北上平野のはぼ中央に位置する北上は、北上川と和賀川が合流する土地で西に奥羽、東に北上山等の山々が連なる豊かな自然に恵れ、農業・工業出荷額とも県下有数の集積をもった北上を代表する駅として市民も足となっています。
北上駅があるのは北上市の市街地でも東側の北上川よりの場所で、繁華街がある旧奥州街道からは少し離れた場所です。また、在来線と新幹線のホームが平行しているので、東側の新幹線駅と西側の在来線の2つの駅が連絡通路で繋がっているような造りになっています。そのため、西側には昔からの駅前の繁華街があり、東側は新たに整備された、ビジネスホテルやマンションが並ぶ町となっています。
北上市は昔から交通の要衝で、今でも秋田へ鉄道と高速が分岐する場所となっています。当初は、一関から盛岡まで延伸した今の東北本線の駅として開業しました。その後、秋田県の横手市と北上駅とを結ぶ今の北上線が開通しました。そのため、在来線では、JR東日本の東北本線と北上線が乗り入れています。さらに、東北新幹線が開通し、従来の駅に隣接して新幹線の駅が建てられたことで、JR東日本の3つの路線が乗り入れる駅となっています。
北上駅 各時刻表はこちらから!「http://www.jreast-timetable.jp/timetable/list0564.html」
東北本線の電車は、始発の5時台から最終の22時台まで1時間に1本程度しかありません。北上線にいたっては朝と夕方に何本かあるだけで、お昼の時間帯は10時と1時にしかありません。また、新幹線も1時間に1本程度しかありません。新幹線の停車時刻と在来線の発射時刻を確認しておかないと、駅で長い時間列車を待つことになります。なお、駅の西口側にはバス停がありますが出るバスの本数が少ないので、急いでいる場合は同じ西口に停まっているタクシーを利用した方がいいでしょう。
北上駅周辺には、日本唯一の詩歌専門文学館「日本現代詩歌文学館」があり近辺には多くの文学者に碑が残されています。北上駅西口には若山牧水碑、帰帆場公園には石川啄木碑、諏訪神社に松尾芭蕉碑、岩手銀行北上支店前・浜夢助碑、詩歌の森公園・山本健吉碑・井上靖碑があり同敷地内には日本現代詩歌文学館があるます。
日本現代詩歌文学館は、北上駅から北西に1.5kmくらいの場所にあります。ちょうど、旧奥州街道と国道107号線が交差する辺りで、周囲は詩歌の森公園になっています。ここでは、日本で発行される詩歌の本や雑誌を収集し、研究者などに貴重な資料を紹介している施設です。他にも館内の展示室では近代の詩歌の作家の直筆原稿などの資料を展示しています。さらに、この文学館の学芸員にる読み聞かせ会や勉強会なども定期的に開催されています。
高校移転に伴い公園に整備され日本現代詩歌文学館が建立されました。俳人山口青邨宅だこちらには移築され山本健吉・井上靖碑があり、短歌・俳句の鑑賞に、学べる講座もあるので参加してみてください。
山口青邨は、岩手県出身の俳人です。高浜虚子に俳句を師事し、東京大学を定年退職後に毎日俳壇など各種の新聞・雑誌で選者を務めたました。また、山本健吉は長崎県出身の文芸評論家です。俳句への造詣が深く、戦後、俳句を中心に現代小説などを執筆し、多くの文学賞を受賞しています。井上靖は、昭和を代表する作家の1人で、その作品の多くがテレビドラマや映画になっています。小説が注目されてますが、詩集も出版しています。
駅周辺だけでも雷神社まで10分ほどとなりますので、じっくりと楽しむことができますよ。
橋本児童公園は、旧奥州街道沿いにある北上市役所のすぐ裏の住宅に囲まれた公園です。北上駅からは、歩いて15分くらいかかります。かつてこの公園の近くには寿座という劇場があり、そこで映画「書を捨てよ、町へでよう」が上映され、その映画に影響を受けた人たちがこの碑製作したとのことです。円球形の石碑には、寺山修司直筆の文字で「百年たったら帰っておいで。百年たったらその意味わかる。」と書かれています。
工業も農業も岩手県でトップクラスの出荷額を誇る北上市の玄関口だけあって、北上駅の周辺にはビジネスホテルが何軒も建っています。特に、西口にあるJR東日本系列のホテルメッツ北上は駅舎に隣接しており、列車を降りたらすぐにホテルに入れます。また、新幹線ホーム側の東口には、コンフォートホテルや東横インといったチェーン店のホテルが建っています。もちろん、駅の近くにはレンタカーの店舗もあるので、駅からレンタカーを借りてビジネスや観光に利用するのもいいと思います。
1、北上駅とは
明治23年に開業し、日本鉄道「黒沢尻駅」として活動を始めます。明治39年には国有鉄道の駅となり、昭和29年に北上駅に改称、昭和57年に東北新幹線が開通、昭和62年にJR東日本の駅となりました。駅の周辺には線路に平行して「北上川」が流れ、「珊瑚橋」が掛かっておりて南には「和賀川」と水に囲まれた駅なのです。北上駅があるのは北上市の市街地でも東側の北上川よりの場所で、繁華街がある旧奥州街道からは少し離れた場所です。また、在来線と新幹線のホームが平行しているので、東側の新幹線駅と西側の在来線の2つの駅が連絡通路で繋がっているような造りになっています。そのため、西側には昔からの駅前の繁華街があり、東側は新たに整備された、ビジネスホテルやマンションが並ぶ町となっています。
2、乗り入れ路線
北上線、東北新幹線が乗り入れていて1日の平均乗客数は約3千800人となっています。北上駅周辺には、若山牧水碑や石川啄木碑など文学史跡が非常に多いので観光の訪れる人も多く利用しています。北上駅周辺の文学散策コースだけでも充分に楽しめると思いますよ。北上市は昔から交通の要衝で、今でも秋田へ鉄道と高速が分岐する場所となっています。当初は、一関から盛岡まで延伸した今の東北本線の駅として開業しました。その後、秋田県の横手市と北上駅とを結ぶ今の北上線が開通しました。そのため、在来線では、JR東日本の東北本線と北上線が乗り入れています。さらに、東北新幹線が開通し、従来の駅に隣接して新幹線の駅が建てられたことで、JR東日本の3つの路線が乗り入れる駅となっています。
3、時刻表
在来線は、北上線「ほっとゆだ・横手方面」、東北本「線花巻・盛岡方面 」「一ノ関方面」が走り、新幹線は、東北新幹線「盛岡・新青森方面」「仙台・福島・郡山・宇都宮・大宮・東京方面」と秋田新幹線「角館・大曲・秋田方面」が乗り入れとなりますが、本数は非常に少ないので前もって確認しておきましょう。北上駅 各時刻表はこちらから!「http://www.jreast-timetable.jp/timetable/list0564.html」
東北本線の電車は、始発の5時台から最終の22時台まで1時間に1本程度しかありません。北上線にいたっては朝と夕方に何本かあるだけで、お昼の時間帯は10時と1時にしかありません。また、新幹線も1時間に1本程度しかありません。新幹線の停車時刻と在来線の発射時刻を確認しておかないと、駅で長い時間列車を待つことになります。なお、駅の西口側にはバス停がありますが出るバスの本数が少ないので、急いでいる場合は同じ西口に停まっているタクシーを利用した方がいいでしょう。
4、北上駅周辺観光スポット
駅前文学散策
北上駅周辺には、日本唯一の詩歌専門文学館「日本現代詩歌文学館」があり近辺には多くの文学者に碑が残されています。北上駅西口には若山牧水碑、帰帆場公園には石川啄木碑、諏訪神社に松尾芭蕉碑、岩手銀行北上支店前・浜夢助碑、詩歌の森公園・山本健吉碑・井上靖碑があり同敷地内には日本現代詩歌文学館があるます。
日本現代詩歌文学館は、北上駅から北西に1.5kmくらいの場所にあります。ちょうど、旧奥州街道と国道107号線が交差する辺りで、周囲は詩歌の森公園になっています。ここでは、日本で発行される詩歌の本や雑誌を収集し、研究者などに貴重な資料を紹介している施設です。他にも館内の展示室では近代の詩歌の作家の直筆原稿などの資料を展示しています。さらに、この文学館の学芸員にる読み聞かせ会や勉強会なども定期的に開催されています。
詩歌の森公園
高校移転に伴い公園に整備され日本現代詩歌文学館が建立されました。俳人山口青邨宅だこちらには移築され山本健吉・井上靖碑があり、短歌・俳句の鑑賞に、学べる講座もあるので参加してみてください。
山口青邨は、岩手県出身の俳人です。高浜虚子に俳句を師事し、東京大学を定年退職後に毎日俳壇など各種の新聞・雑誌で選者を務めたました。また、山本健吉は長崎県出身の文芸評論家です。俳句への造詣が深く、戦後、俳句を中心に現代小説などを執筆し、多くの文学賞を受賞しています。井上靖は、昭和を代表する作家の1人で、その作品の多くがテレビドラマや映画になっています。小説が注目されてますが、詩集も出版しています。
橋本児童公園
高校時代から俳句や詩に才能を発揮し、早稲田大学入学「チェーホフ祭」50首で短歌研究新人賞を受賞し寺山修司に碑が残されています。映画「書を捨てよ、町へでよう」は多くの若者にショックを与え、当時の文学者にも影響を与えました。寺山の遺作の映画「さらば箱舟」の台詞が刻まれた碑となっていますので、駅から歩いてご覧ください。駅周辺だけでも雷神社まで10分ほどとなりますので、じっくりと楽しむことができますよ。
橋本児童公園は、旧奥州街道沿いにある北上市役所のすぐ裏の住宅に囲まれた公園です。北上駅からは、歩いて15分くらいかかります。かつてこの公園の近くには寿座という劇場があり、そこで映画「書を捨てよ、町へでよう」が上映され、その映画に影響を受けた人たちがこの碑製作したとのことです。円球形の石碑には、寺山修司直筆の文字で「百年たったら帰っておいで。百年たったらその意味わかる。」と書かれています。
5、北上駅の詳細
工業も農業も岩手県でトップクラスの出荷額を誇る北上市の玄関口だけあって、北上駅の周辺にはビジネスホテルが何軒も建っています。特に、西口にあるJR東日本系列のホテルメッツ北上は駅舎に隣接しており、列車を降りたらすぐにホテルに入れます。また、新幹線ホーム側の東口には、コンフォートホテルや東横インといったチェーン店のホテルが建っています。もちろん、駅の近くにはレンタカーの店舗もあるので、駅からレンタカーを借りてビジネスや観光に利用するのもいいと思います。
■ 基本情報
- ・名称:北上駅
- ・住所:岩手県北上市大通り1丁目1-2
- ・電話番号:
- ・公式サイトURL:http://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=564