京都の難読地名でもある向日町(むこうまち)は向日明神を地域神に持つ地域で、その向日町に住民の足となるのがJR向日町駅です。近辺には「桓武天皇皇后陵」があるなど、京都らしい観光スポットもあるなど魅力に溢れた向日町駅の紹介をしたいと思います。
1.「向日町駅」とは?
阪急電鉄京都線東向日駅が徒歩5分ほどの距離にあり、こちらは草津方面と大阪方面の列車が発着しています。地域神である「向日明神」から駅名がついたようで、開設当時は大阪駅からの終着駅として官設鉄道の管轄でしたがのちに東海道線の所属となり今ではJR西日本の駅として稼働しています。
2. 乗り入れ路線
JR京都線が乗り入れていて新大阪・大阪・三ノ宮方面と京都・草津方面も列車が発着しています。JR京都駅まで快速で6分、各駅停車で7分と観光地中心部へのアクセスも良好。JR大阪駅へは快速で32分、各停車でも37分とくいだおれにも快適に移動できます。
3.近辺の見どころ・お勧めポイント
向日神社
向日山に鎮座する向日神を奉り、上ノ社(向神社)、火雷大神を奉る下ノ社(火雷神社)の2つの神社が1つになったものです。室町時代の「流れ造り様式」の建築物であり重要文化財に指定されるなど、落ち着いたその姿は鎮守にふさわしい姿。長岡京の中心にもなった場所でもあり、「長岡宮」は向日神社の麓にありは東の建てられていたそうです。桜の名所でのあり、春には祭りも開催され美しい桜が愛でられます。
蔵王堂光福寺
京都の六斎念仏でも有名な光福寺では、毎年8月31日の八朔祭で「久世六斎念仏」が行われます。国の重要無形民俗文化財指定でもあり、「京の七森」 と呼ばれた 「蔵王の森」があるなど見どころも充分!!平安時代に村上天皇が、平安京の 裏鬼門を封じる鎮守として創建させた村上天皇の勅願により創建された勅願寺でもあります。蔵王堂には「蔵王権現」が安置されており、薬師堂、弁天堂、子守勝手社、仁王門も素晴らしいできなのでここは見ておきたい!!
乙訓寺
ぼたんの名所で「ぼたん寺」とも呼ばれている乙訓寺は、推古天皇勅願で聖徳太子が創建とされる寺院です。国指定重要文化財の「木造毘沙門天立像」が安置されている他に、弘法大師が別当として在住した寺としても有名なんです。「今里の弘法さん」として多くの人に崇敬され大勢の参拝者が、ぼたんの季節になるとやってきます。見頃は、4月中旬から5月上旬で境内いっぱいに咲くぼたんはまさに極楽浄土の美しさ。
4.口コミ
長岡京 乙訓寺 今年1番気に入ってる写真です pic.twitter.com/cTYC8bUUw5
— 佐清 (@undead128) 2015, 10月 5
蔵王堂光福寺さんの仁王様。 pic.twitter.com/h7MCaVGwRH
— Ta-tu Hatanaka (@Ta_tuHa) 2014, 10月 7
そういえば今日の向日神社は一味違った pic.twitter.com/42uTzcS2LZ
— 長﨑祐介 (@0825Yuusuke) 2015, 9月 20
5.詳細
■ 基本情報
- ・名称: 向日町駅
- ・住所: 京都府向日市寺戸町久々相
- ・営業時間: 7:00~20:00
- ・電話番号: 0757489736
- ・公式サイトURL: http://guide.jr-odekake.net/station/0610119/
長岡京の中心であったこの周辺には、有名な神社や寺も多く歴史的な風景がみられます。特に飛鳥・平安に興味のある人は回ってみてはいかがでしょうか。