Elsie Lin
京都を流れる鴨川は、暴れ川としても知られています。勾配が急であることや平安京には北山伐採により河原が市街地になったことも原因。左京区の出町柳より上流が賀茂川、高野川と賀茂川の合流地点より下流を鴨川と呼ぶなど名前が2つなのも珍しいです。そんな鴨川には色んな逸話があることを知っていますか? この地域のおすすめ記事
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1.鴨川とは?
上流と下流では水の流れも違うので、鴨川の方が静かで落ち着いた雰囲気があります。鳥が多いのも魅力で、鴨に白鷺、青鷺にかもめが羽を休めにやってきます。京都の人にとっては「鴨川で一息入れる」ような馴染んだ場所で、ある意味公園でもあるのではないだろうか?と感じてしまうのです。2.鴨川の魅力
文学にも登場する鴨川は京都の看板でもあり、整備された歩道は散策にぴったりではありませんか!静かなせせらぎを聞きながらのんびりするのはカップルだけでなく、鳩の姿もたくさん見ることが出来ます。変わった飛び石があちらこちらに見られたり、行事が行われたりと京都の季節をも感じさせてくれるのも非常に特徴的なものです。
3.鴨川の見どころ・お勧めポイント
1.飛び石が面白い
鴨川には飛石があちこちにあります。親子やカップルで飛び石を渡る姿を見ることが出来てほのぼのした気持ちにさせてくれます。府立植物園横の飛び石はおにぎりのような三角が整列。少し小さめなので、ゆっくり歩かないと落ちそうですね。賀茂大橋近くには亀石と千鳥石があり2つに分かれています。石も大きく、カップルで渡りやすいですよ。その他にも舟形などもあり景観的に上から見ても面白いものです!出来れば全てを飛んでみたくなりますね。
2.桜と紅葉
北山大橋から北大路橋ね半木の路と三条大橋から四条大橋までの堤防には紅垂枝桜がまるでトンネルのようになり美しい姿を見せてくれます。左右で異なる風景が見れるのも楽しいですよ。秋は紅葉、春は美しい桜で楽しませてくれる鴨川は、秋には色を落とす桜や榎木の落ち葉が風に舞い上がり土手を彩る姿を見ることが出来ます。
3.鴨川納涼床
四季折々で、鴨川の流れも異なるので合わせてゆっくりと身を委ねたくなります。鴨川の河原に作られた特設の座敷で、川の流れを楽しみながら涼をとる。何とも贅沢な食事の風景が見られます。鴨川周辺は、街中でもあるので京料理だけでなく中華なども楽しめます。昼床は5月と9月だけですが夜床とは違った風情を楽しむことが出来ます。梅雨から夏に掛けての暑い時期は食中毒防止の為に営業はしていませんのであしからず。
4.等間隔に座る人達
鴨川はデートスポットとしても有名ですが、河川敷には何故か等間隔で座る人達の姿があります。無意識なのか、大体3メートル前後の感覚のようですがこれは「同調効果」といって、慣れない場に入るとそこにあるものに合わせてしまう、ルールを自分たちで作るようです。
自分達の心地よい空間を作るために感覚で間をあけているのが「鴨川の当たり前」となっているようですね。人に迷惑を掛けずに、二人だけの世界を作り出すにはこの感覚が必要なようです。カップルがズラリと並んでいるのも珍しくはありませんか?
4.鴨川を訪れた人の声
鴨川なうー 雨やんだ〜 pic.twitter.com/iMVrAsF3v2
— 夢来山@来夢(ムクヤマ ライム) (@mukuyamarai) 2015, 3月 14
今日の鴨川デルタ (@ 鴨川デルタ in 京都市, 京都府) https://t.co/40PAV820OR pic.twitter.com/cFaFai2uZZ
— ˆ◊ˆ (@piyopiyoclub) 2015, 3月 6
鴨川のゆるーい心地よさが寺社仏閣に勝るとも劣らず。 pic.twitter.com/bVLI2zUmHr
— question no.13 (@question_no13) 2015, 3月 6
5.鴨川の詳細
基本情報
- ・名称:鴨川
- ・住所:京都府京都市下京区下木屋町通四条下ル三又路角
- ・電話番号:075-414-5282(京都府建設交通部河川課)
- ・公式サイトURL:http://www.pref.kyoto.jp/kamogawa/