は、竹の皮ごと切る方法が正しい切り方です。それだと手を汚さずに食べられるだけでなく、竹の香りもしっかり楽しめそうですね。持ち運びに便利な薄いサイズ感というのも、非常に食べやすい形です。
■ 基本情報
- ・店名:御菓子司 紙平老舗
- ・住所:近江八幡市本町3丁目37番地
- ・営業時間: 8:30~18:30
- ・定休日: 水曜日(祝日の場合、翌日に振替)
- ・電話番号: 0748-33-2559
- ・公式サイトURL: http://kamihei.com/main.html
10.ういろ餅
近江は、琵琶湖と山々に囲まれた土地、そこから得られる良質な水によって作られる、近江米も高く評価されています。その近江米の米粉を活かした和菓子がういろ餅です。 一般的に知られているういろうの小麦粉やワラビ粉を入れるものとは違い、近江のういろ餅は米粉100%が主流です。
お米として高く評価されている近江米の米粉100%で作られていることから、モッチモチな食感が容易に想像できますね!また、甘すぎない、ほんのりとやさしい甘さもクセになる味わいです。先ほどご紹介した、丁稚羊羹と同じお店で製造されていることが多いので、セットでお土産にするのもいいですね。
■ 基本情報
- ・店名: 和た与
- ・住所: 滋賀県近江八幡市玉木町2-3
- ・営業時間: 9:00~18:00
- ・定休日: 火曜日(祝日の場合は営業)
- ・電話番号: 0748-32-2610
- ・公式サイトURL: http://watayo.com/
11.近江漬物
長年、滋賀県各地域の食文化を支えてきた近江伝統野菜や近江の豊かな自然の中で育まれた野菜で作られたお漬物です。11月~12月にかけて、琵琶湖湖岸に大きなハサを作り、万木かぶなど赤かぶを干します。種類としては、日野菜漬、さくら漬、菜の花漬、千枚漬、調味浅漬、壬生莱漬などがあります。
このお漬物を作る過程の11月~12月の赤かぶのハサ干しが湖東地域での晩秋の風物詩となっています。また、万木かぶは、昔から伝わるのはぬか漬けですが、最近では、軽く塩漬けしたものを甘酢につける甘酢漬けが増えて来ています。若い人にも食べやすい味わいとなっています。
■ 基本情報
- ・店名: 山上 日牟禮店
- ・住所: 滋賀県近江八幡市宮内町253番1
- ・営業時間: 10時00分~18時00分 (季節により変動があります)
- ・電話番号: 0748-36-8288
- ・公式サイトURL: http://www.yamajou.co.jp/
12.黒田主、茶玉
素朴なニッキの香りがする、黒砂糖を主原料とした飴菓子です。黒田主は、棒状の飴菓子で、黒砂糖の茶色一色です。茶玉は、球体型の飴菓子で、黒砂糖の茶色と白の2色の縞模様になっています。昔ながらの製法を守られている伝統菓子です。
昔なつかしいニッキの香りの飴菓子なので、特に年配の方へのお土産に向いています。茶玉の方は手毬や水風船をイメージさせるような可愛らしいデザインなので、見た目でも喜ばれそうです。
■ 基本情報
- ・店名:菓子善
- ・住所: 近江八幡市小船木町107番地
- ・電話番号: 0748-33-2621
- ・参考サイトURL: http://check.omi8.com/%E8%8F%93%E5%AD%90%E5%96%84/
13.むべ
むべとは、アケビ科の低木で秋に赤紫色のアケビによく似た実です。毎年宮中にも献上されています。そんな長寿の霊果「むべ」を原料にむべ酒、むべかき餅、むべ飴などを製造。近江八幡の新しい特産品として今注目されているものの1つです。
むべってあまりなじみのない方が多いかと思いますが、毎年宮中にも献上されているほど、歴史ある果物です。むべそのものを食べたことない人も、こういったお土産品で一度口にされてみてはどうでしょうか。
■ 基本情報
- ・店名:前出のむべ家
- ・住所:近江八幡市北津田町1002
- ・電話番号: 0748-32-3663
- ・公式サイトURL: http://www.nube.jp/index.html
14.チーズケーキ(近江レンガ)
近江八幡駅近くにある洋菓子店「アンデケン」で販売されています。赤レンガの建物が印象的なお店です。こちらの看板商品のチーズケーキ「近江レンガ」は、スフレタイプのチーズケーキで、地元の方々だけでなく、お土産としても大変人気です。
有名なのは、古くからある伝統の食べ物だけではありません。この「近江レンガ」と呼ばれるチーズケーキのその一つ。スフレタイプのチーズケーキなので、ふわっとした食感で、なつかしい味わいのチーズケーキです。
- ■ 基本情報
- ・店名: チーズケーキの店 アンデケン 近江八幡本店
- ・住所: 滋賀県近江八幡市鷹飼町551
- ・アクセス: 琵琶湖線「近江八幡駅」から徒歩5分
- ・営業時間: 9:00~19:00 ティールーム 10:00~18:00(LO)
- ・定休日: 火曜
- ・電話番号: 0748-33-2100
- ・公式サイトURL: http://www.ke-ki.jp/
15.バームクーヘン
バームクーヘンで有名なクラブハリエの本店は、近江八幡市にあります。こちら工房では、ケーキ作りを目の前で見ることができます。一層一層、職人の手で焼き上げられており、素材への徹底したこだわりと昔ながらの製法で作られています。
「クラブハリエのバームクーヘン」は、知っている人も多いのではないでしょうか。従来のものとは違い、ゆらゆらと揺れるほど柔らかく、しっとりとしているバームクーヘンです。他にもケーキや洋菓子がたくさんありますので、ついついたくさん見てしまいそうです。
- ■ 基本情報
- ・店名: クラブハリエ 近江八幡店
- ・住所: 〒523-0894 滋賀県近江八幡市中村町22-13
- ・営業時間: 月~土 / 9:00~19:00 日・祝 / 8:30~18:30
- ・定休日: 1月1日
- ・電話番号: 0748-33-1151
- ・公式サイトURL: http://clubharie.jp/home/index.html
16.丸竹工芸品
近江八幡市にある竹松商店の丸竹工芸品は、県伝統的工芸品に指定されています。湖国の豊かな自然などの環境の中で育まれ、守り続けてこられた伝統工芸品です。近江八幡市は、河川沿いに多くの竹林があったため、もともとは竹製品の材料供給産地でしたが、この資源を利用した竹加工は明治前期から始まったと言われています。
職人さんは、きれいな曲線や円を描けるかという点に、特にこだわわられており、手間をかけて製作されているようです。その曲線の美しさは、見る人に安らぎや温かみを感じさせます。
■ 基本情報
- ・店名: 有限会社 竹松商店
- ・住所: 近江八幡市中村町703
- ・電話番号: 0748-33-3268
- ・見学:要相談
- ・参考サイトURL:
- http://www.pref.shiga.lg.jp/kokoro/area_higashiomi/details/5726_details.html
17.びわ湖ヨシ紙
独特の風合いをもつ「びわ湖ヨシ紙」から、封筒、便箋、一筆餞、葉書、名刺や書道水墨画用紙、色紙、短冊などが作られています。琵琶湖水郷は、豊葦原の里で、その特産ヨシは、品質日本一を誇って、古くから江州葭の名で全国的に知られています。そんな水郷の中心・円山町にある西川嘉右衛門商店は、江戸時代より葭卸業を営む老舗です。
西川嘉右衛門商店には、博物館も併設されていますので、お子様などと学びながら見ることができます。また、最近では、ヨシペンやヨシの草木染め「びわ湖ヨシ染め」も人気だそうです。
- ■ 基本情報
- ・店名: 西川嘉右衛門商店
- ・住所: 近江八幡市円山町188
- ・アクセス: JR近江八幡駅より「長命寺」又は「休暇村」行き近江鉄道バスに乗車、約15分「円山」下車。徒歩3分。
- ・電話番号: 0748-32-2177
- ・博物館の見学:要予約
- ・参考サイトURL:https://www.kokuyo-shiga.co.jp/reeden.html
近江八幡のお土産、いかがでしたか?購入だけでなく、作る様子も見てみたいと思うようなものも多いので、時間をかけて楽しく観光しながら巡れます。誰かにプレゼントするお土産ではなく、自分用に買って、帰ってからもゆっくり長く楽しむのも良さそうですね!
近江八幡、安土にはたくさんの名物があります。信長にちなんだものも多くあるので、歴史好きな方にもおすすめのお土産が揃います。滋賀県の旅のお土産に間違いない品物ばかりですよ♪