東近江市は滋賀県の東部に位置し、鈴鹿山脈から琵琶湖岸に及ぶ東西に長い地形をしている町です。かつて聖徳太子が近江に48寺を建立したと言われており、今回はそんな古刹を含めた市内の観光スポットを5ヶ所ご紹介します。
境内は国指定史跡、百済寺本堂と他4点の寺宝は国指定重要文化財となっています。こちらの寺院は、なんと市内に鎮座する太郎坊宮・比叡山・鞍馬山・現在の韓国である百済と同じ緯度35.1度の直線上に位置しているんです。それも偶然ではなく作為的なものだということが最近明らかにされたそうです。
東近江大凧は東近江市の伝統産業品のひとつです。毎年5月の最終日曜日には東近江大凧まつりが開催されており、そこでは館内に展示されている大凧の2倍となる200畳もの大きさを誇る大凧が上げられるんです。
ガリ版は原紙を専用の盤に乗せて鉄筆で文字や絵を刻み、原紙の下に紙を敷き専用の網をかぶせてインクがついたローラーを転がすという印刷方法です。正式名称は謄写版といいますが、鉄筆で記入するとガリガリという音がするのでこの愛称がつけられたそうです。
現在の建物は全て江戸時代以降に再建されたもので、建立当初のものは戦国時代の戦火で焼失しました。ですが山門は滋賀県指定の重要文化財、所蔵されている寺宝のうち十数点は国の重要文化財に指定されています。また古くから紅葉の名所として有名で、夜にはライトアップされ幻想的な景色を見ることが出来ます。
本尊はマサカツアカツカチハヤヒアメノオシホミミという神様で、勝利を司ると言われています。また、本殿の前にある夫婦岩は神様が神通力で2つに割られたと言われており、悪い心の持ち主が岩の間を通ると挟まれてしまうそうです。
いかがでしょうか。東近江市の魅力に触れることができるスポットを厳選しました。ぜひ旅行前に参考にしてみてください。
素材提供:トリップアドバイザー
1.百済寺
百済寺は飛鳥時代に推古天皇と聖徳太子によって建立されたと伝えられています。高句麗から渡来した僧・恵慈と山中で輝く杉の木を発見し、その杉の木を切り倒さずにそのまま十一面観音の像を彫って、周囲に堂を建てたのが始まりと言われています。境内は国指定史跡、百済寺本堂と他4点の寺宝は国指定重要文化財となっています。こちらの寺院は、なんと市内に鎮座する太郎坊宮・比叡山・鞍馬山・現在の韓国である百済と同じ緯度35.1度の直線上に位置しているんです。それも偶然ではなく作為的なものだということが最近明らかにされたそうです。
■ 基本情報
- ・名称: 百済寺
- ・住所: 滋賀県東近江市百済寺町323
- ・アクセス: 近江鉄道八日市駅から車で15分
- ・営業時間: 8時~17時
- ・電話番号: 0749-46-1036
- ・料金: 600円(大人)/300円(中学生)/200円(小学生)
- ・公式サイトURL: http://www.hyakusaiji.jp/index.html
2. 世界凧博物館八日市大凧会館
世界凧博物館八日市大凧会館はその名の通り凧の博物館です。100畳もある巨大な東近江大凧を中心に、国内外を問わず世界各国の凧が展示されています。また、300円で簡単な凧作りも体験することができますよ。東近江大凧は東近江市の伝統産業品のひとつです。毎年5月の最終日曜日には東近江大凧まつりが開催されており、そこでは館内に展示されている大凧の2倍となる200畳もの大きさを誇る大凧が上げられるんです。
■ 基本情報
- ・名称: 世界凧博物館八日市大凧会館
- ・住所: 滋賀県東近江市八日市東本町3-5
- ・アクセス: 近江鉄道八日市駅下車徒歩約15分
- ・営業時間: 9時~17時
- ・定休日: 水曜日、祝翌日、第4火曜日、年末年始
- ・電話番号: 0748-23-0081
- ・料金: 300円(大人)/150円(小人)
- ・公式サイトURL: http://oodako.net/
3.ガリ版伝承館
ガリ版伝承館はガリ版文化に触れられる記念館として平成10年に開館しました。建物はガリ版を発明した滋賀県出身の発明家・堀井新治郎父子の本家を整備して利用されています。ガリ版の器材や作品などが展示されているほか、映像でも楽しむことが出来ます。ガリ版は原紙を専用の盤に乗せて鉄筆で文字や絵を刻み、原紙の下に紙を敷き専用の網をかぶせてインクがついたローラーを転がすという印刷方法です。正式名称は謄写版といいますが、鉄筆で記入するとガリガリという音がするのでこの愛称がつけられたそうです。
■ 基本情報
- ・名称: ガリ版伝承館
- ・住所:滋賀県東近江市蒲生岡本町663
- ・アクセス: JR江八幡駅から近江鉄道バス日八線ガリ版伝承館下車で徒歩1分
- ・営業時間: 土曜日・日曜日の10時~16時30分
- ・定休日:月曜日~金曜日、年末年始
- ・電話番号: 0505-802-2530
- ・料金: 無料
- ・公式サイトURL: http://www.higashiomi.net/watch/1705.html
4.永源寺
永源寺は臨済宗永源寺派の本山となる寺院です。永源寺派の開祖・寂室元光によって南北朝時代に建立されたと伝えられています。開山された頃は2000人もの修行僧が集い、56坊もの庵が建てられたほど大規模だったそうです。現在の建物は全て江戸時代以降に再建されたもので、建立当初のものは戦国時代の戦火で焼失しました。ですが山門は滋賀県指定の重要文化財、所蔵されている寺宝のうち十数点は国の重要文化財に指定されています。また古くから紅葉の名所として有名で、夜にはライトアップされ幻想的な景色を見ることが出来ます。
■ 基本情報
- ・名称: 永源寺
- ・住所: 滋賀県東近江市永源寺高野町41
- ・アクセス: 近江鉄道八日市駅からバス永源寺前下車すぐ
- ・営業時間: 9時~16時(紅葉シーズンは8時~17時)
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0748-27-0016
- ・料金: 500円
- ・公式サイトURL: http://eigenji-t.jp/index.html
5.太郎坊宮
太郎坊宮は太郎坊山に鎮座する神社で、正式な社号は阿賀神社と言います。聖徳太子によって奈良時代に創建されました。太郎坊山には古くから霊山として山岳信仰の修験者が多く訪れ、その守護神が太郎坊という名の天狗だと言われています。本尊はマサカツアカツカチハヤヒアメノオシホミミという神様で、勝利を司ると言われています。また、本殿の前にある夫婦岩は神様が神通力で2つに割られたと言われており、悪い心の持ち主が岩の間を通ると挟まれてしまうそうです。
■ 基本情報
- ・名称: 太郎坊宮
- ・住所: 滋賀県東近江市小脇町2247
- ・アクセス: 近江鉄道太郎坊宮前駅から徒歩約15分
- ・営業時間: 9時~17時
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0748-23-1341
- ・料金: 無料
- ・公式サイトURL: http://www.tarobo.sakura.ne.jp/
いかがでしょうか。東近江市の魅力に触れることができるスポットを厳選しました。ぜひ旅行前に参考にしてみてください。
素材提供:トリップアドバイザー