マレーシアの「田舎」を体験できるカンポンビジットってどんなもの？

観光地ばかり巡る海外旅行にちょっと飽きてきた、少し変わった旅行の仕方をしてみたい、そんなときにオススメなのが、マレーシアのカンポンビジットです。簡単に言うと、マレーシア流の”ホームステイ”。今じわじわと人気を集め始めているカンポンビジットで、伝統的な田舎暮らしに飛び込んでみるのはいかが？

カンポンビジットについて

カンポンビジットとは、マレーシアのホームステイプログラムです。「カンポン」とは、マレー語で「田舎・村」を意味します。マレーシア各都市の郊外にある村＝カンポンを訪れて、その生活を体験しできるのがこのプログラムで、伝統文化や自然、村人たちとの交流を楽しむことを目的として行われています。

言語の面では、各世帯とも大人の大多数がマレー語のみを話しますが、大抵小学校～高校生くらいの子どもがいて、子どもたちが英語を話せることが多いです。言語が通じなくても、身振り手振りや片言英語でコミュニケーションを取ることができるので、現地の人々との交流を存分に楽しむことができるのが魅力です☆

カンポンビジットの魅力☆

1. 民族衣装体験

民族衣装は、その国々で特徴が異なり色や形など多様で興味深いですよね。カンポンビジットでは、た衣装体験で実際に民族衣装を身に着けることができるので、記念写真にうってつけ！現地の人になり切って、ビジット先の家族と一緒に、友だちと一緒に、などなど素敵な思い出になりますね♪

また、カンポンビジットでは伝統的な結婚式のデモンストレーションを見る機会が設けられていることもあり、街中の観光では目にすることがほとんどないその様子を見られこともあります。衣装や式の様子など、ぜひ見てみたいですね。

2. マレーシアの家庭料

カンポンビジットの一つの楽しみは、各家庭のお母さんが振舞ってくれるマレーシアの家庭料理！その地域で採れる野菜や果物を使用した手料理は、街中のレストランで食すのとはまた違って美味しい♪

3. 伝統舞踊

マレーシアは多民族国家で、民族舞踊は実に多種多様です。州によっても文化が異なり、訪れる州によって様々な舞踊を体験することができます。一緒に踊りながら文化を堪能するのも楽しいですね。

4. 伝統的な遊び

カンポンでは、マレーシアに伝わる伝統的なゲームも体験できちゃいます。竹製のボールを蹴って遊ぶ「セパタクロー」、「チョンカッ」というビー玉をできる限り多く集める遊び、マレーシア版の駒「ガシン」など様々ありますよ。ルールを知らなくても、やっているうちに慣れて村人たちと楽しめるのが魅力です☆

5. クラフト体験

カンポンビジットの中で、マレーシアの工芸品作りにもチャレンジすることができます。バティックと呼ばれるマレーシア特産のろうけつ染め布地や、メンクワンという植物の葉を編んで作る籠など、村の人たちに教えてもらいながら作ります。自分への思い出兼お土産になりそうですね！

訪れた人の声

今回の旅で一番マレーシアで印象的だったのがホームビジットでした。現地の子達とゲームしたりサッカーしたり、最後には知らないダンスに興味を持ってくれて色々教えて一緒に出来て楽しかった。またいつかダンスでつながれる日がくるといいなぁ^^ pic.twitter.com/QOC4UtsofM

— yahito (@yutopia_riatomo) 2015, 10月 7

三つ星ホテルの飯よりホームビジット先の家庭料理のが美味しかったんだよなあ

— 筆頭 (@hitto_os) 2015, 7月 14

マレーシアの村での異国体験。楽しすぎた！言葉が何にも通じないけど日本の田舎でも味わえない！ http://t.co/jxMxxVYW

— MIS∆TO (@misatoo05) 2012, 11月 18

受け入れ先など

マレーシアはアジアの中でも非常に親日的な国として有名です。日本人をホームステイで受け入れる活動に関しても、長年に渡る実績があります。受け入れ拠点はマレーシア全国で200～300ヶ所にも上るそうです。

ホームステイの受け入れ先リストは、マレーシアの地方自治体や政府観光局を通して調べることができます。旅行会社でも取り扱いをしている場合がありますが、人数や申込方法などの受け入れ条件はそれぞれ異なるので、前もって確認が必要です。

マレーシア旅行の際には、クアラルンプールなどの都市観光ももちろん素敵ですが、郊外のカンポン訪問も加えてみてはいかがでしょうか？現地の人々の日常生活を垣間見ることのできる体験をしてみるのも、きっと忘れられない思い出になりますね☆