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三重県を代表する工業都市、四日市。立ち並ぶ工場の風景は、夜になるとがらりと表情を変え、工場夜景都市として名を知られています。また鉄道ファンには、平成27年に新たなスタートを切った「四日市あすなろう鉄道」で有名ですね。そんな四日市市のおすすめ観光スポットを5つ、ご紹介します。
1.四日市コンビナート夜景
四日市の観光スポットで外せないのが、このコンビナート夜景です。その景色は、工場鑑賞愛好家からは「聖地」と言われるほどの見事さ。一度は訪れたい工場夜景都市とも言われています。美しく輝く夜景は上空や陸上、海上からと、鑑賞する場所によって異なる表情を見せてくれます。港に並ぶコンビナートが、無数の照明で照らされ夜闇に浮かび上がる様は、海面に映ることでより幻想的な雰囲気に。海上からその景色を楽しめる夜景クルーズも人気です。キラキラと輝く光が水面で揺れる、ロマンティックな夜景をぜひご堪能あれ。
■ 基本情報
- ・名称: 四日市コンビナート群
- ・住所: 四日市港一帯 (夜景クルーズは四日市港埠頭ビルにて集合/四日市駅から無料送迎バスあり ※要予約)
- ・アクセス: 東名阪自動車道四日市東ICから車で約15分
- ・参考サイトURL:http://kanko-yokkaichi.com/ (四日市観光協会)
2. 四日市港ポートビルうみてらす14
四日市港の開港100年を記念して建設された、14階建ての高層ビル「四日市港ポートビル」。その最上階にある展望展示室「うみてらす14」では、地上90mの高さから四日市港や伊勢湾、遠くはセントレアや鈴鹿山脈を見渡すことができます。展望室内には、四日市港の歴史がわかる展示も行われています。通常営業は17時までですが、土曜と7~11月の金曜は夜21時まで営業され、工場夜景を上空から楽しむことができます。幻想的な風景は、デートスポットとしてもぴったり!週末に予定が合うときは、是非夜の四日市港の様子をゆっくり楽しんでみてください♪
■ 基本情報
- ・名称: 四日市港ポートビル展望展示室「うみてらす14」
- ・住所: 三重県四日市市霞2-1-1
- ・アクセス: JR富田浜駅から徒歩約15分
- ・営業時間: 9:30~17:00(土曜及び7~11月の金曜は21:00まで)
- ・定休日: 水曜(祝日の場合は開館)、12月29日~1月3日
- ・電話番号: 059-366-7022
- ・入場料: 一般300円、小中学生150円、小学生未満無料
- ・公式サイトURL: http://www.yokkaichi-port.or.jp/umiterras14/
3.四日市市立博物館
2015年3月にリニューアルした、四日市市立博物館。館内には日本初8k(e-shift)プロジェクターを採用したプラネタリウムや、弥生・室町・江戸時代の四日市の様子が原寸大で再現された常設展「時空街道」、そして公害や環境に関する展示が行われている「四日市公害と環境未来館」などがあります。5階にあるプラネタリウムは、9500個の恒星それぞれの固有の色まで再現され、限りなく本物に近い繊細で美しい星空を鑑賞することができます。フロア内にはJAXAの展示などもあり、宇宙の港がイメージされたつくりは、近未来的な雰囲気を楽しめるかも♪
また「四日市公害と環境未来館」では産業発展の展示や、四日市公害裁判に関する映像が上映されています。駅からも近く、四日市の歴史やこれからについて考えさせられる博物館。お子様の勉強のために行くのもよいですし、実は大人こそ見て学ぶことも多いはず。是非時間をかけてご覧になって下さい。
■ 基本情報
- ・名称: そらんぽ四日市(四日市市立博物館・プラネタリウム・四日市公害と環境未来館)
- ・住所: 三重県四日市市安島1-3-16
- ・アクセス: 近鉄四日市駅より徒歩3分、JR四日市駅より徒歩20分
- ・営業時間: 9:30~17:00(入館は16:30まで)
- ・定休日: 月曜(祝日の場合はその翌日)、年末年始・臨時休館日(6月、9月、12月、3月にそれぞれ1週間程度)
- ・電話番号: 059-355-2700(四日市市立博物館・プラネタリウム)、059-354-8065(四日市公害と環境未来館)
- ・入場料: 無料 (特別展・企画展は展覧会により異なる、プラネタリウムは大人540円、高・大生380円、小・中生210円)
- ・公式サイトURL: http://www.city.yokkaichi.mie.jp/museum/
4.ばんこの里会館
萬古焼とは三重県を代表する焼き物で、優れた耐熱性が特徴です。その特性を活かした、紫泥の急須や土鍋がとくに有名です。館内では萬古焼の販売が行われており、窯元から直接取り寄せるからこそ手に入る希少な品や、お値打ち価格の商品を購入することができます。また陶芸教室も行われており、一日だけの陶芸・絵付け体験や、本格的に学べる定時陶芸教室も行われています。陶芸体験は大人一人2500円、絵付け体験は素材により異なりますが1000円から体験できます。四日市で受け継がれてきた歴史ある焼き物を、思い出作りに是非作ってみてはいかがでしょうか?
■ 基本情報
- ・名称: ばんこの里会館
- ・住所: 三重県四日市市陶栄町4-8
- ・アクセス: 近鉄川原町駅から徒歩約5分
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 月曜 (夏期・年末年始は休館日あり)
- ・電話番号: 059-330-2020
- ・入館料: 無料(陶芸体験は別途料金設定あり)
- ・公式サイトURL: http://www.bankonosato.jp/
5.南部丘陵公園
丘陵地を活かして整備された、四日市市最大の総合公園です。北ゾーンと南ゾーンに分かれた広い敷地には、芝生広場や大型遊具があり、散策しながら一日中楽しむことができます。南ゾーンには一年中無料開放している小動物園も!日曜にはウサギとふれあうことができます。また園内には栗林や梅、桜、ツツジなどの花や木々も多く、四季折々の風景を楽しむことができます。ボランティアの方に管理されているデイキャンプ場 (要予約)もあり、市内外から多くの方が訪れます。お子様を連れて遊ぶもよし、大人同士で運動不足解消を兼ねて散策するもよし!の公園です。
■ 基本情報
- ・名称: 南部丘陵公園
- ・住所: 三重県四日市市西日野町・東日野町・大字日永・大字泊村・波木町・貝家町
- ・アクセス: 近鉄四日市駅より三重交通バス「医療センター」下車徒歩10分など
- ・電話番号: 059-354-8197(四日市市 市街地整備・公園課 公園係)
- ・参考サイトURL: http://www.city.yokkaichi.mie.jp/ryokuchi/nanbu/
いかがでしたか?他にもB級グルメのとんてきや、生産量日本一の「かぶせ茶」など気になる魅力がたくさんあります。産業と文化が調和した港町、四日市で是非楽しい時間をお過ごしください!