男旅におすすめ♪雷電海岸の魅力

かっこいい名前がついた海岸が北海道の奥地にあるのをご存知ですか？この海岸の名前は「雷電海岸」。断崖絶壁の荒々し岩肌がむき出しだしになった姿が見られますよ。男性の方に特にお薦めな場所です。

１．雷電海岸とは？

北海道南西部の、日本海に面する後志（しりべし）支庁岩内（いわない）町から蘭越町にかけての岩石海岸一帯を言います。雷電山 (1212m) の西北麓が日本海側の没する所にあり，かつては交通上の難所として知られていました。安山岩質の岩石海岸で各所に滝などが落下する景色が見られます。

２．雷電海岸の魅力

なんと言ってもその雄大な景色でしょう。海岸線は海食崖や奇岩が多く、その昔義経とエゾにきた弁慶が刀を掛けたという伝説が残っています。付近には雷電温泉もわき出ていてかつては観光地として賑わっていました。海岸線をトンネル工事したことから、昔程の景色は見られなくなったものの、今でもツーリングや、ドライブなどに選ばれる場所です。

３．見どころ

雷電温泉

雷電海岸の近辺には、温泉が湧出しています。その雷電温泉はセッコウ泉で58℃もあり，ニセコ積丹（しやこたん）小樽海岸国定公園に含まれています。残念ながら雷電温泉にはお宿はもうなくて、お隣の「岩内温泉」にいくとホテルなどありますので、そちらをご利用下さい！

貴重な岩肌

雷電温泉の手前の駐車場から、刀掛け岩・傘岩と積丹半島の西海岸が見どころです。刀掛け岩は、表面の岩肌がギザギザに切れこんでいて刀に似ている事から、この名がつきました。もうひとつ傘岩と言われる岩は、見た瞬間に驚くほどの形状で、その形が傘の様な形から名づけられました。荒々しくてたくましいこの岩肌が、自然に作られたなんて凄いですね。

ブランド果物

雷電海岸を含む積丹半島付近は、メロンやスイカの産地です。特に「らいでん西瓜」は、初競りで毎年、2玉10万以上の高額で取引されるというくらい凄いすいかです。大玉、小玉、長形など、さまざまな品種を栽培・出荷しています。

またらいでんメロンは赤肉種の、果汁がしたたりおちるようなジューシーさが人気のブランドメロンです。メロンとネギの混植栽培だそうで、第二回環境保全型農業推進コンクール農林水産大臣賞受賞をしています。