一生に一度は見てみたい！流氷！！紋別で流氷が見られる時期や観光の服装について徹底解説します！

遠いロシアから北海道にやってくる流氷。年によって、時期によって、時間によって、気まぐれに表情を変える流氷は、見ることができればラッキーです。そんな流氷を一生に一度は見てみたいと思いませんか？紋別で流氷を見るためのポイントを解説します。

紋別で流氷が見られる時期は？

流氷は、ロシアにあるアムール川河口でできた氷が風や海流にのって北海道海沿岸までくるので、北海道の冬とは少し時期がずれて見られるようになります。通常は1月下旬ごろから沖の方に見ることができるようになり、流氷が接岸するのは2月中旬です。このころから3月上旬ごろにかけて見頃を迎えます。
3月中旬から、岸を離れはじめ着岸した流氷とは違った美しい風景を見せてくれます。

紋別の流氷観光の服装は？

冬のオホーツク沿岸はマイナス20度にもなることがあります。さらに海風が吹くためさらに体感温度は低くなります。そのため、快適に流氷観光を楽しむためには防寒対策はしっかりとすることをお勧めします。
ドライスーツを着れば万全ですが、一般的な流氷観光では風を通しにくいダウンコートがいいでしょう。ダウンの下は保温性のあるフリースやセーターがお勧めです。下はジーンズなどのパンツスタイル（女性のスカートはNGです）が良いです。ジーンズは冷たくなりやすいので下には保温性のあるものをはいておく方が無難です。 また、途中に立寄る建物内などは暖房が効いていますので、暖かい所ではすぐに脱ぎ着しやすい服装がお勧めです。

紋別の流氷のみどころは？

流氷まつり

毎年２月初旬に紋別市の海洋公園ガリヤゾーンで、大小数十基の氷像が美を競う流氷祭りが開催されます。これらの氷像は、夜になれば数々のイルミネーションでライトアップされて、七色に輝く神秘的な氷柱に生まれ変わります。天然氷で作られたメインステージでは歌謡ショーや氷柱ガマン抱きつき大会などの参加型イベントが盛りだくさんです。また、地元特産品の味覚市コーナーの食べ歩きや、バーベキューを楽しむこともできます。

流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱ

流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱはオホーツク海の流氷の中を力強く進む流氷クルージングです。流氷で埋め尽くされたオホーツク海を、流氷を砕きながら豪快に突き進む迫力は、船上にいても氷を割る音と振動が伝わってくるほどの臨場感があります。浮かんでいる流氷をバスケットですくって乗客が直に流氷に触れることのできるのも、流氷の海にいることを実感させます。 また、アザラシやオオワシなど、北海道ならではの野生動物たちが姿を見せるかもしれません。

流氷科学センター「GIZA」

北海道立オホーツク流氷科学センターは流氷をわかりやすく紹介している、流氷をテーマにした『見て』・『触って』・『体験』できる博物館です。厳寒体験室は、氷点下２０度のオホーツクを再現し、本物の流氷が１年中展示され直接触ることができます。このほか、100匹以上見られるクリオネコーナー、360度の円形ドームで映像を映し出すアストロビジョン、流氷観測室、透明度の高い氷の水族館や、凍るシャボン玉体験など遊び感覚で 流氷が学べるコーナーが人気を呼んでいます。

流氷岬

流氷岬は紋別市渚滑町のオムサロ原生花園隣にある流氷の絶景ポイントです。岬という名前がありますが、浜辺です。浜に出て流氷を直接手に触れることができるのも流氷岬の魅力の一つです。真っ白な流氷原の雄大さもさることながら、３月下旬に見せる、青い海にフェードアウトする北へ帰る白い流氷の光景は一見の価値があります。寒いのはどうもという方は、隣接オムサロ原生花園で熱いコーヒー を飲みながら、この景色を楽しむこともできます。

氷海展望塔　

オホーツクタワー 氷海展望塔は紋別沖のオホーツク海に立ち、海中観測ができるタワーです。流氷の時期になると、海底自然観測室から流氷の下の世界を直接見ることができます。氷上から見る世界とは全く違う流氷下の神秘的なクールブルーの世界です。展示室ではオホーツク海の魚や流氷の妖精と呼ばれるクリオネの展示もあります。

流氷ウォーク

流氷ウォークはちょっと勇気のいることですが、北海道の冬ならではの体験型アクティビティです。流氷の上を歩だけでも冒険ですが、保温性のあるドライスーツを着て流氷の海に浮かんだりして、これぞ北海道という楽しみ方ができます。 運が良ければ、流氷の天使「クリオネ」にも出会えるかもしれません。

参加者の声