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東青梅駅を降りて、田舎道を15分ほど歩くと森林地帯を切り開いたような菖蒲園が見えてきます。青梅市の花菖蒲で有名な「吹上しょうぶ園」には、広大な園内に約10万本の白や紫など色鮮やかな菖蒲が植えられています。吹上しょうぶ園とは?
吹上しょうぶ公園は、貴重な谷戸地を保全するためにつくられました。 多摩丘陵の谷戸地は長い時間をかけて浸食され形成された谷状の地形であり、霞丘陵の一角、勝沼城跡歴史環境保全地域に囲まれた谷戸と、その周辺の環境資源を積極的に活かし、花菖蒲を主体とした公園として整備しています。吹上しょうぶ園の魅力
霞丘陵の一角にある谷戸地を環境保全のために整備した同園では、初夏の訪れとともに約2.1ヘクタールの敷地に紫や白、青、ピンクなど約200種10万本のハナショウブが咲き誇り、のんびりと散策する人、スケッチをする人、写真を撮る人などで賑わいます。“谷戸”であるから両脇には木々の茂った緑の尾根が横たわり、その中に抱かれるようにして水田の跡地を利用した菖蒲園には木道が設けられ、あるいは畦道を利用した散策路が整備され、咲き誇る花菖蒲と緑濃い里山の風景を楽しみながらゆったりと散策を楽しむことができます。
吹上しょうぶ園の見どころ
見渡すかぎり一面の花菖蒲
2.1ヘクタールという面積を利用して植えられている花菖蒲は200種超、10万本ほど。花菖蒲は品種によって開花期も少しずつずれるため花菖蒲を鑑賞できる時期がとても長く、その規模は大きく、花菖蒲の咲き誇る谷戸を見渡す景観は壮観です。花菖蒲と里山
吹上しょうぶ公園の最大の魅力は10万本の花菖蒲と緑濃い里山の風景との取り合わせです。端正な日本庭園で鑑賞する花菖蒲も風情があって良いですが、里山風景の中に咲く花菖蒲もまたそれとは違ってとても良い風情があります。吹上花しょうぶまつり
開花の時に合わせて6月には「吹上花しょうぶまつり」を開催。まつり期間中の土曜日曜には公園内でハナショウブのポット苗と切り花の販売。またガイドボランティアが無料でハナショウブ・動植物・施設などを案内してくれます。吹上しょうぶ園を訪れた方の声
青梅市吹上しょうぶ園 pic.twitter.com/sAjmdAN6dD
— n~a (@tanakaohamishi) 2014, 6月 21
@iwhat1116 青梅 吹上菖蒲園 見頃でした pic.twitter.com/kyDHUI08oi
— 岩hide@tama (@iwhat1116) 2013, 6月 15
青梅市吹上しょうぶ園は今がまさに見頃。ボランティアさんの懇切丁寧な解説でいっそう趣深く楽しめました。 pic.twitter.com/FnlaXRWVbL
— 東京小平ロータリークラブ (@kodairaRC) 2014, 6月 15
基本情報
■ 基本情報
- ・名称:吹上しょうぶ園
- ・住所:青梅市吹上425番地
- ・アクセス:JR青梅線東青梅駅北口より徒歩15分
- ・入園時間:9時~17時(入園は16時45分まで)
- ・定休日:12月~2月休園
- ・電話番号:0428-22-1111(まちづくり経済部公園緑地課)
- ・料金:200円(小学生以下無料) ※開花時期のみ有料。
- ・オススメの時期:6月中
- ・公式サイトURL:https://www.city.ome.tokyo.jp/koen/shobu_koen.html
吹上しょうぶ公園で、初秋になると彼岸花が咲きます。昔ながらの里山の風景を残す吹上しょうぶ公園の初秋の澄んだ青空の下、緑濃い風景の中に咲く彼岸花の鮮やかな赤はよく似合います。本格的な秋の訪れを告げる花々を愉しみながら、ゆっくりと園内を巡ることができます。入場は無料です。