春夏秋冬、色彩を変えて人々を魅了する景勝地の嵯峨野・嵐山には、たくさんのお寺や名所があります。
嵐山の渡月橋から奥嵯峨へ向けて歩いていくと、小倉山の中腹にある「常寂光寺」。ここは紅葉の名所として有名で、嵯峨野の紅葉巡りで一番のお勧め場所です。今回はこの「常寂光寺」についてご紹介します。
本堂は桃山城の客殿を移築したもので江戸時代初期の創建です。茅葺きの仁王門は、日蓮宗本山の本圀寺から客殿の南門を移築したものです。
紅葉の美しい小倉山の中腹にあり、幽雅閑寂で常寂光土に遊ぶような風情があるとこの名がつけられたといいます。
門から本堂へと石段が続き途中の仁王門付近の紅葉が凄い色を出してます。ピークを過ぎると散り紅葉が石段を覆い上も下もの紅葉のトンネルが楽しめます。境内は小倉山に広がり、境内全体を埋め尽くすようにもみじが色づきます。本堂を過ぎて多宝塔まで登ると京都の町が遠望でき、また、このお寺には塀がありません。
多宝塔は上から眺めると、さらに美しいそうです。
嵐山の渡月橋から奥嵯峨へ向けて歩いていくと、小倉山の中腹にある「常寂光寺」。ここは紅葉の名所として有名で、嵯峨野の紅葉巡りで一番のお勧め場所です。今回はこの「常寂光寺」についてご紹介します。
常寂光寺とは?
常寂光寺は、京都嵯峨野にある日蓮宗本國寺派の寺です。秋には茅葺きの仁王門や石段上の本堂、 多宝塔など寺全体が紅葉に包まれ、京都でも有数の紅葉の名所となりますが、それ以外の季節は渡月橋あたりの喧噪とは無縁に静寂の中に佇んでいます。本堂は桃山城の客殿を移築したもので江戸時代初期の創建です。茅葺きの仁王門は、日蓮宗本山の本圀寺から客殿の南門を移築したものです。
紅葉の美しい小倉山の中腹にあり、幽雅閑寂で常寂光土に遊ぶような風情があるとこの名がつけられたといいます。
常寂光寺の歴史
常寂光寺は日蓮宗大本山本圀寺日禎(にっしん)上人によって、1596(慶長元)年、嵯峨野の小倉山に開かれました。常寂光寺を開くにあたっては、日禎上人は歌人としても造詣が深かったため、戦国時代の京都の豪商、角倉了以と角倉栄可が、和歌で有名な小倉山の地を寄進しました。また、小早川秀秋らの大名が、堂塔伽藍を整備しました。常寂光寺の魅力
秋の常寂光寺は京都でも有数の紅葉の名所。燃えるような紅葉がきれいです。カエデの木は、境内に約200本も植えられています。門から本堂へと石段が続き途中の仁王門付近の紅葉が凄い色を出してます。ピークを過ぎると散り紅葉が石段を覆い上も下もの紅葉のトンネルが楽しめます。境内は小倉山に広がり、境内全体を埋め尽くすようにもみじが色づきます。本堂を過ぎて多宝塔まで登ると京都の町が遠望でき、また、このお寺には塀がありません。
常寂光寺の見どころポイント
多宝塔
山腹にある多宝塔は桃山時代建築の重要文化財建築物で、本堂背後の山腹にあり、京都の町衆の寄進によって建てられました。高さ約12m、内部に釈迦、多宝二仏を安置しているため並尊閣とも言われています。多宝塔は上から眺めると、さらに美しいそうです。
常寂光寺庭園
山門から仁王門、本堂へと続く参道は秋には約200本の紅葉のトンネルとなります。桃山城の客殿を移築した本堂西には細長い小池があり、さらに多宝塔へと続いています。山内には山草園があり100種余りの野草が見られます。仁王門
仁王門は、もと本圀寺客殿の南門として貞和年間(1345〜49)に建立されたものを、元和二年(1616)に当山に移築され仁王門としました。 境内建築物の中で最も時代の古い建物で、茅葺の屋根がめずらしい。 仁王門像は、身の丈七尺、運慶の作と伝えられています。常寂光寺を訪れた方の声
常寂光寺 多宝塔美しい。 pic.twitter.com/VpXAccdNd1
— TAKAGI H (@jinxnow) 2015, 7月 6
課題の関係で嵐山の常寂光寺に来たのん 雨の所為か日曜の所為か人がほとんどい。鶯の鳴き声と雨の音以外なんの音もしない… pic.twitter.com/Rz60b2k12u
— 藻売りです (@kemio_727) 2015, 6月 28
常寂光寺なう(`・ω・´) pic.twitter.com/BxnKhu7RUQ
— まっちゃん (@z0ne1234) 2015, 7月 5
常寂光寺・基本情報
■ 基本情報
- ・名称:常寂光寺
- ・住所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
- ・アクセス:京福電車 嵐山駅より徒歩25分
- ・開門時間:9:00~17:00(16:00に受付終了)
- 12月中旬花灯路開催の時期 17:00~23:00 夜間特別拝観
- ・定休日:年中無休
- ・電話番号:075-861-0435
- ・拝観料:大人400円 小人200円
- ・公式サイトURL:http://www.jojakko-ji.or.jp/