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大阪市立美術館は、天王寺公園の中にある素敵なスポットです。重厚な建物内に展示されている数々の作品の中には、国宝や重要文化財に指定されたものも含まれていて、「東洋芸術の宝庫」といっても過言ではありません。荘厳な佇まいの外観は必見!美しいシンメトリーのギリシャ風建築で、どこかレトロな空気を醸し出しています。楽しい旅の合間に、静かに過ごす時間もまた乙なもの。今回は詳しくご紹介しますので、参考にしてくださいね。
大阪市立美術館とは?
大阪市立美術館
住友家本邸があった場所ですが美術館建設の目的で慶沢園とともに寄贈されました。日本・中国の絵画・彫刻・工芸など8000を作品と、社寺などから寄託された作品が展示されています。国宝や重要文化財に指定された作品も多く、見ごたえがあります。地下展覧会室でも、様々な美術団体が主催する展覧会を開催がされていますのでぜひ足を運んでみてください。本館地下には美術研究所があり、素描、絵画、彫塑の実技研究が行われています。美術館は、好みがあるので好きな人が足を運ぶ場所なんてイメージがありますが、こちらは市民の為の憩いの場として天王寺公園の中央に位置しています。「あべの・天王寺イルミナージュ」が冬には開催され、美術館界隈が賑わいます。東洋美術が素晴らしいことでも有名な美術館なので、「美術には関心がない」人も、日本を代表する美術品にほんの少しだけ触れてみませんか?
公園目的でやってきても、この前にくるときっと中に入りたくなりますよ。
大阪市立美術館の魅力
大阪市立美術館は建物そのものも魅力的です。重厚な造りの名建築があなたを迎えます。建物内に展示されている作品は東洋芸術の宝庫!どれも魅力的で思わずため息が出ます。あなたもぜひ足を運んでみてください。市民から寄贈された作品もあり、有名な葛飾北斎や狩野宗秀などがズラリと並んでいます。普段は美術品に興味がなくても、見ているうちに夢中になってしまいます。不定期な企画展では、魅力的な展示品も増えていますの天王寺公園で遊んだら、こちらにも足を運んでみてください。美術館の北側にある日本庭園「慶沢園」は、その美しさだけでなく「逆さサルカス」が見られる池があることも見逃せません。
水の都大阪のなかでも、ここでしか「逆さサルカス」は見る事ができないのでのんびりして帰りましょう。
大阪市立美術館の見どころ・お勧めポイント
東洋芸術の宝庫!日本、中国の絵画・彫刻・工芸など約8000を超える収蔵品
大阪市立美術館の魅力は多くの収蔵品が展示されていることです。日本、中国の絵画・彫刻・工芸など約8000を超える収蔵品があり、様々な東洋芸術が楽しめます。あなたもぜひ訪れてみてください。素晴らしい作品と出会えますよ。ヨーロッパの絵画をイメージする美術館ですが、こちらはシンプルの「和」の美術館。大人の雰囲気があり、エキゾチックな展示が多いので大人のデートに最高のシュチエーションなんです。自然な色彩や、日本人に馴染みのある落ち着いた絵画などは心をほっこりさせてくれます。のんびりとデートしたい時には、癒しの色彩に触れて東洋美術の素晴らしさを感じてみましょう。
大阪市民が実際に持っていたのもが寄贈されているので「さすが商人の街」と納得できるはず。
国宝や重要文化財も多数!社寺から寄贈された作品
http://iijima.blog.jp/archives/14949783.html
大阪市立美術館には社寺から寄贈された作品が多くあります。そのなかには国宝や重要文化財もあるので是非じっくり立ち止まって作品を見てください。その作品の素晴らしさに感動しますよ。
公園に遊びにやってきたのに雨に降られてしまった!!そんな記憶はありませんか?そんな時には、美術館で大人デートを楽しみましょう。総大理石の空間には、シャンデリアと豪華な館内に異空間が広がります、さすが大阪の美術館!!国宝などは、国立美術館や京都の寺社仏閣なイメージがありますが、こっちらは庶民的な雰囲気の中で楽しめますから、のんびりして時間を過ごすことができるんです。
大阪のデートスポットとして人気があるこの美術館で、しっとりした時間を過ごしてください。
あなたの心に残る作品を探そう!コレクション展
http://blog.livedoor.jp/artkobujime/archives/2010-10-07.html
特別展示とは別に大阪市立美術館が所蔵している作品を展示するコレクション展も開催されています。各展示室に特徴がありますのであなたのお気に入りの展示室を見つけてみましょう。きっとあなたの心に残る作品にたくさん出会えますよ。
美術館に慣れていないと「何がどう素晴らしいのか良く分からない」と思いませんか?コレクション展では、テーマに合わせた展示がされているので「どのような時代の展示か」「テーマは?」「誰の作品か」が分かりやすく楽しめます。美術館が初めてな人も、十分に楽しむことができますし、中学生から美術に触れることは感性を磨くのにもよいんですよ。
世界中の美術品と触れ合える美術館で、素晴らしものと出会うことは一生の財産にあるはずです。
素敵な物がいーっぱい!ミュージアムショップ
美術館に足を運んだら、ミュージアムショップを覗くのが楽しみ!って言う方意外にいらっしゃるんじゃないでしょうか?こちらのミュージアムショップでも、館蔵品資料にちなんだオリジナルグッズなど素敵なものをたくさん販売しています。美術館独自の刊行物や、東洋美術に関する珍しいグッズなども販売しているので、お宝さがしも楽しめちゃうかもしれませんね。
芸術に触れた後は、自分で描いてみよう! マロニヱ社 【画材店】
素敵な芸術作品をたくさんご覧になった後は、実際に自分でも絵を描いてみると言うのはいかがですか?大阪美術館内には、色とりどりの絵具や、様々な種類の筆などが所狭しと置かれた画材店もあるんです。見たことも無い色の絵具もたくさんあるので、見ているだけでもわくわくしちゃいそうですね。本格的に絵を描くのが初めてで何を買ったらいいか分からない・・・と言う方でも、お店の方が丁寧に教えて下さるのでご安心くださいね。
コレクションの一部をご紹介
田万コレクション 四季花鳥図
田万コレクションは大阪で政治家や弁護士として活躍し、平和運動の推進にも力を注いだ田万清臣と妻である明子氏が収集した663点の洋洋美術のコレクションです。四季花鳥図は、巨匠・狩野永徳の弟である狩野宗秀の作品で、桃山時代の花鳥図屏風を代表する作品です。屏風には鳥がさえずる様子や草木が生き生きと枝や葉を伸ばす様子が描かれていて、まるで極楽浄土の荘厳を再現したかのように仕上がっています。
豊臣秀吉像
古賀勝夫氏より寄贈されたこちらの作品は、没後2年目に書かれた作品だと伝えられており、豊国大明神として描かれました。描かれている豊臣秀吉が神々しく見えるのは、神としての威厳ある豊臣秀吉の姿を描いたから。作品上部に書かれているのは、秀吉に従い、肥前名護屋に赴き主に外交に当たっていた臨済宗の僧侶である惟杏永哲による、秀吉を賞賛する言葉です。
洛中洛外図
洛中洛外図とは、京都の市街や郊外の景観や風俗を描いた屏風絵で、応仁の乱によって大きな被害を浮けた後の安定した時代である、桃山時代に多く描かれました。安定した象徴として描かれた洛中洛外図からは、人々の生活の様子や街並みの様子などがひしひしと伝わり、当時の風俗を知るための貴重な資料の1つです。教科書に載っていることも多い洛中洛外図、是非その目でご覧になってみて下さいね。
燕子花図
総金地の六曲一双屏風に、岩絵の具の緑青と群青で鮮やかに燕子花(かきつばた)を描いたこちらの作品は、琳派を代表する絵師である尾形光琳の作品です。顔料の特性を活かして描かれた花の様子が実に見事で、伊勢物語の第9段の妻を都に一人残して東へ下る主人公のエピソードを心に留めてご覧になられると、さらに楽しめます。日本の絵画史を代表する大作で圧巻の見ごたえです。
参加者の声
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http://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g298566-d321315-r170955062-Municipal_M…
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周辺のグルメスポット
素敵な作品がいっぱいの「大阪市立美術館」ですが、残念ながら2016年4月末に喫茶店が閉店してしまい、現在は飲食施設はありません。でもご安心ください♡ 美術館周辺には素敵な作品を鑑賞した余韻に浸れる、レストランやカフェがいっぱいありますよ!今回は数あるレストランの中でも厳選して4店舗をご紹介いたしますね。お食事から雰囲気まで全てにおいてパーフェクトなお店ばかりですよ♪
クレープリー・スタンド シャンデレール天王寺
明るい光が差し込む開放感たっぷりのカフェで、ガレットやクレープはいかがですか? 「クレープリー・スタンド シャンデレール天王寺」は本場フランスのガレットやクレープが堪能できる、とってもお洒落なお店。
ラタトィユに温泉卵やサラダを加えたガレットや、アイスクリームとオレンジバターが乗せられたクレープなど、お食事からスイーツまで幅広く楽しむことができます。お子様連れの方も歓迎と言うことなので、ファミリーやママ会でも活躍しそうですね♡
■ 基本情報
- ・名称: クレープリー・スタンド シャンデレール天王寺
- ・住所: 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町5-55 天王寺公園エントランスエリア てんしば内
- ・アクセス:阪堺上町線「天王寺駅前駅」から徒歩約5分
- ・営業時間: 平日11:00~23:00土曜・日曜・祝日8:00~23:00
- ・電話番号: 06-4305-0007
- ・料金: ガレットシャンデレール 940円
- ・公式サイトURL: http://www.chandeleur-crepe.jp/index.html
天王寺 肉炉端 ロバート
天王寺公園エントランスエリア「てんしば」で一際目立つ、解放感たっぷりでお洒落な「肉炉端 ロバート」は、新しい炉端スタイルを提案する、今注目のレストランです。
炉端焼きのお店と言うと、”年配の方達が落ち着いてお酒を楽しむ場所”、というイメージが強いかもしれませんが、こちらでは若い女性たちもカジュアルに飲食を楽しんでいます。
看板メニューは、ディナーで楽しめる野菜をお肉で巻いた「野菜肉巻き」で、ブロッコリーやトマト、ネギなど様々な野菜をお肉で巻いて丁寧に焼き上げました。
■ 基本情報
- ・名称: 天王寺 肉炉端 ロバート
- ・住所: 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町5-55 天王寺公園エントランスエリア
- ・アクセス: 天王寺駅前駅から248m
- ・営業時間: [月~金] 11:00~15:30(L.O.15:00)[土・日・祝] 11:00~16:00(L.O.15:30) 17:00~23:00(L.O.22:00)
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 06-6775-0789
- ・公式サイトURL: http://www.opefac.com/robert/
青い ナポリ イン ザ パーク
「てんしば」にOPENした「青い ナポリ イン ザ パーク」は、本場イタリアに勝るとも劣らない、カリカリでもちもちの美味しいピザが楽しめる、イタリアンレストランです。店内には大きな石窯が設置されており、オーダーを受けてから1枚1枚丁寧に焼き上げます。実はこちらのお店のピッツァは、ナポリピッツァ協会から認定を受けた、ピッツァ職人山田さんが作っているんですって!イタリア人のお墨付きも貰った美味しいピッツァ、1度食べたら病みつきになってしまいそうですね。スムーズに入店したい方は、公式サイトからの予約がオススメです。
■ 基本情報
- ・名称: 青い ナポリ イン ザ パーク
- ・住所: 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町5-55 てんしば
- ・アクセス: 地下鉄天王寺駅から21番出口を出てすぐ。
- ・営業時間: LUNCH / 11:00〜15:00 DINNER / 17:00〜22:30 CAFE / 11:00〜23:00
- ・定休日: 年末年始
- ・電話番号: 06-6773-2225
- ・公式サイトURL: http://www.aoinapoli-inthepark.jp/
場所
基本情報
- ・名称:大阪市立美術館
- ・住所:大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82
- ・アクセス:JR・地下鉄御堂筋線・谷町線「天王寺駅」より徒歩5分
- ・営業時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- ・休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)年末年始 (12月28日~1月4
- 日)展示替え期間
- ・電話番号:06-6771-4874
- ・料金:一般:300円(団体150円)
- 高大:200円(団体100円)
- 中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は無料
- 【要証明(健康手帳、敬老優待乗車証等の原本)】
- ※団体は20名以上。
- ※特別展・特別陳列などの料金は別途
- ・所要時間:1時間
- ・オススメの時期:いつでも楽しめます♪
- ・公式サイトURL:www.osaka-art-museum.jp/
地図はこちら
大阪市立美術館がある天王寺公園内には、動物園や植物温室、慶沢園(けいたくえん)などもあります。またエントランスと茶臼山北東部のエリアがリニューアルオープンし、カフェやドッグランなどが集まる憩いのスポットがオープン。バスツアーなどを利用しなくても、敷地の中に見どころがたくさんあるので、気楽に散策を楽しむことができますね。貴重なアートを鑑賞したり、かわいい生き物たちと触れ合ったり、想像しただけでも癒されそう。素敵なところなので、ぜひ訪れてくださいね。