幻想的な山鹿燈籠、歴史の重みを感じる八千代座、そして温泉、レトロな建物も残る山鹿市は、熊本県の中でも、ちょっとノスタルジックな空気を漂わせる街です。今回は、そんな風情ある山鹿市についてまとめてみましたので、是非ご覧ください。
自然も豊かな山鹿市には「矢谷渓谷」があり、夏場は子供たちの遊ぶ声が響いています。国の特別天然記念物に指定されている「相良のアイラトビカズラ」は山鹿市菊鹿町相良にあり樹齢1000年とも言われています。
また、明治43年に建てられた芝居小屋「八千代座」は、ます席、桟敷などの客席構成、人力でまわす廻り舞台、花道、スッポンと呼ばれるセリなどの舞台構成などが、歴史を感じさせる建物です。
平安時代の終わりごろ、鹿が湯につかっているのを見て温泉を発見したと言われ、そこから山鹿の名もついたと言われています。江戸時代は「湯町」とも呼ばれ、街道と水運が交差する重要な役割を果たしてきました。
山鹿の街並みは、レトロな風情のある景色が楽しめます。その中でも、大正14年に開店した、旧安田銀行山鹿支店の建物は、現在山鹿灯籠民芸館としてその歴史を学べます。金剛乗寺の石門などと一緒に散策されると楽しめるところです。
通りを南下すると、昔大火事があった時に焼けなかった「火よけ地蔵」がちらりと目に入りますので、そこを横目に、菊池川方面へ移動。天保13年に創業した味噌、酢の醸造元「木屋本店」の重厚な構えが目に飛び込んできます。
米どころでもある熊本県には、山鹿をはじめ数多くの酒、味噌、酢、醤油などの蔵元があります。有名な八千代座や山鹿燈籠などもありますが、人力車に乗って、これら昔ながらの小さなスポット巡りをするのも、風情があります。
菊池川沿いの静かな空間を楽しみたい方には「山鹿ニューグランドホテル」をオススメします。山の幸をふんだんに味わえる和懐石は、地元の銘酒と良く合います。
山鹿を流れる菊池川流域は古くから良質の米の産地です。山鹿の名湯「さくら湯」の前(温泉プラザ)に「米屋のおにぎり米都」があります。かまどで炊いたお米を、注文を受けてから握る為、ふっくら甘味のあるおにぎりを頂けます。
米の産地だから出来る、牛のエサに米を使った「えこめ牛」(エコと米)は環境にも優しく、お肉自体もとっても柔らかいので、是非試してほしい食材です。
食のイベントの他にも、同じく9月~11月にかけて「古代への旅スタンプラリー」が行われ、山鹿とその周辺の地域と合わせて、催されるイベントに参加したり、博物館を見学したりします。「八千代座物語」では伝統の燈籠踊りを見物したり、八千代座の中を見学したりします。
温泉と文化と歴史、どれをとっても”懐かしさ”を感じるのが山鹿の魅力だと思います。様々な施設も密集していますので、気軽に歩いて散策できるところも便利ですよ。
素材提供:トリップアドバイザー
1.山鹿市について
熊本県の北部に位置する山鹿市は、市内を菊池川が流れ、酪農や農業がさんな場所です。また、歴史も古く、800年続く温泉や、”よへほ節”に合わせて踊る山鹿燈籠踊り、明治の芝居小屋”八千代座”など文化的価値の高いものも数多く残っています。自然も豊かな山鹿市には「矢谷渓谷」があり、夏場は子供たちの遊ぶ声が響いています。国の特別天然記念物に指定されている「相良のアイラトビカズラ」は山鹿市菊鹿町相良にあり樹齢1000年とも言われています。
2. 山鹿市の魅力について
山鹿市の魅力はその伝統文化にあると言えます。木や金具は一切使わず、和紙と少量の糊だけで作られる山鹿燈籠は、室町時代の「金灯篭」に始まります。一人前の灯篭師になるには最低10年はかかるという程の伝統工芸品は、現在も「山鹿燈籠祭り」でその優雅な姿を見る事が出来ます。また、明治43年に建てられた芝居小屋「八千代座」は、ます席、桟敷などの客席構成、人力でまわす廻り舞台、花道、スッポンと呼ばれるセリなどの舞台構成などが、歴史を感じさせる建物です。
3.山鹿市の歴史について
平安時代の終わりごろ、鹿が湯につかっているのを見て温泉を発見したと言われ、そこから山鹿の名もついたと言われています。江戸時代は「湯町」とも呼ばれ、街道と水運が交差する重要な役割を果たしてきました。
山鹿の街並みは、レトロな風情のある景色が楽しめます。その中でも、大正14年に開店した、旧安田銀行山鹿支店の建物は、現在山鹿灯籠民芸館としてその歴史を学べます。金剛乗寺の石門などと一緒に散策されると楽しめるところです。
4. 山鹿市の観光スポット
山鹿の温泉は、一度枯れてしまったことがあります。その時、金剛乗寺の住職が薬師堂を建てて温泉の復活祈願をすると、再びお湯が湧いたと伝わっています。その薬師堂は国道から南西に入った所に、現在もひっそりと立っており、12月20日には「温泉復活祭」が行われています。通りを南下すると、昔大火事があった時に焼けなかった「火よけ地蔵」がちらりと目に入りますので、そこを横目に、菊池川方面へ移動。天保13年に創業した味噌、酢の醸造元「木屋本店」の重厚な構えが目に飛び込んできます。
米どころでもある熊本県には、山鹿をはじめ数多くの酒、味噌、酢、醤油などの蔵元があります。有名な八千代座や山鹿燈籠などもありますが、人力車に乗って、これら昔ながらの小さなスポット巡りをするのも、風情があります。
5. 山鹿市の宿泊施設
とろとろの泉質で美人の湯としても有名な「山鹿温泉 寿三」のお湯は地元の人にも人気の温泉です。他にも、熊本の黒毛和牛の料理や、バリエステなどが堪能できます。建物は街並みに面しているので、夜の風情ある山鹿の風景を楽しめますよ。客室は全室数寄屋造りでこだわりが見えます。菊池川沿いの静かな空間を楽しみたい方には「山鹿ニューグランドホテル」をオススメします。山の幸をふんだんに味わえる和懐石は、地元の銘酒と良く合います。
6. 山鹿市の食
山鹿を流れる菊池川流域は古くから良質の米の産地です。山鹿の名湯「さくら湯」の前(温泉プラザ)に「米屋のおにぎり米都」があります。かまどで炊いたお米を、注文を受けてから握る為、ふっくら甘味のあるおにぎりを頂けます。
米の産地だから出来る、牛のエサに米を使った「えこめ牛」(エコと米)は環境にも優しく、お肉自体もとっても柔らかいので、是非試してほしい食材です。
7. 山鹿市のイベント情報
山鹿の秋は「栗」一色に染まります。西日本一の栗の産地だけあって、毎年9月になると”栗フェスタ”が行われます。加盟店で行われるスタンプラリーがあり、スタンプを3つ集めると、厳選栗スイーツが貰えます。この他にも「栗ざんまいフェア」「マロンフェスタ」など栗にちなんだイベントが続きます。食のイベントの他にも、同じく9月~11月にかけて「古代への旅スタンプラリー」が行われ、山鹿とその周辺の地域と合わせて、催されるイベントに参加したり、博物館を見学したりします。「八千代座物語」では伝統の燈籠踊りを見物したり、八千代座の中を見学したりします。
8.詳細
■ 基本情報
- ・名称:熊本県山鹿市
- ・アクセス:R鹿児島本線玉名駅から九州産交バス50分 山鹿バスセンター下車。
- ・公式サイトURL:http://www.yamaga-kankoh.hinokuni-net.jp/ (山鹿探訪なび)
温泉と文化と歴史、どれをとっても”懐かしさ”を感じるのが山鹿の魅力だと思います。様々な施設も密集していますので、気軽に歩いて散策できるところも便利ですよ。
素材提供:トリップアドバイザー