シティホテルの醍醐味はごまんとあるが、中でも1、2を争うほど、人々を魅了するのが夜景だ。無論、都内を見回せば、高層ビルも高層階にあるレストランも存在する。
では、ホテルの何が違うのか。ひとつは、圧倒的な料理とサービス。そして、各ホテルによって性格の異なる雰囲気と、ゲストが放つエネルギーとグルーブ感だろう。この非日常な空間は、ハレの日やここぞ!のときにもうってつけ。現に、ホテルの絶景レストランはプロポーズ成功率が抜群に高いのだとか!
いざ、東京が世界に誇る絶景レストランへ。この感覚はホテルでしか、味わえない。
ホテルの絶景レストランを語るうえで外せないのが、最上階に位置する『ニューヨーク グリル』だ。フロア全体が約8メートルのガラス窓で囲まれているため、席に着くまでの間も圧巻の景色を楽しめ、いつの間にか非日常の世界へと誘われる。
特等席は窓際のペアシート。眼下には明治神宮や代々木公園の森、その向こうに渋谷。左側には六本木や東京湾などベイエリアの夜景が広がり、東京をぐるりと一望できる。
宝石のように煌めく東京の夜景は、下界からは想像できないほど美しく、心奪われる。実はこの席、巷では“プロポーズシート”と呼ばれており、夜景をバックに一世一代の告白をするカップルが後を絶たないとか。
しかも、成功率はかなり高いという評判で、週末の窓側席の予約は困難を極める。もちろん、ロケーションのみならず、グリル料理をはじめ独創的な料理の数々、きめ細やかなサービスのクオリティも超一流。
味、空間、サービスの洗練されたバランス感は、数あるホテルの中でも唯一無二。それが、今なお東京の大人たちの憧れであり、ステイタスとして君臨し続けている所以だろう。
「鮪中トロのたたき BBQスパイス風味 アボカドワカモレと胡麻ドレッシング¥3,200」
「北海道産神内和牛あかサーロイン180g ¥9,400」
「天井が高く開放的な店内。ディナーは¥11,000、¥16,000、¥20,000の3コースを展開」
「食事後はお隣『ニューヨーク バー』でジャズの生演奏を聞きながら一杯。こちらも雰囲気抜群(すべて税サ別)」
「【ココが特等席!】
通称“プロポーズシート”なる窓側の8席は予約必須。プロポーズするカップルは週5組ほどいるとか。ここぞの勝負に訪れたい」
2015年4月にモダンビストロとして生まれ変わった45階の『タワーズ』。モダンでカジュアルでありながら、エレガントさが漂う空間と革新的な料理はまさに、今の東京にフィットしたレストランといえる。
さらなる魅力は、『東京ミッドタウン』に隣接する好立地ならではの夜景。目の前にはつま先からてっぺんまで見える東京タワー、視線を変えれば東京スカイツリー®も一望。さらに2皿¥5,000~とコスパも優秀。普段使いに勝負の夜に使いこなしたい。「【ココが特等席!】
コーナーの2名席は、ほかの席が視界に入らず東京タワーとベイエリアを一望できる」
7階のレストランから望む、東京駅、丸の内ビル群、有楽町エリア、東京タワーまで270度のビューは圧巻。東海道新幹線や在来線の往来も間近に楽しめ、流れ星のように光るライトが幻想的な夜を演出してくれる。
北海道ミシュラン3ツ星に輝く『モリエール』のオーナーシェフ・中道博氏をアドバイザーに迎え、北海道の食材などを使った滋味深いフレンチを提供。この時期はジビエも人気だとか。
「【ココが特等席!】
視界を遮るものなく夜景が楽しめる、丸の内ビル群方向の窓側席がデートに最適」
右側にスカイツリー、中央に皇居、左に銀座~東京駅方面を中心とした街並みが一望できる、ダイナミックな夜景が自慢の『アンダーズ タヴァン』。壁一面が大きな窓ガラスの個室を選べば、真横に東京の夜景を独占しながら食事を楽しめ一層贅沢な気分に。
シグネチャーメニューのひとつ「山梨県産ハーブチキンのクレイポット」をはじめ、洗練さと温かみを感じる日本の旬な食材を使ったヨーロッパの地方料理を、51階からの眺望とともにぜひ。「【ココが特等席!】
ペアシートの窓側席なら夜景が一望できるが、最も眺めと雰囲気がいいのは個室」
高さ8メートルの大きな窓から広がる、浜離宮恩賜庭園や東京湾の景色。レインボーブリッジや高層ビル群が光輝くベイエリアの夜景とともにいただけるのは、モダンでクリエイティブなチャイニーズ。
エスコフィエ協会からの称号をはじめ、数々の受賞歴を持つ料理長アルバート・ツェ氏の創造性あふれる洗練された広東料理の数々と、店内のワインセラーに貯蔵されたワインとのマリアージュを堪能できる。非日常的な空間と料理に浸る優雅なひとときを。「【ココが特等席!】
店内でひときわ目立つソファ席のペアシート。一段上がった所からベイエリアを望める」
旧パレスホテル時代から続く、1964年創業のフランス料理店。フレンチの巨匠アラン・シャペルやポール・ボキューズを輩出した名店『ラ・ピラミッド』監修のオリジナルメニューを展開する。
店内からは、丸の内の美しく洗練された都会の景色が一望でき、広告看板やネオンライトではなく開放感のある空間に浮かぶ光が、上品でロマンティック。多くの美食家が愛してやまない至高の“キュイジーヌ・モダン”。ドレスアップして訪れたい。「【ココが特等席!】
アーチ型のソファになったボックス席は、夜景を広く眺められてゆったりと寛げる」
37階に位置する『センス』は、ミシュラン1ツ星を掲げるモダンな本格広東料理の名店。ホテル内にあるレストランやバーの中でも、抜群の夜景を誇るのがこちら。
メトロポリスの地平線を背景にしてそびえる東京スカイツリーが一望でき、運が良ければ東京ディズニーランドの花火も眺められ、ドラマチック。鄧徳勝料理長が全国から届く厳選食材を駆使し、繊細ながら勢いのある広東料理を、モダンかつ美しいプレゼンテーションで提供する。
「【ココが特等席!】
窓側は全て特等席。窓越しにスカイツリーを含む東京の夜景を大きく望める」
【東京カレンダーの関連記事】
では、ホテルの何が違うのか。ひとつは、圧倒的な料理とサービス。そして、各ホテルによって性格の異なる雰囲気と、ゲストが放つエネルギーとグルーブ感だろう。この非日常な空間は、ハレの日やここぞ!のときにもうってつけ。現に、ホテルの絶景レストランはプロポーズ成功率が抜群に高いのだとか!
いざ、東京が世界に誇る絶景レストランへ。この感覚はホテルでしか、味わえない。
東京イチの天空レストランで記憶に残る特別な夜を…『ニューヨークグリル』/パーク ハイアット 東京
三段連なる三角屋根が印象的な『パーク ハイアット 東京』。バブル後の1994年に登場し、既存のホテルとは異なる大人の隠れ家を思わせるスタイリッシュなアプローチで、一躍、憧れホテルの代表的存在となった。ホテルの絶景レストランを語るうえで外せないのが、最上階に位置する『ニューヨーク グリル』だ。フロア全体が約8メートルのガラス窓で囲まれているため、席に着くまでの間も圧巻の景色を楽しめ、いつの間にか非日常の世界へと誘われる。
特等席は窓際のペアシート。眼下には明治神宮や代々木公園の森、その向こうに渋谷。左側には六本木や東京湾などベイエリアの夜景が広がり、東京をぐるりと一望できる。
宝石のように煌めく東京の夜景は、下界からは想像できないほど美しく、心奪われる。実はこの席、巷では“プロポーズシート”と呼ばれており、夜景をバックに一世一代の告白をするカップルが後を絶たないとか。
しかも、成功率はかなり高いという評判で、週末の窓側席の予約は困難を極める。もちろん、ロケーションのみならず、グリル料理をはじめ独創的な料理の数々、きめ細やかなサービスのクオリティも超一流。
味、空間、サービスの洗練されたバランス感は、数あるホテルの中でも唯一無二。それが、今なお東京の大人たちの憧れであり、ステイタスとして君臨し続けている所以だろう。
「鮪中トロのたたき BBQスパイス風味 アボカドワカモレと胡麻ドレッシング¥3,200」
「北海道産神内和牛あかサーロイン180g ¥9,400」
「天井が高く開放的な店内。ディナーは¥11,000、¥16,000、¥20,000の3コースを展開」
「食事後はお隣『ニューヨーク バー』でジャズの生演奏を聞きながら一杯。こちらも雰囲気抜群(すべて税サ別)」
「【ココが特等席!】
通称“プロポーズシート”なる窓側の8席は予約必須。プロポーズするカップルは週5組ほどいるとか。ここぞの勝負に訪れたい」
東京タワーが主役の都会的な夜景とビストロ料理を『モダンビストロ タワーズ』/ザ・リッツ・カールトン東京
2015年4月にモダンビストロとして生まれ変わった45階の『タワーズ』。モダンでカジュアルでありながら、エレガントさが漂う空間と革新的な料理はまさに、今の東京にフィットしたレストランといえる。
さらなる魅力は、『東京ミッドタウン』に隣接する好立地ならではの夜景。目の前にはつま先からてっぺんまで見える東京タワー、視線を変えれば東京スカイツリー®も一望。さらに2皿¥5,000~とコスパも優秀。普段使いに勝負の夜に使いこなしたい。「【ココが特等席!】
コーナーの2名席は、ほかの席が視界に入らず東京タワーとベイエリアを一望できる」
丸の内ビル群の夜景と行き交う列車のライトが幻想的『モティーフ レストラン アンド バー』/フォーシーズンズホテル丸の内 東京
7階のレストランから望む、東京駅、丸の内ビル群、有楽町エリア、東京タワーまで270度のビューは圧巻。東海道新幹線や在来線の往来も間近に楽しめ、流れ星のように光るライトが幻想的な夜を演出してくれる。
北海道ミシュラン3ツ星に輝く『モリエール』のオーナーシェフ・中道博氏をアドバイザーに迎え、北海道の食材などを使った滋味深いフレンチを提供。この時期はジビエも人気だとか。
「【ココが特等席!】
視界を遮るものなく夜景が楽しめる、丸の内ビル群方向の窓側席がデートに最適」
東京の夜景を独占できる個室でしっぽりディナーを『アンダーズ タヴァン』/アンダーズ 東京
右側にスカイツリー、中央に皇居、左に銀座~東京駅方面を中心とした街並みが一望できる、ダイナミックな夜景が自慢の『アンダーズ タヴァン』。壁一面が大きな窓ガラスの個室を選べば、真横に東京の夜景を独占しながら食事を楽しめ一層贅沢な気分に。
シグネチャーメニューのひとつ「山梨県産ハーブチキンのクレイポット」をはじめ、洗練さと温かみを感じる日本の旬な食材を使ったヨーロッパの地方料理を、51階からの眺望とともにぜひ。「【ココが特等席!】
ペアシートの窓側席なら夜景が一望できるが、最も眺めと雰囲気がいいのは個室」
東京湾をひとり占め!世界屈指のモダンチャイニーズ『チャイナブルー』/コンラッド東京
高さ8メートルの大きな窓から広がる、浜離宮恩賜庭園や東京湾の景色。レインボーブリッジや高層ビル群が光輝くベイエリアの夜景とともにいただけるのは、モダンでクリエイティブなチャイニーズ。
エスコフィエ協会からの称号をはじめ、数々の受賞歴を持つ料理長アルバート・ツェ氏の創造性あふれる洗練された広東料理の数々と、店内のワインセラーに貯蔵されたワインとのマリアージュを堪能できる。非日常的な空間と料理に浸る優雅なひとときを。「【ココが特等席!】
店内でひときわ目立つソファ席のペアシート。一段上がった所からベイエリアを望める」
品位漂う空間で味わう至高の“キュイジーヌ・モダン”『クラウン』/パレスホテル東京
旧パレスホテル時代から続く、1964年創業のフランス料理店。フレンチの巨匠アラン・シャペルやポール・ボキューズを輩出した名店『ラ・ピラミッド』監修のオリジナルメニューを展開する。
店内からは、丸の内の美しく洗練された都会の景色が一望でき、広告看板やネオンライトではなく開放感のある空間に浮かぶ光が、上品でロマンティック。多くの美食家が愛してやまない至高の“キュイジーヌ・モダン”。ドレスアップして訪れたい。「【ココが特等席!】
アーチ型のソファになったボックス席は、夜景を広く眺められてゆったりと寛げる」
東京の絶景をバックに星付きの料理と夜景に陶酔『広東料理 センス』/マンダリン オリエンタル 東京
37階に位置する『センス』は、ミシュラン1ツ星を掲げるモダンな本格広東料理の名店。ホテル内にあるレストランやバーの中でも、抜群の夜景を誇るのがこちら。
メトロポリスの地平線を背景にしてそびえる東京スカイツリーが一望でき、運が良ければ東京ディズニーランドの花火も眺められ、ドラマチック。鄧徳勝料理長が全国から届く厳選食材を駆使し、繊細ながら勢いのある広東料理を、モダンかつ美しいプレゼンテーションで提供する。
「【ココが特等席!】
窓側は全て特等席。窓越しにスカイツリーを含む東京の夜景を大きく望める」
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