Kabacchi
マカオ半島内、約9.3平方kmの僅かな敷地の中に、30箇所もの世界遺産があるマカオ!徒歩でも世界遺産を見て回れることから、なかなか他の国では考えられない手軽さです☆夜のカジノのイメージもいいですが、街全体が博物館のマカオで世界遺産を見て回る旅もいいですよ☆
1.マカオの世界遺産とは?
2005年、マカオにある歴史地区の旧跡が30箇所あわせて世界遺産に認定されました。多くの方はマカオといえばカジノという反応でしょうが、歴史的にとても価値のあるスポットが豊富なことでもマカオは有名です。世界史などで勉強をされた方もいらっしゃるかもしれませんが、かつて16世紀半ばから1999年まで、マカオはポルトガルの占領下、統治下にありました。その頃の歴史を残す街並みが今も残っており、中国文化と、ポルトガルの文化が融合した稀有な土地であります。
2.マカオの世界遺産ギャラリー
1602年に作られた聖ポール天主堂跡では、宗教的な意味合いのある彫刻が素晴らしいです。中には、日本にキリスト教を布教したフランシスコ・ザビエルも見ることができます。中央に噴水があることから、別名噴水池とも呼ばれるセナド広場です。クリスマスやお正月などには、豪華なイベント等が開催されるようです。
聖ドミニコ教会、聖ドミニコ広場は、黄色の目立つカラーリングが印象的な建物です。かつては木造だったことから、別名板造り堂とも呼ばれます。バロック式の建築様式で、当時の趣を感じさせます♪
ドン・ペドロ5世劇場は、ポルトガル住民がかつて主導して建築した劇場で、アジア初の西洋式の劇場です。今ではマカオオーケストラがたまに使用される程度で、あまり使用されていません。
仁慈堂は、かつて慈善福祉施設として建てられた新古典主義建築の建物でした。今では公証役場として利用されています。
中国広東省出身の商人であり、銀行業などで富を築いた盧華紹のかつての邸宅です。レンガ造りの中国式の邸宅ですが、西洋風のものも取り入れており、文化の調和が見えるスポットです。
ナーチャ廟は1888年創建の小さなお寺であり、ナーチャとは暴れん坊の男の子のことです。武芸の達人で、疫病を退治した神様でもあります。ポルトガルが外的を防ぐために作った城壁もこちらの近くにあります。
モンテの砦は、丘陵地帯にイエズス会によって建てられた要塞です。8000平方メートルの敷地の四方を壁で囲んでいます。現在ではマカオ博物館になっています。
ギア要塞・ギア灯台・ギア教会は、マカオで一番高い海抜約90mの位置に建設された要塞です。ギア教会は、聖母マリア像を祀る場所であり、ここではかつて台風に見まわれた時に丘の上から光が差し、道を示してくれたという逸話もあります。
マカオという土地の名付けられるきっかけとなったスポット、媽閣廟です。こちらは、ポルトガルが最初に植民した場所であるといわれており、媽閣という言葉の広東語読みからマカオという地名が由来したと言われています。
3.訪れた人の声
http://blogs.yahoo.co.jp/portowine2004/
http://blog.livedoor.jp/rikyu680/
http://aioi.blog6.fc2.com/
4.世界遺産へのアクセス
世界遺産が密集してあるので、日本で言えば京都のように、様々なスポットを回ることができます。京都で言えば、なかなか歩いて回るのは難しいかもしれませんが、マカオであれば散策気分で歩いて回ることができます!マカオに訪れた際は、カジノだけではなく、世界遺産探訪に出かけてください♪・民政総署ビル…セナド広場の新馬路をはさんで目の前
・ロバート・ホー・トン図書館…セナド広場の正面にある民政総署の角を入り坂を上がる→一つめの角を左折→聖オーガスティン広場の右奥
・聖オーガスティン教会…聖オーガスティン広場の左手
・ドン・ペドロ5世劇場…聖オーガスティン広場の左奥
・聖ヨセフ修道院及び聖堂…ドン・ペドロ5世劇場の坂を下る→印務局の建物を右へ→海星中学の角を右に曲がり、徒歩数分で右側
・聖ローレンス教会…聖ヨセフ修道院及び聖堂のアクセスに準ずる
・鄭家屋敷…ドン・ペドロ5世劇場の坂を下る→ペパーミントグリーンの建物の角を右折してすぐ
・リラウ広場…聖ローレンス教会の下を通り直進
・港務局ビル…媽閣廟から歩いて5分
・媽閣廟…セナド広場近く「新馬路」からバスで約20分、「媽閣廟」のバス停で下車
・セナド広場…マカオフェリーターミナルからバスで約20分、「新馬路」のバス停で下車・三街会館(関帝廟)…龍記酒家の角を左折、突き当たりを左
・仁慈堂大楼…セナド広場を入って、すぐ右・カテドラル…民政総署に面して、セナド広場を出て、左折→郵便局の先の階段を上る→直進後突き当たり
・盧家屋敷…セナド広場を奥へ→聖ドミニコ広場を右折→ファンケルハウスがある角を右折→約50メートル先に盧家屋敷・聖ドミニコ教会…セドナ広場の奥
・聖ポール天主堂跡…聖ドミニコ教会から右折→ボディショップのある角を左折→大三巴街のほうに曲が り、上り坂を上る
・聖ポール天主堂跡前
・目抜き通り…上記参照
・ナーチャ廟、旧城壁…聖ポール天主堂跡の階段を上がり、左奥・モンテの砦…聖ポール天主堂跡の階段を上り、右側のマカオ博物館行きのエスカレーターに乗る
・聖アントニオ教会…聖ポール天主堂跡の階段の手前から左側の道をまっすぐ道なり
・ルイス・カモンエス公園…上記参照
・カーサ庭園…上記参照
・プロテスタント墓地…カーサ庭園隣接
・ギア要塞、ギア灯台、ギア教会…Outer Harbour Ferry Terminalから羅里基博士大馬路→松山隧道を道なりに進む(徒歩30分、タクシーで4分)
■ 基本情報
- ・名称: マカオ
- ・アクセス:マカオ国際空港から友誼大橋を経由して車で約15分程度
- ・マカオ観光局URL:http://jp.macautourism.gov.mo/index.php
地図はこちら
マカオ観光のおすすめスポット40選。定番から穴場まで要チェック!
中華人民共和国特別行政区のマカオは、ポルトガル植民地時代を経て現在はカジノと世界遺産を中心に観光人気が高まっており、海外旅行初心者にもおすすめのスポットです。新しい建築物や伝統文化が入り混じっているので興味のある方は是非訪れてみてください!