Yuichi Sakae
駒止湿原は昭和45年に国天然記念物に指定された湿原。福島県会津町と昭和村の境にあり、大谷地、白樺谷地、水無谷地と分かれた区域にはそれぞれ特有の植物が咲く人気の湿原です。その植物の種類はなんと470種!駐車場からのアクセスも良く、高低差もほとんどないので気軽に散策できるのが魅力。春の行楽シーズン目前!駒止湿原の魅力をたっぷりご紹介します。 この地域のおすすめ記事
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駒止湿原とは?
http://www.aizu-concierge.com/map/spot/10655/
駒止湿原はミニ尾瀬とも呼ばれ、自制している高山植物が春から秋にかけて楽しめる湿原です。四月下旬ごろから水芭蕉が咲き始め、次々とたくさんの花が咲くので人気があります。また、湿原の程近くまで車でいけるアクセスの良さも人気の秘密。気軽に湿原散策が出来るスポットです。駒止湿原の見どころ
4月下旬のミズバショウ
http://smcb.jp/digiphoto/69233
ミズバショウは普通化弁が一枚ですが、駒止湿原には花弁が二枚の固有種(双方水芭蕉)が存在します。数は多くはありませんが木道を歩くと普通に見つけられます。双方水芭蕉は毎年同じところから出るので突然変異ではなく固有種だという見方が有力。この珍しいミズバショウも見所の一つ。5月上旬のコバイケイソウ
http://s.webry.info/sp/teinen-taisyoku.at.webry.info/201307/article_1.html
数年に一度しか咲かないといわれるコバイケイソウ。純白の小さな花弁が細長く伸びて湿原にひょこひょこ顔を出しているさまが実に可愛らしいですね。ムーミン谷のニョロニョロを髣髴させる姿を見られたあなたはかなりラッキーです。6月から7月はワタスゲ、ニッコウキスゲ、シャクナゲ
http://s.webry.info/sp/sanpopopo.at.webry.info/201006/article_18.ht
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http://www.mizunara.com/blog/archives/2008/07/04120534.html
5月からは本格的に高山植物のピークを迎え、駒止湿原は色とりどりの花が咲き乱れます。中でもワタスゲとニッコウキスゲの群生は圧巻!木道の両脇をフワフワ揺れるワタスゲは、まるでメルヘンの世界に足を踏み入れたような感覚に。時期がうまくかぶればワタスゲとニッコウキスゲが両方楽しめます。木道が整備されて安心
http://blog.livedoor.jp/minamiaizukankou/archives/292427.html
駒止湿原内は木道が整備されているから安全に散策をすることが出来ます。とはいえ、木道は幅が狭く、すれ違うときは湿原に足を踏み入れてしまうことも。ゆずりあって気持ちよく散策しましょう。山の天気は変わりやすいうえ、雨が降ると足元はとても滑りやすいので、滑りにくい靴を履いていきましょう。訪れた人の声
http://slowtrek.exblog.jp/22930198/
http://telemark-hama.at.webry.info/201406/article_8.html
ガイド付き散策もあり
http://svcsato.exblog.jp/11383296/
さらに駒止湿原のガイドをお願いすれば散策も100倍楽しくなります。湿原の成り立ちや高山小物の壊し意解説、正しい散策の仕方など今まで知らなかった湿原の秘密が満載。高山植物やこのあたりの小さな生き物に親近感が湧いてきますね!基本情報
- ・名称:駒止湿原
- ・住所:福島県 南会津郡南会津町 針生
- ・アクセス:国道289号線南会津町田島、または南会津町南郷より旧国道(駒止峠)に入り、
- 車で15分ほど
- ・山開き:5月下旬から11月下旬
- ・電話番号:0241-62-6200南会津町役場企画観光課
- ・所要時間:120分から180分
- ・オススメの時期:4月上旬から11月中旬
- ・公式サイトURL:http://www.kanko-aizu.com/01/detail-1-10-0-0-42.html
- ・駒止湿原ガイド問合せ:駒止め湿原案内の会 事務局 山田喜代子
- 電話・FAX0241-62-2576
- 案内受付期間・毎年5月末~11月初めまで