いよいよ明日はクリスマス・イヴ! 一年に一度の特別な日には、いつもより贅沢な空間でデートを楽しみたいもの。
そこでぴったりなのは、味も抜群、雰囲気の良さも確証されたホテルのレストラン!肉食なふたりが絶対に満足、そのまま泊ってしまいたくなるレストランをご紹介。いまから来年のために予約するのもアリ!?
ホテルのダイニングはやっぱり楽しい!と再認識させてくれる『ヒルトン東京』の『TSUNOHAZU』。
2014年末に大規模なリニューアルを果たし、話題を呼んだが、世界のホテルダイニングのなかでも類を見ない“ボーダレスな楽しさ”に魅了されて通う常連が増え続けているという。
中国料理の『王朝』、和食と鮨の『十二颯』、バー『ZATTA』にゾーニングされた美食の空間は行き来が自由で、ゲストは気の向くままに好きな店の料理を楽しむことができる。なかでも肉好きから絶大な支持を集めているのが『メトロポリタングリル』だ。
「オーストラリア産レンジャーヴァレー 穀物飼育 ブラックアンガス(リブアイ)250g¥7,000。270日以上かけて長期飼育されたグレインフェッドのブラックアンガス牛は、赤身の旨さを引き立てる上質なサシが入っているのが特徴」
ガラス張りのグリルカウンターや、ヒマラヤ岩塩を用いた熟成庫など肉好きの本能を刺激する空間作りにも余念がない。人気のT−ボーンやさまざまな肉が盛られたテイスティングプレートを、美味しく楽しく食べさせるためのスパイスコンシェルジュが常駐しているのも頼もしい。
ワゴンで運ばれる塩やマスタードが、肉の味わいをいっそう引き立ててくれる。「肉の〆は『王朝』のタンタン麺!」という遊び心に満ちたデートができるのもうれしい限りだ。
「ゲストの目をひくガラス張りの熟成庫。温度や湿度が管理された庫内で旨みの到達点を待つ。現在扱うのは、オーストラリアのレンジャーヴァレーで穀物飼育されたブラックアンガスと力強い旨みを持つアメリカ産のブラックアンガス」「一番人気は直径1.8mの特注グリルカウンターを眺められるテーブル席。肉が焼き上がるのを今か今かと待つ時間も楽しい」
2003年に『グランド ハイアット 東京』が開業した際、充実したレストランのラインアップの中でも、とりわけ目を引いたのがここ『オーク ドア』だ。ホテルで味わう肉料理の選択肢として、威風堂々たるステーキが登場したことは実にエポックメーキングな出来事だった、とは、近年ステーキに力を入れるホテルが増えてきたことを思えば、オーバーではないだろう。
ひときわ存在感を放つのは、やはりオープンキッチンで輝くウッドバーニングオーブン。その前で料理人たちが立ち働く様子も、実に活気がある。 天井が高くドラマティックな空間には、クリスマス気分も高まるはず。
ボリュームたっぷりのハンバーガーや、タラバガニのクラブケーキなどのシェフのスペシャリテも捨てがたいが、何をおいても味わいたいのは、やはりステーキ。オーストラリア産テンダーロインやリブアイ、USプライム、神戸牛、3~4名でシェアする国産F1トマホークなどラインアップは多彩。
お腹の好き具合やオケージョンに合わせて、グラム数を選べる肉がほとんどという、ダイナミックな料理+ホテルならではの細やかさも記憶に残るだろう。
「よどみない手つきで肉を焼き上げる、アメリカ出身の料理長、アダム・ノフシンガー氏。4つある巨大なオーブンをたくみに操る」
「オープンキッチンの傍らにあるのは、ガラス張りのミートロッカー。肉好きにとってはさながら金庫のよう!?断面も見事な肉塊や、骨付きのトマホークステーキ用の肉が、出番を静かに待つ」
「空間デザインを手がけたのは、世界の高級ホテルを数多く手がけるトニー・チー氏。『グランド ハイアット 東京』ではチャイナルーム、マデュロなども担当したが、とりわけここがお気に入りなのだとか」
店名を訳せば「銀の塔」。1582年3月4日、パリ5区・セーヌ河畔のサンルイ島前にできた旅籠から見えていた、銀色に輝く塔に因んでいるという。
旅籠の主が、店の紋章にこの塔を描いたのが、その後430年以上にわたり名店としての地位を保ち続けている『トゥールダルジャン』のルーツである。ここで供していた鴨料理が評判となり、加えて、料理した鴨をナンバリングするというアイデアによって、その名は世界に轟いた。「丸のままオーブンで焼いた後、同じ時間だけ休ませて余熱で中まで火を通した鴨肉は、しっとりとシルキーに仕上がる。ナイフ&フォークのみで切り分ける所作も美しく」
そして1984年9月。奇しくも開店400周年の年、『ホテルニューオータニ』に世界で唯一の支店が、ホテル開業20周年記念事業のひとつとしてオープン。以来、パリ本店の精神を、ここ東京で伝え続けているのだ。
扱う鴨は、言うまでもなくフランス産のシャラン鴨。ロワール地方の専門農家が昔ながらの放し飼いで育てたもの。鴨料理の殿堂であることは揺るぎない。
「料理とは、際限ない芸術である」。『トゥールダルジャン』の先代オーナー、クロード・テライユ氏が遺した言葉を体現する料理と空間で、贅沢なクリスマス・イヴを過ごしてみては?
「1921年6月21日、後に昭和天皇となる皇太子殿下がパリ本店を訪問。その際53,211羽目の鴨を召し上がったことを受け、東京店の鴨番号は53,212羽からスタート」
「圧倒的に豪奢な空間は、パリ本店のエスプリを正しく伝える。一方、窓の外に広がるのは、『ホテルニューオータニ』の見事な日本庭園。日仏の美が融合する」
『ホテルオークラ東京』のレストランには、多くのゲストに愛されてきた“絶対の一品”が、ある。
フランス料理の『ラ・ベル・エポック』は特選和牛フィレ肉のウェリントン風、鉄板焼の『さざんか』は、うす切りリブロースさざんか風、そして1962年の開業当時から変わらぬレシピを守り続けてきた『テラスレストラン』(改装により現在閉店)の伝統のローストビーフも『ホテルオークラ東京』を代表する美味のひとつだ。
ゲストの思いに応え、現在は『ダイニングカフェ カメリア』で提供。優美さと貫禄を備えたローストビーフは気高さを感じさせる味わいで、まさに“絶対の一品”と呼ぶにふさわしい。一度は食べてみたい味、クリスマス・イヴを選んで体験してみるのもいい。
「使い勝手のよいオールデイダイニングで極上の味を堪能して」
“ハレの日レストラン”の代表格として、はずせないのが鉄板焼き。美しい眺望や洗練されたサービス、そして厳選の美味をそろえるホテルの鉄板焼きダイニングならばなおのことだ。
『ウェスティンホテル東京』の最上階に位置する鉄板焼『恵比寿』に訪れるゲストの楽しみは、黒毛和牛の最高峰とも言われる恵比寿牛のステーキ。熟練の職人によるパフォーマンス、特別な恵比寿牛の味わいに気分が高揚するはず。
表面はしっかり焼き上げられ、なかはうるおいの膜でおおわれたようにしっとり。味、サービス、眺望が三位一体となってふたりの心を満たしてくれる。「華麗な鉄板捌きでゲストを魅了する成宮精三郎シェフ」
「大窓からは昼夜で異なる美景をのぞむことができる」
【東京カレンダーの関連記事】
そこでぴったりなのは、味も抜群、雰囲気の良さも確証されたホテルのレストラン!肉食なふたりが絶対に満足、そのまま泊ってしまいたくなるレストランをご紹介。いまから来年のために予約するのもアリ!?
シームレスな美食空間で迫力の肉料理を堪能! 『METROPOLITAN GRILL』
肉ラバーなふたりの心と胃袋を掴む極上のエンタメ空間
「国産牛T–Bone(1kg)¥24,000。USやオーストラリア産に比べて肉質が柔らかい国産牛を使用。個体差にもよるが牛一頭からとれるTボーンは約14本。ブラックトリュフの香る赤ワインソース、芳醇なバターを加えたマッシュルームソース、レモンタイムエマルジョン、甲殻類のタラゴンソースから1種を選んで」ホテルのダイニングはやっぱり楽しい!と再認識させてくれる『ヒルトン東京』の『TSUNOHAZU』。
2014年末に大規模なリニューアルを果たし、話題を呼んだが、世界のホテルダイニングのなかでも類を見ない“ボーダレスな楽しさ”に魅了されて通う常連が増え続けているという。
中国料理の『王朝』、和食と鮨の『十二颯』、バー『ZATTA』にゾーニングされた美食の空間は行き来が自由で、ゲストは気の向くままに好きな店の料理を楽しむことができる。なかでも肉好きから絶大な支持を集めているのが『メトロポリタングリル』だ。
「オーストラリア産レンジャーヴァレー 穀物飼育 ブラックアンガス(リブアイ)250g¥7,000。270日以上かけて長期飼育されたグレインフェッドのブラックアンガス牛は、赤身の旨さを引き立てる上質なサシが入っているのが特徴」
ガラス張りのグリルカウンターや、ヒマラヤ岩塩を用いた熟成庫など肉好きの本能を刺激する空間作りにも余念がない。人気のT−ボーンやさまざまな肉が盛られたテイスティングプレートを、美味しく楽しく食べさせるためのスパイスコンシェルジュが常駐しているのも頼もしい。
ワゴンで運ばれる塩やマスタードが、肉の味わいをいっそう引き立ててくれる。「肉の〆は『王朝』のタンタン麺!」という遊び心に満ちたデートができるのもうれしい限りだ。
「ゲストの目をひくガラス張りの熟成庫。温度や湿度が管理された庫内で旨みの到達点を待つ。現在扱うのは、オーストラリアのレンジャーヴァレーで穀物飼育されたブラックアンガスと力強い旨みを持つアメリカ産のブラックアンガス」「一番人気は直径1.8mの特注グリルカウンターを眺められるテーブル席。肉が焼き上がるのを今か今かと待つ時間も楽しい」
ホテルステーキの火付け役!? 本格ステーキならこちらへ『THE OAK DOOR』
薪のオーブンで焼くタフなステーキを
「鹿児島産A4テンダーロインステーキ(260g)¥20,800(税サ別)。フィレ肉ながら、ほどよくサシが入っていることで柔らかくジューシーな焼き上がりに。ソースは6種類から選べる。合わせて選べきワインは、ナパの高級ワイナリー「SILVER OAK」のカベルネ・ソーヴィニヨン」2003年に『グランド ハイアット 東京』が開業した際、充実したレストランのラインアップの中でも、とりわけ目を引いたのがここ『オーク ドア』だ。ホテルで味わう肉料理の選択肢として、威風堂々たるステーキが登場したことは実にエポックメーキングな出来事だった、とは、近年ステーキに力を入れるホテルが増えてきたことを思えば、オーバーではないだろう。
ひときわ存在感を放つのは、やはりオープンキッチンで輝くウッドバーニングオーブン。その前で料理人たちが立ち働く様子も、実に活気がある。 天井が高くドラマティックな空間には、クリスマス気分も高まるはず。
ボリュームたっぷりのハンバーガーや、タラバガニのクラブケーキなどのシェフのスペシャリテも捨てがたいが、何をおいても味わいたいのは、やはりステーキ。オーストラリア産テンダーロインやリブアイ、USプライム、神戸牛、3~4名でシェアする国産F1トマホークなどラインアップは多彩。
お腹の好き具合やオケージョンに合わせて、グラム数を選べる肉がほとんどという、ダイナミックな料理+ホテルならではの細やかさも記憶に残るだろう。
「よどみない手つきで肉を焼き上げる、アメリカ出身の料理長、アダム・ノフシンガー氏。4つある巨大なオーブンをたくみに操る」
「オープンキッチンの傍らにあるのは、ガラス張りのミートロッカー。肉好きにとってはさながら金庫のよう!?断面も見事な肉塊や、骨付きのトマホークステーキ用の肉が、出番を静かに待つ」
「空間デザインを手がけたのは、世界の高級ホテルを数多く手がけるトニー・チー氏。『グランド ハイアット 東京』ではチャイナルーム、マデュロなども担当したが、とりわけここがお気に入りなのだとか」
伝統と格式に培われた王道の鴨料理に酔う 『TOUR D’ARGENT』
世界が愛し続ける鴨料理を、東京で
「幼鴨のロースト マルコポーロ¥12,000(税サ別)は鴨胸肉に4種の胡椒を使ったソースとカラフルなガルニチュールを添えて。2013年から東京店のエグゼクティブシェフに就任したルノー・オージェ氏は、ソースや野菜の種類といった構成要素は昔からのルセットに忠実に、しかし盛りつけ方は時代に合わせてアップデート」店名を訳せば「銀の塔」。1582年3月4日、パリ5区・セーヌ河畔のサンルイ島前にできた旅籠から見えていた、銀色に輝く塔に因んでいるという。
旅籠の主が、店の紋章にこの塔を描いたのが、その後430年以上にわたり名店としての地位を保ち続けている『トゥールダルジャン』のルーツである。ここで供していた鴨料理が評判となり、加えて、料理した鴨をナンバリングするというアイデアによって、その名は世界に轟いた。「丸のままオーブンで焼いた後、同じ時間だけ休ませて余熱で中まで火を通した鴨肉は、しっとりとシルキーに仕上がる。ナイフ&フォークのみで切り分ける所作も美しく」
そして1984年9月。奇しくも開店400周年の年、『ホテルニューオータニ』に世界で唯一の支店が、ホテル開業20周年記念事業のひとつとしてオープン。以来、パリ本店の精神を、ここ東京で伝え続けているのだ。
扱う鴨は、言うまでもなくフランス産のシャラン鴨。ロワール地方の専門農家が昔ながらの放し飼いで育てたもの。鴨料理の殿堂であることは揺るぎない。
「料理とは、際限ない芸術である」。『トゥールダルジャン』の先代オーナー、クロード・テライユ氏が遺した言葉を体現する料理と空間で、贅沢なクリスマス・イヴを過ごしてみては?
「1921年6月21日、後に昭和天皇となる皇太子殿下がパリ本店を訪問。その際53,211羽目の鴨を召し上がったことを受け、東京店の鴨番号は53,212羽からスタート」
「圧倒的に豪奢な空間は、パリ本店のエスプリを正しく伝える。一方、窓の外に広がるのは、『ホテルニューオータニ』の見事な日本庭園。日仏の美が融合する」
伝統の味・ローストビーフを 気軽なオールデイダイニングで 『コーヒーショップ ダイニングカフェ カメリア』
端正な見ために違わぬしなやかな風味に感動
「ローストビーフ 温野菜添え¥4,110(税込・サービス料10%)。国産牛のサーロインを使用。105℃の低温で1時間半〜2時間、ゆっくり火を入れるのが“オークラスタイル”。ローストビーフの要となるソースは牛肉の出汁やスジ、香味野菜を4、5日かけて煮込んで作る。ワゴンで運ばれる塊肉をカットしてくれるサービスも評判」『ホテルオークラ東京』のレストランには、多くのゲストに愛されてきた“絶対の一品”が、ある。
フランス料理の『ラ・ベル・エポック』は特選和牛フィレ肉のウェリントン風、鉄板焼の『さざんか』は、うす切りリブロースさざんか風、そして1962年の開業当時から変わらぬレシピを守り続けてきた『テラスレストラン』(改装により現在閉店)の伝統のローストビーフも『ホテルオークラ東京』を代表する美味のひとつだ。
ゲストの思いに応え、現在は『ダイニングカフェ カメリア』で提供。優美さと貫禄を備えたローストビーフは気高さを感じさせる味わいで、まさに“絶対の一品”と呼ぶにふさわしい。一度は食べてみたい味、クリスマス・イヴを選んで体験してみるのもいい。
「使い勝手のよいオールデイダイニングで極上の味を堪能して」
音も匂いも景色もご馳走! シズル感溢れる鉄板焼き『鉄板焼 恵比寿』
煌めく夜景と輝く恵比寿牛でドラマチックなひとときを!
「恵比寿牛(サーロイン。恵比寿牛セット¥21,000より。税サ込)。コースは¥17,000から用意。旬の食材を用いた前菜にはじまり、最高級黒毛和牛の恵比寿牛、〆に年間500俵しか出荷しない希少な神子原米など、9品前後が供される鉄板会席コース¥27,000(税サ込)も人気」“ハレの日レストラン”の代表格として、はずせないのが鉄板焼き。美しい眺望や洗練されたサービス、そして厳選の美味をそろえるホテルの鉄板焼きダイニングならばなおのことだ。
『ウェスティンホテル東京』の最上階に位置する鉄板焼『恵比寿』に訪れるゲストの楽しみは、黒毛和牛の最高峰とも言われる恵比寿牛のステーキ。熟練の職人によるパフォーマンス、特別な恵比寿牛の味わいに気分が高揚するはず。
表面はしっかり焼き上げられ、なかはうるおいの膜でおおわれたようにしっとり。味、サービス、眺望が三位一体となってふたりの心を満たしてくれる。「華麗な鉄板捌きでゲストを魅了する成宮精三郎シェフ」
「大窓からは昼夜で異なる美景をのぞむことができる」
【東京カレンダーの関連記事】
- 週5組以上がプロポーズ!? 東京絶景レストラン「ここが特等席だ」7選
- クリスマスデートの2軒目に!恋が盛り上がるホテルのバー3選
- 気楽で旨い!麻布十番でデートに使える絶品B級グルメ6選