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多摩川の上流、東京都青梅市にある金剛寺にはとても大きくて美しいしだれ桜があります。都心からも1~2時間で来れる金剛寺の魅力を紹介したいと思います。金剛寺とは?
金剛寺は正式には青梅山無料寿院といい、承平年間(931~938)平将門によって開かれた真言宗のお寺で、本尊は白不動明王画像です。山門は室町建築の遺構として東京都の重宝に指定されています。境内にある樹齢約150年のしだれ桜は有名です。都心から少し離れているので、観光客も少なく、しっとりと落ち着いた雰囲気の静かなお寺です。金剛寺の魅力 御利益
金剛寺の魅力は2本の木。一つは樹齢150年のしだれ桜で、高さ20mから長く垂れ下がった枝が見事で、淡紅色の花が満開になると見事です。もう一つは青梅市の名前の由来になったともいわれている梅の木です。昔、平将門が馬の笞の代わりにしていた1本の梅の枝を地面にさして自分の運命を占ったところ、梅は成長しましたが、その実は秋になっても黄色くならず青いまま地面に落ちたところから「青梅」と呼ばれ青梅の地名になったといわれています。現在の梅は2~3代目のものと言われ今も青いままです。大正11年に「将門誓いの梅」として天然記念物に指定されました。
金剛寺の見どころ おすすめスポット
青梅鉄道公園
鉄道開通90周年を記念して青梅市永山に旧日本国有鉄道が開園しました。鉄道開業時に使われた蒸気機関車や0系新幹線など貴重な鉄道文化財の実物の車両を保存、展示しています。実際に客室に乗ったり蒸気機関車の運転席に入ったりでき、楽しく鉄道を理解できる施設になっています。記念館には貴重な資料が展示され2階には鉄道のジオラマがあり小さいながら実際に走っている姿を見ることができます。釜の淵公園
多摩川が流れている地形をそのまま利用して自然を保護する公園になっています。多摩川を渡るために2本の橋がかかっていて、上流の柳淵橋は鉄骨のつり橋、下流の鮎美端は斜張橋。橋の手前の駐車上にクルマを 止めて徒歩で橋を渡って公園に行きます。公園の近くには青梅市立美術館などもあります。旧宮崎家住宅
釜の淵公園内にある郷土博物館の隣に青梅市成木から移築された江戸時代中期に建築された農家。東京都西北部の山間によくある農家で入母屋造りの屋根は杉皮と茅を混ぜて葺いたトラ葺で、内部は囲炉裏と広間が一緒になった広間型です。入り口付近には釜など昔の生活用品がおかれています。小規模ですが、当時の状態がよくわかる建物です。金剛寺に訪れた人の声
青梅市、金剛寺の枝垂れ桜。こちらも見事だ! pic.twitter.com/KZJAI8RmUJ
— こーむ (@koumu_84) 2014, 4月 5
【東京】日の出に映える高雄楓を追う目に滴る露のたま(「将門誓いの梅」という木が青梅市金剛寺にあるそうです。地名の由来になったこの木になる実はずっと青いままなのだとか) #dodoitsu #地図を詠む
— 上野 (@watercomes) 2012, 2月 22
しだれ桜: 先日、ドライブがてら、あるお寺に咲いているしだれ桜を観にいきました!
満開でとても美しかった。
青空も味方してくれました青梅市金剛寺というお寺でした。
しだれ桜ファンとしては嬉しい場所だね。 http://bit.ly/a1Fzgm
— ラスカル (@deluxerascal) 2010, 4月 12
金剛寺の詳細
■ 基本情報
- ・名称:金剛寺
- ・住所:東京都青梅市天ケ瀬町1032
- ・アクセス:JR青梅線青梅駅から徒歩15分
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0428-22-2554
- ・料金:無料