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舞子駅は明石海峡大橋の本州側にある駅で、第2回の近畿の駅百選に認定されました。京阪神方面の通勤・通学客が多く利用する駅です。駅の上には神戸淡路鳴門自動車道の高速舞子バス停留所があり、四国方面の高速バスに乗り換える観光にも便利に利用できる駅です。そんな兵庫県にある「舞子駅」の知っておきたい基礎知識を5つまとめました。舞子駅とは?
舞子駅は、兵庫県神戸市垂水区東舞子町にある、JR西日本の駅で地上駅(橋上駅舎)です。1896年に山陽鉄道の舞子公園仮停車場として開業し、1906年に山陽鉄道の国有化により、旧国鉄の駅になりました。駅の上には、神戸淡路鳴門自動車道の高速舞子バス停留所があり、京阪神方面と淡路島・四国方面への乗り換駅にもなっています。第2回近畿の駅百選に選ばれました乗り入れる路線
舞子駅には、JR西日本の神戸線が乗り入れています。神戸線は山陽本線の一部ですが、山陽新幹線の開通にあわせて呼ばれるようになった、山陽本線神戸 – 姫路間の愛称です。この愛称は、阪急電鉄にも神戸線があるため、「JR神戸線」としています。また、JR舞子駅は京阪神方面と淡路島・四国方面への高速バスの乗り換え駅にもなっています。時刻表
舞子駅には、早朝と深夜を除き1時間に8~15本の列車が運行されています。また、約15分に1本の快速が停車する便利な大都市近郊の駅です。大阪、京都方面の長距離利用は新快速が便利ですが、舞子駅には停車しません。快速で約20分の神戸または三ノ宮で乗り換えると便利です。各路線の時刻表詳細
JR舞子駅 http://www.jr-odekake.net/eki/timetable.php?id=0610607
1日の駅利用者数
舞子駅の一日の平均乗車客数は、過去10年間ほとんど変化はありません。年間利用者のうち約60%が定期券利用者で、京阪神方面への通勤・通学利用が多いようです。平成11年度の一日の平均乗車客数は、20,408人となっています。また、明石海峡大橋開通に伴う高速舞子バスターミナル開設により、四国方面の利用客の乗換利用も増えています。周辺観光スポット
橋の科学館橋の科学館、舞子公園内にある科学館です。吊り橋としては世界一の長さを誇る明石海峡大橋に関連した展示や映像で、世界一の技術を紹介しています。その証明として、「世界一の中央支間長」「世界一の主塔の高さ」の二つのギネスブック認定証が展示されています。明石海峡大橋の1/100スケールの模型で風洞実験する様子を見学することがます。模型とはいえ全長40mもある橋は迫力満点です。風速60mでの橋が変形する姿を見ると身震いする怖さがあります。同時に日本の技術の高さに改めて誇りを感じさせられます。県立舞子公園
明石海峡大橋のたもとにある公園です。明石海峡大橋の下に造られた「舞子海上プロムナード」は、一度は体験してみたいスポットです。海面から高さ約47m、明石海峡へ突出した延長約317mの回遊式遊歩道です。途中には床がガラス張りになっている場所があります。足元は海上47mを渡る丸太橋です。渡るにはドキドキものです。男を魅せたいカップルにはお勧めのスポットです。ドキドキの後は、海峡を一望できる8階の展望ラウンジで、ホッとするひと時を過ごすことができます。兵庫県立明石公園(明石城)明石公園は、明石城跡を中心に作られた公園です。明石城は、関ヶ原の戦いが終わってまだまだ豊臣の残党が多かった時代に、大阪から西の守りを固めるために明石の地に築かれた城です。この城の重要性から代々本田家や松平家など親藩大名によって治められました。明治初期に小学校の建築資材確保のために解体されたという悲しい歴史を持っています。今は、櫓が復元され公園として整備されました。公園内には、約1000本のソメイヨシノがあり、全国「さくらの名所100選の地」にも選ばれている桜の名所です。
■ 基本情報
- ・名称:JR西日本 舞子駅
- ・住所:兵庫県神戸市垂水区東舞子町3番-1
- ・営業時間:みどりの窓口 5:30~21:00
- ・公式サイトURL:http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0610607