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「夏の思い出」という歌でもお馴染みの尾瀬国立公園。歌詞の通り、ミズバショウが美しい5〜6月も見どころですが、他の季節でも素敵な魅力を持つのが尾瀬です。 群馬、栃木、福島、新潟の4県にまたがる37000haに及ぶ広大なエリアは、絶景のハイキングスポットです。春から夏にはミズバショウやニッコウキスゲが咲き乱れ、秋には紅葉を楽しむことができます。
今回は、そんな尾瀬国立公園の魅力についてたっぷりとご紹介します!
1.尾瀬国立公園とは?
尾瀬国立公園は群馬県、福島県、新潟県、栃木県の4県にまたがる、広大な国立公園です。この国立公園の中には、本州では最大級の湿地高原となる尾瀬ヶ原、そして周りを囲む会津駒ヶ岳や帝釈山、田代山といった雄大な山々が目の前に公然と広がる、まさに自然の宝庫といえる場所です。昭和9年に日光国立公園として指定され、その後平成19年には「尾瀬国立公園」に指定された標高1400メートルにある本州では最大の湿原なんです。学術的にも非常に価値があると言われ、蛇紋岩地ならではの大変希少な植物が見られる場所となっています。
http://mono-ch.nikkan.co.jp/m/enterprise/2011/01/post-363.html
2.尾瀬国立公園の見どころ5つ
自然にあふれた尾瀬では、四季ごとに違った顔を私たちに見せてくれます。 今回はその中でも、ぜひ見ていただきたいポイントを5つご紹介します。童謡にも歌われている「夏の思い出」には、『夏が来れば 思い出す、はるかな尾瀬 遠い空♪』と言うフレーズで始まりますが、まさに約650ヘクタールに広がる尾瀬ヶ原の木の径を行けば、気持ちのいい水辺に咲く花々の彼方に壮大な景色が見られ心が洗われます。
http://ogata215.exblog.jp/11567305
ミズバショウ
尾瀬といえばミズバショウというイメージを持っている方は少なくありませんよね。ミズバショウの咲き乱れる季節が、観光客の最も多いシーズンでもあります。 5月下旬から6月中旬頃、一斉に咲き乱れるミズバショウの美しさにぜひ魅了されてください。ミズバショウ(水芭蕉)は、尾瀬のような降雪が多く有りきれいな水がある環境にしか生育しません。雪解けの尾瀬に、群生して芽吹く純白の苞を覗かせた姿は、尾瀬の人気の一つにもなっています。夏になってくると背丈が延びまた違った姿を見ることが出来ます。
http://www.haruhino.com/archives/50953492.html
ワタスゲ
ミズバショウが桜花を誇る6月が終わると、次はかわいいワタスゲが尾瀬ヶ原一面に見られるようになります。7月中~下旬が見どころで、特に雨天のころがオススメです。どうです、愛らしいワタスゲが緑に変化した湿原にゆらゆらと揺らめいて、見てるだけでも心が軽くなる感じがしませんか?梅雨あけの短い期間の初夏にだけに見られる白い綿穂のワタスゲは、「雀の毛槍」とも言われ、可憐ながらも尾瀬ヶ原に涼やかな風を吹かせています。
http://www.env.go.jp/park/oze/photo/view.php?l=9
ニッコウキスゲ
ワタスゲの季節が終わりを迎えようとする7月下旬から8月初旬頃にかけて咲き乱れる、黄色い美しい花です。ニッコウキスゲは尾瀬に夏を呼び込んでくれます。 http://www.env.go.jp/park/oze/photo/view.php?l=11
山間ですので、この頃は急な天気の崩れに気をつけて。
目に柔らかな日差しを照り返すこの時期に咲く、高原植物の代表ともいえる、黄色いニッコウキスゲの絨毯が広がります。小ぶりながらも凛として花びらを反らせる姿は、見ていて気持ちがいい物ですね。大江湿原(尾瀬沼)のニッコウキスゲは迫力の大群落が広がっていて素晴らしいですよ。
草紅葉
ニッコウキスゲが終りを迎え、しばらくすると、尾瀬は紅葉の季節を迎えます。木々の紅葉の前に始まるのが草紅葉。8月下旬から9月中旬ごろが見頃です。そのさまはまるで黄金色のじゅうたんのようです。物悲しくなる秋ですが、湿原が色づく冬支度のここ尾瀬ヶ原では、山の木々がまだ色づく前に、湿原の草紅葉が始まり眼前には、山々の緑と水辺に挟まれた黄金色の紅葉が素晴らしいコントラストを魅せてくれます。
http://blog.goo.ne.jp/swim26travel/e/5e2352556f6501e31547ab755bf50eb8
紅葉
草紅葉から程なくして、今度は木々の紅葉が始まります。時期としては9月の下旬頃から徐々に色づき始めます。 http://www.env.go.jp/park/oze/photo/view.php?l=110
このころは、至仏山や燧ケ岳を登山するのにも良いシーズン。色づいた山の中を歩いて行くのは、とても気持ちよさそうですね。
湿原の黄金色の絨毯を囲む樹々たちは、草紅葉を追いかけるように赤くそして黄色く染まって行きます。この時期になると、早朝などの気温がグッと下がって零度程まで下がる日もあるようなので防寒の用意は忘れないようにしましょうね。
3.こんな人にオススメ!
ハイキングや登山が好きな方はもちろん、普段自然と触れ合う機会が少ない人も、ぜひ足を運んでみては? 雄大な山々に囲まれた広大な湿地帯、そこに咲く花々はきっとあなたの心を癒してくれるはずです。雪に閉ざされている11月から5月上旬以降になると、尾瀬ヶ原の草花のシーズンになります。ゴールデンウィークともなると雪解けも進み多くのハイカーが訪れますね。ハイキングコースも整備されている尾瀬ヶ原はハイキングの初心者にはおすすめですよ。
http://www.aizu-concierge.com/map/spot/10132
4.体験者の声
では実際に尾瀬国立公園に足を運んだ方々の声を聞いてみましょう。尾瀬旅行
— REDSHOES HIRO (@JulyFlamingoBoy) 2014年7月17日
昨日、今日と高校同期の仲間達男女10名で尾瀬に行って来ました 途中で雨が降ったりしましたが、雨具の準備はカッパ等で万全であり、広大な湿地帯で美しく咲くニッコウキスゲを満喫しました 帰りには新宿で打ち上げ 五十年も前の高校生に戻り楽しい時を過ごせて幸せでした(親父メール)